知人は、治療スケジュールが決まり、およそ1ヶ月間を予定する入院となりそうだ。
緊急入院 のときとは違い、今回はあらかじめ準備をしての入院で、本人としては身の回りのものは、一応最低限のものを揃えて持っていったと思われる。
見舞い品として何がいいか、ネット検索してみたら、オモシロイ記事がいっぱい。
持って行く側としては当たり前みたいな品だが、もらう側としてはトンデモなく迷惑なものというのが結構な品数で判明。(笑)
花とかケーキとかお菓子とか缶詰とか本とか・・・
食事制限あって食べられないのに塩分過多な食品とか日持ちのしない生菓子とか
アレルギーで苦しんでるのに生花や、「寝付き(根付き)」ということからタブーとされる鉢植え持ってったりとか。
結構、これは~というのがあって、どうしようかいろいろ考えた結果・・・
元々が ”おせっかい” のσ(^^)ワタシは、あったら便利かな、使うかな、と気を利かせて(余計なお世話??)あれこれと持っていった。
まぁこれは、知人としての見舞い品というより、どちらかというと身内としての道具揃えかな。
持っていってみて本人が必要なければ、次の見舞いで訪問した際に持ち帰ればよいという判断のもとである。
ここではそれらを羅列したい。
もし、身内や友人に入院する方が現れ、見舞いに何がよいか迷った場合に参考になれば嬉しい。
■クリアボックス
20センチ四方くらいの蓋つき手つきのクリアボックス。 ベッドデスク上に置き、メガネや箸など普段使いのものを入れるため本人希望。 少し大きめのボックスの方がよい。 始めに考えていたよりも 「あれも入れたいこれも入れたい」 ものが出てくるようである。
■湯のみカバー
直径6センチほどの、塗りの蓋。 湯飲みやマグカップに乗せてホコリよけとする。 お茶や水を入れたカップにティッシュをふんわりかけていたので、あると便利かなと2つ持参した。
■オモシロ系
孫の手。ご主人が持参してました。
折り紙。 「やってみません?」 と見せたら、「昔やっていたんだ。でも忘れてしまった」 とニッコリ笑ってくれて、「やってみましょ♪」 と言いながら折鶴をその場でひとつ折って置いて来た。 次に行くときにネットでいくつか折り方を検索印刷して持って行きます。 やるやらないは本人任せ。
■ちょこっと道具
毛抜き、はさみ(ミニでOK)、爪きり、耳掻き、綿棒・・
毎日使うものではないので以外と忘れがち。
■割り箸・塗り箸と箸箱
前回訪問時、使い捨ての割り箸を数膳 持参していたのだが数が少なかったため、洗って使っていた。 お弁当用の箸箱と塗り箸を持参。他に割り箸も持っていった。
■リップクリーム
冬なので窓を開けることもできず病院内は乾燥しているかもと考えた。 好みがあるのでリップクリームは薬用の無味無臭のものをチョイス。 女性なのだが、案の定、唇はカサついていてカサブタ状になっていた。 「よかったら使って下さい」 と置いてきた。
■厚手のウェットティッシュ
普段使いのティッシュとは別にウエットティッシュを。 個室なので洗面台はついているが、手を洗うために立ってそこまで行く前に ”ちょっと濡れティッシュを” に便利かと。
■ストロー
自宅ではよくストローを使っていたということで喜んでもらえた。
お茶や水を飲むときに、ペットボトルだったり湯のみだったりするが、誤嚥 (誤って嚥下。食道を通り胃に進めべきものが、飲み込む力が弱いために飲み込めずに気管から肺に入り肺炎になります) 防止のため持参。 ストローだと、一気に飲み込むことなく一口ずつゆっくり飲めるのだそうだ。
ただし、人によっては逆にゴクゴク飲んでしまう人もいるので注意してください。
■ホワイトボードとマーカー、マジックボード
ホワイトボードとマーカーは解りますよね。 20センチほどの小さなものです。
マジックボードとは、幼稚園くらいの子がよく遊んでいそうな磁石を利用したボード。
ペン先の磁石の磁力で砂が吸い付けられ版に黒くマーキングされます。連続すると文字を書けたり図形を書けたりします。レバーをスライドさせて砂磁石を落とすとボードは白紙に戻るという、アレです。(笑)
トイレやリハビリなどで病室(ベッド)を留守にするときなどにちょっとメモしておくと、見舞いに来た人に伝わりやすいです。
■洗濯洗剤・食器洗剤
洗濯洗剤 コインランドリー等で使える一包ごとの洗剤。 コンビニなどで売ってます。 病院が近くで汚れ物を持ち帰れるならいいですが、長距離になると毎度通うことは難しいです。 見舞いに行って話をしている間に洗濯(乾燥含め)終ると助かりますよね。
食器洗剤とスポンジ 毎回食事に使用した箸を洗うのに、水洗いだけでは取りきれない場合があり(綺麗に洗ったつもりでも数日後カビが!)、たまに洗剤を使って洗いたいのではと思った。
■ごはんの友
食事制限のある場合は注意が必要です。あらかじめ確認してからにしましょう。 (知人は食事制限はありません)
体力をつけてもらわなければならないので病院提供食を少しでも食べて欲しく、普段自宅で食していた梅干しやタラコ、今日はフリカケ5種詰め合わせと、岩のりの小瓶をもって行きました。
■飲料数点
食事制限のある場合は注意が必要です。あらかじめ確認してからにしましょう。 (知人は食事制限はありません)
ヤク*ト、ヤク*トジョア(飲むヨーグルトの類?)、トマトジュース、フルーツゼリー等 食欲のない時でも少しなら飲める、喉を通るものがおすすめ。 本人が好きなものを選んであげるとよいです。
ただし、糖尿病を患っている方は血糖値管理の関係もありますので飲料や食品のチョイスは慎重に。
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病院は、入院した知人に対して食事制限等は設けておりません。
今回、知人には 『とにかくご飯をおいしく食べて体力をガッチリつけてもらう』 ことを前提にいろいろ持って行きました。
上記を参考にされる際には、病院の方針や治療方針などきちんと確認してくださった上で参考にしてください。m(_ _)m