2011年10月7日の、実家裏の火災から、もう4年が経つ。
時が過ぎゆくのは早いものだね。
自分も歳を重ねた証拠だね。
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トイレの話。
焼けた建物を撤去した際、棟続きだった実家は、大家さんの申し出により、
焼けた通路沿いに存在した ”物置” と ”トイレ” を修繕してくれることになった。
以前から比べると、内装もきれいになり、見た目は良くなった。
しかし、トイレはいつも独特の匂いに悩まされていた。(泣)
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改装工事の際、大工さんがつけてくれた排気用換気扇。(正面中央の黒い四角)
実に可愛らしい。(^^;
だが。
築80年を越える 「保存マス(箱)」は、恥かしい話だが、常に匂いに悩まされ、何十年も困惑していた。
大家さんに何度か水洗工事を含む改築の申し出をさせていただいたが、住宅事情や金銭的な絡みもあり
うまくは進まなかった。
50年近く前に、両親が実家を借りる際に契約して下さった大家さんは10年以上前に逝去され、
現在、代替わりした大家さんとのお付き合い。
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「築80年です。古いです。ごめんなさい」
そんな言葉で、逃げられる範ちゅうを越える。
何とかしなければ。
だが、何をどうすれば良いのか判断がつかずに、何年も無駄に過ごしてしまっていた。
きっかけがあった。
詳しくは割愛するが、2日前、「今やらなきゃ!」が発動した。
下準備は必要だ。
1.換気扇を設置する際に必要な外枠。
2.どのサイズにするか。
3.工事にかかる時間は。(出勤してからの3時間ほどで片付くのか & 工事中にお客さんが使用する危険性)
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いろいろ考えて、
まずは自宅で在庫していた木枠を持ち込み、サイズを計り、羽根サイズ20cmの換気扇なら大丈夫と確認した。
さっそく換気扇を購入、交換作業開始。
写真:取り外した、従来ついていた換気扇。
残念ながら、このサイズでは 日常的に発生するトイレの悪臭には負けてしまっていた。
脱臭機能どころか、「ただ回転しているだけ」の動きでしかなかった。
写真:旧来の換気扇をはずしたあとへ、自宅から持ち込んだ木枠を固定。
穴だらけなのは、クギ跡。 後からペンキを塗る予定。
微妙に手が届かず、しかし狭い場所で脚立も持ち込めず、
考えたあげく花壇周りで使っていたブロックを二つ持ち込み、足場とする。
もう、何でもあり の世界。(笑)
写真:旧来の換気扇は、この穴サイズのもの。
それでは「間に合わなかった」ため、室内へ漏れる悪臭だった。
それではダメでしょ!
穴は小さくても、これまで使用の換気扇よりデカイもので 【強制排気】 してやろうじゃないの! という方針。
写真:ホームセンターで羽根径25センチの換気扇を購入。
木枠は横長だが、右寄りに固定し、シャッター開閉を確認、コードを固定。
写真:羽根を取り付ける。
写真:カバーを取り付ける。
スイッチひもを引き、稼働を確認。(^^)v
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さて、次の仕事は 「ばあちゃんによる ペンキ塗りを含むお化粧 【見た目のオシャレ】 だわ (笑)
あとは頼んだよ!‼(笑)