「イチャリバチョーデー」とは直訳すると「出会えばみな兄弟」という意味だそうです。沖縄の人々は琉球王国の昔から船に乗り東アジア各地を訪れて友好を深め、その結果、中継貿易が発達し琉球王国も栄えてきたそうです。
東南アジアの古い資料を見ても、琉球人の人の良さは定評があったようで、中国人からも「礼節に従い淳風美俗」と記されています。それに比べて、日本人は東洋各地で悪評高く「狡猾・狼貧」と言われていたそうです。狼貧って、辞書にも載ってなかったけど、たぶん狼のように狡賢くて貧しい心の持ち主っていうことですよね。ひどいなぁ。
この2匹、ベニツケタテガミカエルウオとホシゴンベが、「いちゃりばちょーでー」と思っているかどうかはナゾですが、なんとなく横目でお互いの様子をうかがっているように見えます。
写真提供:Chinatuさん。いつも素敵な写真をありがとう!
観光客の方々も、みんな一緒にカチャーシー。“いちゃりばちょーでー!”
沖縄のことわざ集 この中で私が好きなのは、
砂糖ぬ 甘さとぅ、コーレーグスぬ 辛さ 取れー 何すが
砂糖から甘さ、唐辛子から辛さ、それを取ったら何の意味も無い。人それぞれの個性を奪ってはならない。個性を尊重する事の大切さを説いた言葉ですが、一見欠点に見える特徴も、使い方次第で長所になるということだと思います。
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