大阪府警が、高校生いじめ自殺を再捜査。
大阪府警によると、男子生徒は昨年10月27日朝、
商業施設跡地で首をつって死亡しているのを通行人が発見した。
携帯電話に「お金を催促されているけど払えない」という文書が残っていたことから、
家族が同署に捜査を要請。
同署は同級生や学校側などから事情を聴いたが、
昨年末、証拠不十分として捜査を打ち切っていた。
ひったくりを強要されていたとの情報もあり、今後、同級生らから再度、事情を聴くという。
【毎日新聞・山田泰正】
大阪府警が当時の同級生らからひったくりを強要されていた疑いがあるとして、
強要や恐喝の容疑で捜査を始めたことが27日、分かった。
関係者によると、男子生徒は「金を払えない」とのメモを残して自殺しており、
遺族が府警に捜査を依頼したが、昨年12月、証拠が不十分として捜査を打ち切っていた。
府警は、新たにひったくりを強要された疑いが浮上したとして、
周辺から事情を聴くなどの捜査を再開したという。
生徒の父親は「ひったくりを強要されていたという話は、息子の友人も以前から話をしていた。
どうして(自殺から)9カ月もたっての捜査再開なのか」と話している。
【産経新聞】
大阪府警は、友人からのいじめが原因だった可能性があるとして、捜査を始めた。
この問題で府警は、少年が友人から金を脅し取られていた疑いがあるとみて調べたが、
「裏付けがとれない」として捜査を打ち切っていた。
しかし26日になって、別の友人から新たな証言が得られたため、
改めて捜査することにしたという。
持っていた携帯電話に、特定の男子高校生の名を挙げ、
「呪う」「お金が払えない」などとメッセージを残していたことから、府警が恐喝容疑で捜査。
名指しされた高校生らから事情を聞くなどしたが、
立証が困難として、約2か月後に打ち切っていた。
【読売新聞】
ネットの力はすごい!
9ヶ月前のいじめ自殺事件を、大阪府警が、やっと捜査するそうです。
表向きは、新事実(ひったくりを強要)が出たので、捜査再開、だって。
見え見えですね。
9ヶ月前は、何にも捜査していなかったんですよ。
大津市いじめ自殺事件をネットがとり上げたからです。
それと、学校と教育委員会が、ネットの力に恐れをなして、
警察に協力する腹を決めましたね。
ネットの力に、身の危険を感じたんでしょうね!
学校も教育委員会も、少しは人間の心を取り戻すでしょう~?
ネットの力で、教育委員会廃止論が、国会で取り上げられそうになりましたから。