熊日新聞・日曜日特集の【読書】のページから一部を抜粋です。
堤 未果著:「政府はもう嘘をつけない」を読んだ阿木津 英さんの感想です。
1%に乗っ取られた国家。
アメリカの現在は、日本の近未来。
読んでいくうちに、あまりにも暗い未来がそくそくと身に迫って、落ち込む。
6年前、同著者の【ルポ貧困大国アメリカ 2】(2010年・発行)を読んだときは、
アメリカ中間層の崩壊と若者貧困化の実態に唖然とし、
やがて日本も後追いするのかと半信半疑だった。
今、それは私たちの現実となりつつある。
半信半疑?? 富裕層の感覚はそんなもんでしょう~ね!
今でも半信半疑なんでしょう~ね。
現実となりつつある。 じゃないです、なっています。
下流老人、貧困層、にならないと分かりませんね。
貧困層・下流老人の私は、2008年・発行の【ルポ貧困大国アメリカ1】を読んだとき、
九州は、アメリカと同じ貧困地帯だと思いました。
新自由主義経済により、中間層は破壊され、貧困層へ突き落とされたのです。
アメリカが好景気だと、数年送れて東京も好景気に、
さらに数年遅れて九州へ、だそうです。
しかし、不景気は即、九州へです。
アメリカの貧困は、即九州へやってきました。
この国も、新自由主義・税制改革によって、富の集中が行われました。
富がますます富みを産むようになったのです。
相続税、贈与税、所得税等の最高税率を下げ、富を集中させたのです。
相続税、贈与税、所得税の最高税率を元に戻せばいいのです。
経営トップの年収10億円、非正規社員の年収200万円前後、
こんな馬鹿な所得格差は産まれてきません。
所得税 + 住民税の最高税率を95%に戻せばいいのです。
この事を叫ぶと、「何を言っているのか分からん」 の感想です。(大笑い)
富裕層には貧困層の声は聞こえないし、届きません。
やっと、気がつきました、自ら貧困層、下流老人にならないと、
政治によって格差社会が創られている事が理解できないのですね。
【何を言ってるのか分からない!】 富裕層の感想です。
【政治の力で貧困層は無くせる!】 私と同じ下流老人の感想です。
阿木津 英さんの記事の一部を下にスキャンしました。
堤 未果著 【政府はもう嘘をつけない】 角川新書
昨日、近くの本屋さんに買いに行きましたがありませんでした。
街中の本屋さんに行ってきます。
熊日新聞をスキャンしました。
今日もコメントゼロの記事のアップとあいなりました。(笑い)