富田元治のブログ

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熊本地震、元通りにする力。

2019年02月03日 | 熊本大地震

元通りにする力の危機。

今日の熊日新聞、日曜論壇の見出しです。

災害列島、日本が復旧、復興どころか、元通りにならない、

と提言されています。

 

東北大震災、熊本地震、福岡豪雨、広島、岡山、愛媛の豪雨、

大阪北部地震、などなど、復旧、復興どころか、

元通りになっていません。 全く、その通りです。

 

原因は資材不足、人手不足だそうです。

人手不足???

68歳の男(私)がハローワークに行っても、仕事はありません。

仕事を選ばなければ仕事はある、との声が聞こえてきますね!!

現実を知らない人の声です。

 

仕事は無いです。65歳以上の仕事は、ハローワークにはありません。

ハローワークには、年齢、学歴不問の求人票ばかりです。

あほみたいな法律で、年齢、性別、学歴で差別するなとなっていますから。

窓口に求人票を持って行くと、『はい、紹介状を出します』 と即答です。

 

ハローワークの紹介状に、履歴書を添え求人先に郵送します。

数日後には、郵送した履歴書が送り返されてきます。

『ご要望にお答えできません』 の言葉を添えて送り返されてきます。

ハローワークの紹介状と履歴書を、数十通も送ると経費もかかります。

 

ハローワークの職員さん、『紹介状を出します』。

私、『その前に、68歳の男を採用するか電話で聞いてください』。

職員さん、『残念ながら65歳までだそうです』。

私、『68歳の男を雇う会社を探してください』

職員さんが、パソコンで数件探し出し、電話されます。

職員さん、『残念ですが、今のところは見つかりません』。

 

私、『テレビ、CMで夜間警備員の仕事を募集していますね、そこに電話してください』。

窓口の職員さんが電話されます。

職員さん、『やはり、65歳までのようです』

 

この職員さんも、臨時採用の職員さんなんでしょうね!!

なにしろ、公務員の約5割も臨時採用の職員さんです。

非正規社員は6割を超え、非正規の公務員も5割を超え、

出稼ぎ外国人も増えるばかりの自己責任日本です。

 

こんなものです。

人手不足なんですかねぇ~?

1月29日の熊日新聞に載っていました。

外国人労働者が熊本県内で1万人突破、 増加率は全国1位の記事が。

 

 

熊本労働局は1月28日、県内で働く外国人労働者が、

2018年10月末時点で1万155人と過去最多を更新し、

初めて1万人を突破したと発表した。

 

前年同期と比べ31.2%の増加で、増加率は全国の都道府県でトップだった。

熊本県で働く外国人は技能実習生で、10年前の4倍近くに増えている。

 

熊本労働局職業対策課は

「県内も全国と同様に人手不足が続いており、外国人労働者の増加はしばらく続く」

とみている。

 

69歳の男がハローワークに行っても仕事がないのに、

人手不足とマスコミは報道します。

 

出稼ぎ外国人の増加はしばらく続くとも報道します。

出稼ぎ外国人労働者は、日本に家族で生活しています。

しかし、移民ではないそうです。

 

出稼ぎ外国人(技能実習生)は、日本人が嫌がる仕事に付いています。

今年の4月から、大量の出稼ぎ外国人労働者が参加して、

日本版・新カースト制の貴族社会が築かれます。

富の一極集中政策で、日本版・新カースト制度が作られました。

 

今年の4月から、新たに35万人の外国人技能実習生がやってきます。

年金だけでは生活できない日本の老人の仕事は益々無くなります。

 

高齢者の生活保護受給者が益々増加します。

出稼ぎ外国人の増加と、高齢者の生活保護受給者の増加の競争社会になってきました。

 

小泉・竹中が創った自己責任社会は、出稼ぎ外国人と、生活保護の高齢者と、

権力者による人殺し(パワハラ自殺、子殺し)を生んだだけです。

 

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