元通りにする力の危機。
今日の熊日新聞、日曜論壇の見出しです。
災害列島、日本が復旧、復興どころか、元通りにならない、
と提言されています。
東北大震災、熊本地震、福岡豪雨、広島、岡山、愛媛の豪雨、
大阪北部地震、などなど、復旧、復興どころか、
元通りになっていません。 全く、その通りです。
原因は資材不足、人手不足だそうです。
人手不足???
68歳の男(私)がハローワークに行っても、仕事はありません。
仕事を選ばなければ仕事はある、との声が聞こえてきますね!!
現実を知らない人の声です。
仕事は無いです。65歳以上の仕事は、ハローワークにはありません。
ハローワークには、年齢、学歴不問の求人票ばかりです。
あほみたいな法律で、年齢、性別、学歴で差別するなとなっていますから。
窓口に求人票を持って行くと、『はい、紹介状を出します』 と即答です。
ハローワークの紹介状に、履歴書を添え求人先に郵送します。
数日後には、郵送した履歴書が送り返されてきます。
『ご要望にお答えできません』 の言葉を添えて送り返されてきます。
ハローワークの紹介状と履歴書を、数十通も送ると経費もかかります。
ハローワークの職員さん、『紹介状を出します』。
私、『その前に、68歳の男を採用するか電話で聞いてください』。
職員さん、『残念ながら65歳までだそうです』。
私、『68歳の男を雇う会社を探してください』
職員さんが、パソコンで数件探し出し、電話されます。
職員さん、『残念ですが、今のところは見つかりません』。
私、『テレビ、CMで夜間警備員の仕事を募集していますね、そこに電話してください』。
窓口の職員さんが電話されます。
職員さん、『やはり、65歳までのようです』
この職員さんも、臨時採用の職員さんなんでしょうね!!
なにしろ、公務員の約5割も臨時採用の職員さんです。
非正規社員は6割を超え、非正規の公務員も5割を超え、
出稼ぎ外国人も増えるばかりの自己責任日本です。
こんなものです。
人手不足なんですかねぇ~?
1月29日の熊日新聞に載っていました。
外国人労働者が熊本県内で1万人突破、 増加率は全国1位の記事が。
熊本労働局は1月28日、県内で働く外国人労働者が、
2018年10月末時点で1万155人と過去最多を更新し、
初めて1万人を突破したと発表した。
前年同期と比べ31.2%の増加で、増加率は全国の都道府県でトップだった。
熊本県で働く外国人は技能実習生で、10年前の4倍近くに増えている。
熊本労働局職業対策課は
「県内も全国と同様に人手不足が続いており、外国人労働者の増加はしばらく続く」
とみている。
69歳の男がハローワークに行っても仕事がないのに、
人手不足とマスコミは報道します。
出稼ぎ外国人の増加はしばらく続くとも報道します。
出稼ぎ外国人労働者は、日本に家族で生活しています。
しかし、移民ではないそうです。
出稼ぎ外国人(技能実習生)は、日本人が嫌がる仕事に付いています。
今年の4月から、大量の出稼ぎ外国人労働者が参加して、
日本版・新カースト制の貴族社会が築かれます。
富の一極集中政策で、日本版・新カースト制度が作られました。
今年の4月から、新たに35万人の外国人技能実習生がやってきます。
年金だけでは生活できない日本の老人の仕事は益々無くなります。
高齢者の生活保護受給者が益々増加します。
出稼ぎ外国人の増加と、高齢者の生活保護受給者の増加の競争社会になってきました。
小泉・竹中が創った自己責任社会は、出稼ぎ外国人と、生活保護の高齢者と、
権力者による人殺し(パワハラ自殺、子殺し)を生んだだけです。