氷河期世代にコロナの寒風 失職、再就職ままならず。
新型コロナウイルスの影響で「就職氷河期世代」が苦境に陥っています。
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富裕層の要求に応じ、小泉竹中改革で労働法を破壊し、
低賃金の派遣労働者を大量に創り出しました。
竹中平蔵が小泉内閣の政策会議で堂々と主張しました。
「首を切れない正社員なんて雇えないですよ!」
「法律を変え、何時でも首にできる低賃金の労働者を認めるべきです」と。
竹中平蔵が、何時でも首にできる非正規社員だらけにしたのです。
小泉純一郎と竹中平蔵が創り出した「就職氷河期世代」の人々が、
コロナ禍で明日の見えない日々を送っています。
非正規社員だらけにした竹中平蔵は、菅内閣の経済ブレーンです。
令和元年に政府は、
この就職氷河期世代の正規雇用を30万人増やすと閣議決定しました。
”へ” の突っ張りにもならない正規雇用30万人計画です。
誰も期待などしていませんが、
正社員30万人 雇用計画を公表した以上、形だけは造ります。
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【 書類選考で『会ってみたいな』と思う人が面接に呼ばれます。
書類には自分の強みを書いて、ほかの人と差別化して・・・】。
2021年1月15日、大阪市浪速区で行われた氷河期世代向けのキャリア研修で、
キャリアコンサルタントが、真剣に抗議をしています。
参加者4人が深くうなずいています。
この研修は厚生労働省の「不安定就労者再チャレンジ支援事業」の一環で、
正社員としての就職を目指す35~54歳の人が対象の講義です。
オンラインと対面を組み合わせた2カ月間の研修の後、
企業とのマッチングを行い、就職の斡旋を支援します。
大阪市内に住む40代の男性は、昨年5月末に派遣会社から契約を打ち切られ、
再就職先が決まらずに「わらにもすがる思いで応募した」といいます。
それまでは派遣先で、パソコンのセットアップの仕事をしていたが、
昨年4月以降仕事が減り、解雇され、研修に参加しています。
兵庫県伊丹市の40代女性は、
「6月以降は失業保険で暮らしてきたが、今月で切れてしまう。
派遣社員は真っ先に解雇されるので、正社員を目指したい。
フリーのデザイナーとして長年働いていたが、
コロナで急に仕事がなくなった。
正社員には保障があるがフリーにはない」 と話します。
氷河期世代は、2000年代ごろから就職活動を始めた人々です。
小泉・竹中改革の時代とみごとに重なります。
この小泉改革以降、不本意ながら非正規雇用で働いたり、
就職できずに引きこもりになったりした人々が大勢います。
政府は支援が必要な人を約100万人程度と推計し、
正規雇用者を30万人増やす目標を掲げ、令和元年に行動計画を策定しました。
令和4年度までに650億円を上回る予算を投じる計画です。
計画の初年度となる今年度(令和2年)は、コロナ禍により就職環境は悪化し、
昨年8~9月には正社員有効求人倍率は0・78まで落ち込みました。
研修に参加した兵庫県内の40代の女性は、
「昨年11月、経理事務の求人1人に4千人が応募しているのを見て
『採用される気がしない』と思った」と打ち明けます。
大阪労働局の担当者は、
「コロナ禍が続けば、雇用調整助成金を活用して雇用を維持している企業が倒産し、
さらに雇用状況が悪化する可能性もある」と懸念します。
研修を請け負う大原学園就職支援センターの篠藤亮事業部長(60)は、
「不安定な雇用で長い年月を過ごし、能力があるのに下を向いてしまった人も多い。
この世代の困難さに、コロナが追い打ちをかけている」と指摘します。
研修の講師を務めるキャリアコンサルタントの松本英子さんは、
「現在の求人状況では自分がやりたい仕事ができるとはかぎらないが、
過去の職種にこだわらず、変化を怖がらずに視野を広げてほしい」と強調します。
その上で「自分に自信を持ち、強みを見つけることが大切だ」と話しています。
分かり切ったことを話してもね~!
富裕層の世襲の為に破壊された労働法を復活させない事には、
何時でも首にできる奴隷労働者は 無くなりません。
労働法を破壊し、派遣社員だらけにした竹中平蔵を市中引き回しの刑に!
そして、火あぶりの刑に!!