富田元治のブログ

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熊本大地震 11

2016年05月11日 | 熊本大地震

揺れが止まりません。

揺れに、すっかり慣れてしまいました。

震度3ぐらいのドドーンの音、揺れでは、目も覚めません。(笑い)

落ち着いたものです。

さて、

◆ 仮設住宅 ◆

プレハブ工法の仮設住宅は、1戸700万円前後、

在来工法(木造工法)の仮設住宅は、1戸450万前後かかるそうです。

yahooニュースより、以下転載。

プレハブ仮設住宅は約2週間と速さでは勝る。

しかし、プレハブ仮設住宅は冬に寒く、夏に暑いなど居住性は十分ではなく、

東日本大震災では二重ガラスへの交換、

風呂の追いだき機能設置など追加工事が相次ぎ1戸あたりの費用が700万円前後になった。

熊本県は今回、プレハブ仮設住宅に同様の額を想定している。

同協会によると木造仮設住宅は450万円程度で建設できる。

熊本県は県土の63%が森林で林業振興をはかってきた。

八代地方はイグサが特産で、木造仮設住宅は県産材を多用し、復興につながる利点もある。

また一部の木造工法では、恒久住宅への転用も可能だ。

(以上yahooニュースから転載)

 

◆ みなし仮設住宅 ◆

民間賃貸住宅を県市町村が借上げ、避難者に貸し与える。

いい制度だと思いますが・・・・・・・。即、入居できますし。

全壊もしくは解体を伴う大規模半壊、じゃないと、家賃が自己負担になります。

この家賃自己負担がネックなのです。

赤紙、黄紙の家に余震におびえながら住んでおられます。

『仕事も無くなり、お金も無くなり、傾いた家に住むしかない。』

マスコミが報道しない被災者の切実な声です。

一部損壊でも、みなし仮設住宅に入居できるようにすればいいのです。

 

マスコミがとり上げない被災者の声。

【住む家も無くなり、仕事も無くなり、お金も無くなった。

せめて、住む家だけでもどうにかしてくれないかな~!】

 

諸事情で、指定された避難施設に行かれていない被災者が大勢おられます。

昼間は、赤紙、黄紙が貼られた家で過ごし、夜は近くの公園で車中泊されています。

雨の日は一日中、車の中だそうです。

 

被災者は軽自動車で車中泊、そして炊き出しに並びます。

東京都の舛添要一知事は、豪華な公用車で別荘へ。

そして、税金で家族との食事会です。

議員の先生方も、税金で国内旅行、海外旅行を楽しみ、

楽しんだ日々の日当までもらっています。

法に触れることはありません。自分達が創った法律です。

おかげ様で、国の借金は1049兆円です。

国民一人当たり約826万円です。

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熊本大地震 10

2016年05月09日 | 熊本大地震

熊本地震、揺れが止まりません。

日本の震度は10段階です。

震度 0(無感)   震度 1(微震)    震度 2(軽震)   

震度 3(弱震)  震度 4(中震)  

震度 5弱(強震) 

震度 5強

震度 6弱(烈震)

震度 6強

震度 7 (激震) 

の10段階です。

気象庁は、震度6弱の揺れに注意するように呼びかけています。

【ゆれ疲れ】の住宅に、震度6弱がくれば潰れますね。

安全な部屋で休みたい。地震被災者の声です。

 

◆ みなし仮設住宅 ◆

県市町村が、民間賃貸住宅を借上げ、避難者に無料で提供する制度です。

【おぅ~!いい制度じゃない!これはいい~!!】と思うでしょう~?

数年後には解体する仮設住宅を造るより、よほど良い制度です。

ところが・・・・・・、これは、見せ掛けの制度ですね。

申込者が少ないそうです。

 

みなし仮設住宅の申込者が少ないのは、

取り壊し前提の大規模半壊を含む全壊住宅(小冊子から)の条件があるからです。

認定調査は、全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

半壊、一部損壊の認定だと、【みなし仮設住宅】の家賃は自己負担になります。

税金で借上げる【みなし仮設住宅】です。

熊本市営住宅と同じく、一部損壊の避難者にも無料で提供すれば良いのです。

避難所生活は心身ともに堪えます。

賃貸住宅のオーナー、避難者にとっても良い事だと思いますが・・・・・・。

 

仮設住宅建設にこだわるのは、税金に群がる輩のせいかなぁ~?と勘ぐります。

仮設住宅建設(1戸数百万円)より、ずーと安上がりです。

家賃も、1戸当たり6万円以下の条件をはずし、6万円以上は自己負担にすれば良いのです。

避難者が求めているのは、安心して眠れる部屋なのです。

 

熊本市内の全ての小中高校も、明日10日(火曜日)から、全校再開します。

自宅に住めない避難者は、【拠点避難所】に移動しなければなりません。

 

住む場所も無くなり、仕事も無くなり、お金も無くなった。

避難者の声です。

 

 

小泉純一郎、竹中平蔵の新自由主義経済(トリクルダウン)で、

富裕層は益々富み、貧困層は益々貧困になりました。

そして、今回の大地震です。

日産のゴーン氏は、日本で10億円の年収があり、

フランスのルノーから、さらに8億円の年収です。

フランス議会で、ゴーン氏の高額な年収が問題になっています。

問題になるのは当然です。

ところが、トリクルダウン経済の日本では、全く問題になりません。

富裕層の議会の先生方は、自分の首を絞めることなど絶対しません。

 

今回の地震で、仕事も、住む家も、お金も無くなった・

肥後もっこす (がんこもん) の熊本県人です。

小泉元総理が言った自己責任で、頑張るんでしょうね?

 

明らかな富裕層優遇政策、所得税率の改悪、富の再分配など気にもせず、

富裕層になれないのは小泉・竹中が言う自己責任だと思っていま~す。

震度6弱の揺れが来ないことを、八百万神(やおろずのかみ)に祈るだけです。(笑い)

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熊本大地震 9

2016年05月09日 | 熊本大地震

【住む家も、仕事も、お金も無くなった。】

マスコミが報道しない被災者の声です。

 

揺れが止まりません。

明日10日(火曜日)から、熊本市内の全ての小中学校が再開します。

学校再開に向けて、避難者の移動が始まりました。

県災害対策本部の集計では、

益城町・4,312人、熊本市・5,263人の方が避難生活をされています。

 

自宅近くの公園で車中泊されている被災者、

エレベーターも使えず、水も出ない高層マンションで生活されている被災者、

危険の赤紙が貼られた戸建住宅、要注意の黄紙が貼られた戸建住宅、

ブルーシートに覆われ、基礎や壁に亀裂の入った住宅で生活されている被災者は、

発表される5,236人の避難者には含まれていませんね。

 

72万人の全熊本市民が被災者と言っていいほど、被害は甚大です。

コンビにも午前10時~午後5時までの営業がほとんどです。

ショッピングモールも1階のみ営業しています。

もちろん、シネコン映画館は全館閉館です。

新市街の電気館のみ、土曜日から2階部分だけ営業を始めました。

3~4階は閉館のままです。

 

下通り、上通り、飲み屋街、閉まったままのお店ばかりです。

もちろん、熊本市内唯一の鶴屋デパートも閉店のままです。

 

テレビ報道では、益城町(ましきまち)ばかり報道されています。

益城町役場と熊本市役所は、直線距離で10キロです。

熊本市役所は壊滅的な被害を受けた熊本城の隣です。

益城町に隣接する熊本市内の被害も甚大です。

発表される以上の避難者がおられるのも事実です。

 

【住む家も、仕事も、お金も無くなった。】

マスコミが報道しない被災者の声です。

 

水前寺公園に隣接するジェーンズ邸の画像をネットから無断拝借。

熊本県内最古の西洋建築・ジェーンズ邸

日本赤十字、発祥の地。

ジェーンズ邸

崩壊したジェーンズ邸(水前寺公園のお隣にありました。)

熊本市内の被害も甚大です。

 

 

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熊本地震 8

2016年05月08日 | 熊本大地震

 

☆ みなし仮設住宅 ☆

熊本市が、民間賃貸住宅を借り上げて被災者に無料で提供します。

【みなし仮設住宅】です。

ところが、この民間賃貸住宅=みなし仮設住宅の申込が少ないそうです。

一方、

熊本市営住宅の入居者抽選会は、平均15倍の激戦です。

中央区の物件は、なんと90倍の激戦です。

民間賃貸住宅と熊本市営住宅のこの人気の差は・・・・・・?

 

指定された避難所に置いてあった

【平成28年熊本地震被災者支援制度】の小冊子を読んで納得でした。

この小冊子に、人気の差を解く鍵が書いてありました。

人気の差は、後で書きます。

 

【平成28年熊本地震被災者支援制度】 知りませんでしたね。

熊本市広報・市政だより5月号の配布もありませんでした。

【熊本地震・被災者支援制度】 支援制度があるのです。

被災者支援制度を知っているのと、知らないのでは大違いですよ。

結論から言いますと、

被災された方は、【罹災証明書】を入手するべきですね。

私は、この小冊子を読むまで、【罹災証明書】など、必要無しと思っていました。

 

 

女房が自宅にかけている保険は、県火災の新型火災保険でした。

年間数万円で、事故が少ないと掛け金の一部が戻ってくる保険です。

地震保険も家財保健もついているようです。県火災に電話してみました。

【半壊以上の損害でないと地震保険、家財保険は対象になりません。】の返事でした。

しかも、半壊以上でも微々たる金額しか出ません。

 

大渋滞の中を熊本市役所まで行き、又、駐車場に入れるまで並び、

さらに、罹災証明書の受付に並ぶ、こんな一日がかりで、

罹災証明書などいらないと思っていました。

手に入れても使い道が無いと思っていました。

 

ところが、

【平成28年熊本地震被災者支援制度】の小冊子を読んで、考えが変わりました。

【罹災証明書】は必要です。

苦労してでも、手に入れるべきです。

税金などが減額される可能性があります。

政令指定都市で、トップクラスの国民健康保険税、高齢者介護保健税、

自動車税、市県民税、固定資産税などが減額される可能性があります。

【罹災証明書】は、入手するべきです。税金を減額するためにです。

 

さてさて、

みなし仮設住宅の民間賃貸住宅と熊本市営住宅の人気の差でしたね。

この人気の差は・・・・?

熊本市営住宅は、住宅が一部損壊の被災者でも入居できます。

しかし、

民間賃貸住宅は、住宅が全壊(取り壊し前提の大規模半壊を含む)の被災者となっています。

 

これです。この差です。

民間賃貸住宅に入居して、罹災証明書で全壊と証明してくれないと、

家賃は自己負担になります。

この差ですね。

熊本市営住宅と民間賃貸住宅の人気の差は、一部損壊と全壊の差でした。

 

小冊子をもらった避難所に支援物資が山積みされていました。

赤飯のパックが山積みされています。

【この赤飯を一つ頂けませんか?】と言ってみました。

【避難者の方ですか?】

【いいえ、傾いた家で寝泊りしています。被災者です。】

【避難者以外の方はダメです】

指定された避難場所に避難していないと、恩恵がありませんね。

 

山積みされた支援物資は、破棄される運命ですね。

地震発生当初、大量のおにぎりが破棄されているのをTVニュースで見ました。

下の画像は、避難場所で配布されていた【被災者支援制度】の小冊子です。

 

全く知りませんでした。

【熊本地震被災者支援制度】があるんですね。

避難場所以外の公園・空き地で、車中泊されている被災者は知りませんね。

支援物資の恩恵にもありつけません。(私がそうです)

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熊本大地震 8

2016年05月07日 | 熊本大地震

【支援物資】

全国各地から、支援物資が届いています。

避難所に、支援物資が山積みされています。

有難いことです。善意に感謝感謝です。

 

支援物資の恩恵にあやかろうと思って、声をかけました。

【これを1個頂けませんか?】と。

【避難者の方ですか?】

【いいえ、傾いた家に寝泊りしています。】

【避難者の方以外はダメです。】の答えでした。

あれだけの支援物資です。

おそらく、破棄される運命でしょう~?

 

傾いた自宅に住んだり、

避難場所以外で車中泊する被災者には、支援物資は全く届きません。

破棄される運命の支援物資なら、被災者に与えれば良いのに。【独り言】

 

さて、

熊本地震、揺れが止まりませんね。

【ゆれ疲れ】が現実になりつつあります。

地震情報のメールが届いていました。

       時間               場所       M   震度

2016年5月7日 5時04分   熊本県熊本地方   2.2     1

2016年5月7日 4時34分   熊本県阿蘇地方   2.5     1

2016年5月7日 4時27分   熊本県熊本地方   2.4     1

2016年5月7日 2時35分   熊本県熊本地方   3.2     2

2016年5月7日 1時09分   熊本県熊本地方    2.8     3

 

 

崩落した阿蘇大橋(通称・赤橋)の近くにあった立野病院も閉院になります。

阿蘇地域唯一の救急指定病院が無くなります。

同じ阿蘇立野に建設中の立野ダムは・・・・・・?

すでに、数百億円の税金を投入していますが・・・・・・?

地元のマスコミはとり上げませんね。

下(↓)に、立野ダム反対運動のブログをリンクします。

熊本大地震後の立野ダム ←クリックで飛びます。

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