富田元治のブログ

メール:ganto1950@yahoo.co.jp

熊本大地震 15

2016年05月16日 | 熊本大地震

昨日は、福岡久留米まで行ってきました。

熊本インターチェンジはまだ、復旧中でした。

熊本市内方面から、高速道路に乗れません。

Uターンして、阿蘇方面から高速道路に乗り上げました。

熊本インター、久留米インター間は車の流れもスムーズでした。

地震被害箇所は、分かりませんでした。

高速道路・熊本インターチェンジ。

熊本市内方面からは、高速道路に乗れません。

Uターンが必要です。

 

熊本、今朝から雨です。

毎日、家の形が変わっていくのを見るのはつらいものです。

毎日、毎日揺れています。

揺れる度に、雨の度に、傷んだ家の形が変わっていきます。

 

行政が、一部損壊の家も支援しないと、

(取り壊し前提の大規模半壊)状態になるまで余震が続くかも?

 

知人の家は、取り壊し前提の大規模半壊に見えるのですが、

行政の判断は半壊だそうです。(罹災証明書は半壊だそうです。)

家の解体費用は、国と県が見てくれるそうですが、

全壊、取り壊し前提の大規模半壊、の支援は受けられないそうです。

現場判定が半壊ですから。

全壊、取り壊し前提の大規模半壊、と半壊では支援金の額が違います。

見た目全壊、判定半壊が横行するかも?

但し、

この判定に不服があれば申し出るようにと書かれているそうです。

不服申し立てをしても、この種の判定が代わる事はありません。

固定資産税、不動産取得税等は、間違っていることがあります。

税率が変っているのを行政マンが知らないことがありました。

 

一部損壊も、高額な修理費がかかります。

材料もないし、職人さんもいない、そんな中の修復修理です。

 

瓦が飛んでいるのに、そのままの家が沢山あります。

ビニールシートを被せた家並みが報道されていますが、

瓦が飛んでいるのに、ビニールシートを被せていない家も沢山あるのです。

 

一部損壊の家に住む被災者にも、行政の救いの手を!!

5月5日(木)の熊日新聞から。

 

5月5日(木)の熊日新聞から。(鯉のぼりが全く見えない5月5日でした。)

◆ 青い屋根 ◆

瓦が飛んでいるのに、ブルーシートを被っていない家も沢山あるのです。

7割の方は、地震保険未加入です。

材料(瓦)も無い、職人さんもいない、地震保険にも入っていない。

一部損壊の家に住む被災者にも、行政の救いの手を!!

 

救いの手は無いですね。

公金(税金)を私的利用する政治屋さんはおられますが、

一部損壊の被災者は、小泉元総理が言う【自己責任】です。 

地震保険に入っていない被災者の自己責任です。

 

一部損壊と半壊以上の支援の差。

避難指定場所の避難者とそれ以外の避難者の支援の差。

 

公金(税金)で食事会をする政治屋さんと食事会も出来ない庶民の差。

公用車で別荘に乗り付ける政治屋さんと別荘も持てない庶民の差。

労働者は年収200万円前後、経営者は年収10億円、この収入の差。

年収200万円で黙っている労働者と、別会社からさらに8億円もとる経営者の差。

50万円の収入で40万円の生活をし、10万円貯蓄する庶民と、

50万円の収入で100万円の生活をし、平気で50万円を借金する行政官僚の差。

(日本の国家予算は政治屋さんではなく、行政官僚が造っています。)

税率を少し変えると湧いてくる税金と、汗水たらして稼ぐお金の差。

 

税金の使い方が可笑しいのは、

わいて来る税金を使い切ってしまう事しか頭になく、お金を稼ぐことを知らないからです。

世襲だらけの政治屋さんは、桝添知事のように、

税金を平気で使う親父の背中しか見ていないようです。

コメント (2)

熊本大地震 14

2016年05月15日 | 熊本大地震

あの日から1ヶ月です。

もう、1ヶ月が過ぎ去りました。

早いです。もう1ヶ月たったんですね。

こう毎日毎日揺れていたんでは、あの日のままです。

心の状態は、あの日と変わりません。あの日のままです。

 

被災地の光景も、あの日のままです。

この1ヶ月間、あの日のままの光景です。

目にする光景も、心の状態もあの日のままです。

あの日から時間が止まっているようです。

 

『熊本地方、阿蘇地方は今後2ヶ月程度は震度6弱以上に見舞われる可能性もある。』

気象庁の発表です。これではねぇ~! 

あの日のままですよ。気持ちが。

メチャクチャな家の中を片付ける気力もなくなります。

ライフライン(電気・ガス・水道)は復旧しましたが、

熊本地震の終息がないことには、気持ちがあの日のままです。

あの日から、1,440回以上も揺れています。

少しづつ少しづつ、心と家が傷んできます。

行政の支援が全く無い一部損壊の住宅が、

行政の支援を求めて、解体を伴う半壊以上に近づいています。

 

仮設住宅、みなし仮設住宅(民間賃貸住宅を無償で提供する)が、

動き出しましたが、無償で入れるのは、

全壊もしくは取り壊し前提の大規模半壊の被災者に限られています。

 

現地認定(全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊)の罹災証明書の発行が遅れています。

みなし仮設住宅(民間賃貸住宅)に、入居しても、

現地認定が、一部損壊では家賃負担が生じます。

一部損壊でも安心して休める場所(住宅)が欲しい、避難者の声です。

 

今朝の熊日新聞から。(熊本市街地に活断層か?)

自宅近くにも活断層が走っていますね。

避難場所である出水中学校の通学路も地割れしています。

亀裂が走り、マンホールは飛び出しデコボコでした。

即、砂利が敷かれました。今は、車が走るたびに土埃です。

 

我が家も活断層の上かも?

 

江津湖の散歩コース、以前のブログから。

 

我が家から、江津湖の散歩コース。以前のブログから。

 

5月12日(木)の熊日新聞をスキャン。

布田川・日奈久断層帯。 熊本市街地にも新断層帯??

コメント

熊本大地震 13

2016年05月14日 | 熊本大地震

熊本、今日もいい天気です。

いい天気ですが、揺れています。

こんなに、毎日揺れていたんでは、落ち着きませんね。

心も、もちませんね。

多くの小中学生が、県外に転校しているそうです。

教育委員会も実態はつかめていないそうです。

転校できる子供達はいいですが、

住む家も無く、テント泊、車中泊、避難所泊、の子供達も大勢います。

 

益城町に、地震見舞いに行った知人が言っていました。

あの場所に立つと、涙が止まらなくなると。

 

さて、13日(金)に行われた政府の地震調査委員会は、

『熊本・阿蘇は、減衰しつつも依然として活発であり、

最低2カ月程度は、震度6弱以上の地震が発生することも否定できない』

とし、県民に震度6弱以上の地震に注意するよう呼びかけました。

 

気象庁も、『震度6弱以上の地震に ご注意下さい。』 をくり返すだけですね。

ところが、今日の発表はチョット違っていました。

『震度6弱以上の別の地震が発生する可能性があります。』 と変わってきました。

 

別の地震? 別の地震があって、あと2ヶ月で終息するんかなぁ~?

それより、『震度6弱以上の地震にご注意下さい』 が怖いですね。

【ゆれ疲れ】の住宅に、震度6弱以上がきたら潰れます。

 

『今後の余震にご注意下さい。』

『震度6弱以上の地震にご注意下さい。』

今後の余震に注意と震度6弱以上の地震に注意では、受け取り方が違ってきます。

 

震度6弱以上??これでは、家に帰れません。

震度6弱以上がきたら家は潰れますから。

傾いた家に住む住民は、どうすればいいのでしょう~?

テント泊、車中泊、避難所泊、しかないんですかね。

 

4月17日の本震の後は、18万人超の避難者だったが、

12日現在は、1万人超の避難者になったとテレビ報道されています。

指定された避難場所に18万人、指定された避難場所に1万人超です。

実態は、その数倍ですよ。

指定された避難場所以外に、大勢の避難者がいるのです。

熊本県民は180万人、熊本市民は72万人です。

 

ゆれ疲れの住宅に、震度6弱以上の地震がきたら潰れます。

さぁ~!明日の朝は生きているかなぁ~?

と思って休みますが、毎朝生きていま~す!!(大笑い)

コメント

熊本大地震・江戸、明治の地震

2016年05月13日 | 熊本大地震

13日(金)、午前1時04分・震度4の地震でした。

震度4になると、揺れる時間が長いです。

目が覚めました。(笑い)

又、震度7の地震がきたかなぁ~?と思うほど長い揺れでした。

 

さてさて、過去において、熊本で大きな地震が起きています。

熊本には大きな地震は無い。根拠の無い神話でしたね。

過去に起きた大きな地震は、今から397年前に起きています。

 

1619年(元和5年)3月 M(マグニチュード) 6 の大地震で、

小西行長が八代・球磨川河口に築いた麦島城が崩壊しました。

麦島城の崩落大地震は、熊本では有名な話です。

現在の八代城跡は、麦島城が石垣もろとも移転築城されたのです。

麦島城の石垣も運び出されましたので、麦島城の跡は、ほとんど残っていません。

この大地震の事は知っていましたが、遠く離れた八代市です。

まさか、熊本市に震度7(烈震)が2度も来るとは~・・・・!

地震保険・家財保険に入りましょう!!(真面目)

その他にも、

1625年(寛永2年) M5~M6 (391年前)

1723年(享保8年) M6 (293年前)

1889年(明治22年)7月28日 M6.3 (127年前)

127年前の金峰山系の大地震です。金峰山が噴火すると騒ぎになった地震です。

金峰山(熊本市)は、カルデラを持つ休火山です。

この大地震は8月末まで余震が200回も続いたそうです。

そして、平成28年熊本地震です。

2016年(平成28年)4月14日 M6.5 

2016年(平成28年)4月16日 M7.3

地震保険・家財保険に入っておくべきでした。

 

【住む家も無くなり、仕事も無くなり、お金も無くなりました。】

熊本地震の被災者の声です。

 

何の支援も受けられない一部損壊の家で、

不安の夜を過ごされている被災者の方が沢山居られます。

 

行政が支援するのは、全壊、大規模半壊(解体が必要)の被災者のみです。

一部損壊で、住めなくなった家の被災者は支援の対象になりません。

瓦が落ちた屋根の修理だけで100万円、壁の修理と合わせると数百万円もかかります。

一部損壊だと行政の支援は全くありませんが、納税の義務は果されています。

被災者になっても、税金は納める、その苦労して納めた税金を、

為政者は、湯水のように使います。

東京都知事・桝添氏は公金の重みを知らない為政者でした。

昨夜、テレビで精査中、精査中を連呼されていました。

女々しくてセコイ、潔さのカケラも無い桝添氏をさらけ出されていました。 

 

桝添氏に熊本の偉人・河津寅雄氏の爪の垢でも煎じて飲ませたい。

小国町長の在職期間中、給料は全く受け取らず、

町役場職員が、古くなった町役場の新築建替えを進言すると、

町民の生活安定が先だ、役場の仕事は小屋でも出来ると怒鳴ったそうです。

 

庭のミヤマキリシマが咲き出しました。

後で、画像をアップします。

植木市で買ったミヤマキリシマですが・・・?

ミヤマキリシマ?かなぁ~?

雲仙普賢岳のミヤマキリシマが満開だそうです。

コメント

熊本大地震 12

2016年05月12日 | 熊本大地震

平成28年熊本地震の震源地の地図です。

今日の熊日新聞のトップに載っていました。

前震(4月14日・午後9時26分)は上益城郡 御船町です。

本震(4月16日・午前1時25分)は上益城郡 益城町です。

5月12日(木)の熊日新聞をスキャン。

 

5月12日の熊日新聞をスキャン。 (犠牲者のみな様のご冥福をお祈りします。)

 

益城町に知人がいます。

傾いた家に住んでいます。

昨日、震災後、初めて益城町に行ってきました。

結論・行かなきゃ良かったです。

ショックでした。

テレビ報道で毎日見ている益城町です。

テレビで見るのと、実際見るのとは違います。

ショックでした。行かなきゃ良かった。

残りますね。

あの地震のすごさが、変わり果てた家屋の姿が、頭に、そして瞼に残ります。

 

熊本市電の健軍終点駅を過ぎ、益城町へ車を走らせました。

(県道熊本高森線です。)

高速道路(九州自動車道)の下をくぐり、少し進むと道路沿いの風景が一変します。

つい、さっきまで人が住んでいた家の形が変わっています。

建ってはいますが、変わり果てた姿です。

テレビ報道と違います。

目にするとショックです。

目にする風景に耐えられず、秋津川沿いに引き返しました。

素直にUターンするべきでした。

この道も、目を覆う風景でした。

 

還暦過ぎの私がショックを受ける地震後の風景です。

子供達のショックは・・・・?

 

どうなるんだろう~?熊本。

揺れが止まりません。

 

熊本は揺れ続け、水前寺公園の湧水は止まりました。

しかし、

舛添東京都知事は、公金を湯水のように使い続けています。

水前寺公園の湧水は止まりましたが、

税金と言う名の湧水は、法律をチョコット変えるだけで、ジャブジャブ出てきます。

政治家の金銭感覚が麻痺するわけです。

税金を湯水のように使いたくなる気持ちも良く分かります。

血税の2文字は古代文字になり、解読不能になりました。

 

地震の被害にあっても、一部損壊は蚊帳の外です。

税金の恩恵にあやかれませんね!

全壊、半壊の支援金も200万円~300万円ではね!

仮設住宅も建ちません。

 

コメント