富田元治のブログ

メール:ganto1950@yahoo.co.jp

熊本大地震 10

2016年05月09日 | 熊本大地震

熊本地震、揺れが止まりません。

日本の震度は10段階です。

震度 0(無感)   震度 1(微震)    震度 2(軽震)   

震度 3(弱震)  震度 4(中震)  

震度 5弱(強震) 

震度 5強

震度 6弱(烈震)

震度 6強

震度 7 (激震) 

の10段階です。

気象庁は、震度6弱の揺れに注意するように呼びかけています。

【ゆれ疲れ】の住宅に、震度6弱がくれば潰れますね。

安全な部屋で休みたい。地震被災者の声です。

 

◆ みなし仮設住宅 ◆

県市町村が、民間賃貸住宅を借上げ、避難者に無料で提供する制度です。

【おぅ~!いい制度じゃない!これはいい~!!】と思うでしょう~?

数年後には解体する仮設住宅を造るより、よほど良い制度です。

ところが・・・・・・、これは、見せ掛けの制度ですね。

申込者が少ないそうです。

 

みなし仮設住宅の申込者が少ないのは、

取り壊し前提の大規模半壊を含む全壊住宅(小冊子から)の条件があるからです。

認定調査は、全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

半壊、一部損壊の認定だと、【みなし仮設住宅】の家賃は自己負担になります。

税金で借上げる【みなし仮設住宅】です。

熊本市営住宅と同じく、一部損壊の避難者にも無料で提供すれば良いのです。

避難所生活は心身ともに堪えます。

賃貸住宅のオーナー、避難者にとっても良い事だと思いますが・・・・・・。

 

仮設住宅建設にこだわるのは、税金に群がる輩のせいかなぁ~?と勘ぐります。

仮設住宅建設(1戸数百万円)より、ずーと安上がりです。

家賃も、1戸当たり6万円以下の条件をはずし、6万円以上は自己負担にすれば良いのです。

避難者が求めているのは、安心して眠れる部屋なのです。

 

熊本市内の全ての小中高校も、明日10日(火曜日)から、全校再開します。

自宅に住めない避難者は、【拠点避難所】に移動しなければなりません。

 

住む場所も無くなり、仕事も無くなり、お金も無くなった。

避難者の声です。

 

 

小泉純一郎、竹中平蔵の新自由主義経済(トリクルダウン)で、

富裕層は益々富み、貧困層は益々貧困になりました。

そして、今回の大地震です。

日産のゴーン氏は、日本で10億円の年収があり、

フランスのルノーから、さらに8億円の年収です。

フランス議会で、ゴーン氏の高額な年収が問題になっています。

問題になるのは当然です。

ところが、トリクルダウン経済の日本では、全く問題になりません。

富裕層の議会の先生方は、自分の首を絞めることなど絶対しません。

 

今回の地震で、仕事も、住む家も、お金も無くなった・

肥後もっこす (がんこもん) の熊本県人です。

小泉元総理が言った自己責任で、頑張るんでしょうね?

 

明らかな富裕層優遇政策、所得税率の改悪、富の再分配など気にもせず、

富裕層になれないのは小泉・竹中が言う自己責任だと思っていま~す。

震度6弱の揺れが来ないことを、八百万神(やおろずのかみ)に祈るだけです。(笑い)

コメント

熊本大地震 9

2016年05月09日 | 熊本大地震

【住む家も、仕事も、お金も無くなった。】

マスコミが報道しない被災者の声です。

 

揺れが止まりません。

明日10日(火曜日)から、熊本市内の全ての小中学校が再開します。

学校再開に向けて、避難者の移動が始まりました。

県災害対策本部の集計では、

益城町・4,312人、熊本市・5,263人の方が避難生活をされています。

 

自宅近くの公園で車中泊されている被災者、

エレベーターも使えず、水も出ない高層マンションで生活されている被災者、

危険の赤紙が貼られた戸建住宅、要注意の黄紙が貼られた戸建住宅、

ブルーシートに覆われ、基礎や壁に亀裂の入った住宅で生活されている被災者は、

発表される5,236人の避難者には含まれていませんね。

 

72万人の全熊本市民が被災者と言っていいほど、被害は甚大です。

コンビにも午前10時~午後5時までの営業がほとんどです。

ショッピングモールも1階のみ営業しています。

もちろん、シネコン映画館は全館閉館です。

新市街の電気館のみ、土曜日から2階部分だけ営業を始めました。

3~4階は閉館のままです。

 

下通り、上通り、飲み屋街、閉まったままのお店ばかりです。

もちろん、熊本市内唯一の鶴屋デパートも閉店のままです。

 

テレビ報道では、益城町(ましきまち)ばかり報道されています。

益城町役場と熊本市役所は、直線距離で10キロです。

熊本市役所は壊滅的な被害を受けた熊本城の隣です。

益城町に隣接する熊本市内の被害も甚大です。

発表される以上の避難者がおられるのも事実です。

 

【住む家も、仕事も、お金も無くなった。】

マスコミが報道しない被災者の声です。

 

水前寺公園に隣接するジェーンズ邸の画像をネットから無断拝借。

熊本県内最古の西洋建築・ジェーンズ邸

日本赤十字、発祥の地。

ジェーンズ邸

崩壊したジェーンズ邸(水前寺公園のお隣にありました。)

熊本市内の被害も甚大です。

 

 

コメント