唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
手帳が売れている?
実は、またまた地元紙「神奈川新聞ネタ」である。今日の神奈川新聞によれば来年の手帳が売れていると言うのだ。今どき?
電子手帳なんてのは登場してから10年以上は経っているし、今じゃWeb上で無料で使えるカレンダー(スケジュール表)のサービスがあるというのに、手帳が売れているの?って、ほんとに全国的に売れているのかどうかはわからんのですよ。なぜかと言えば、記事のタイトルが「来年の手帳が好調 -横浜ロフト-」(ダッシュ間の文字は新聞紙上では囲み)だかならのである。
つまりだ、そごう横浜店7階にある「ロフト」で(たまさか)手帳が売れているからと言うことだけで、「来年の手帳が好調」の見出しだ。確かに「-横浜ロフト-」と書かれてはいるが、その5文字を多くの読者は気にも留めないだろう。読者にその状況を正しく伝えるためには、「来年の手帳が好調」の前に「横浜ロフトでは」を持ってこなければならないはずである。相変わらずの「愛すべき」神奈川新聞である。って、このことはもうどうでもいい。
問題は何故、いま(横浜ロフトで)手帳が売れているのかである。答えは簡単。二冊目を買う人が増えていると言うのである。なぜか。愛犬の、その日に「ご機嫌」「食欲」「散歩」などを記録する、購入した化粧品の効果を書き込む、などのために使うのだという。手帳主たる目的はスケジュール管理であるはずだとは、郷秋<Gauche>の考えであるが、記事によれば、実際に起こったことの記録が利用目的の中心となっているようなのである。スケジュール管理ではなく記録、つまり「日記」としての利用が増えていると言うことなんだな。
ちなみに、電子媒体への記録を本質的には信用していないアナログ人間の郷秋<Gauche>はいまだに紙で出来た手帳を愛用している。6穴のバイブルサイズ。皮表紙のバインダー、リフィルともに、もう20年近く「ASHFORD(アシュフォード)」というブランドのものを愛用している。ASHFORDは製造・販売していたチャンドラーという会社が倒産し一時はどうなることかと思ったけれど、ブランドを引き継ぐ会社が現れ、同デザイン、同品質の製品(ラインナップの一部は整理された)を継続して供給してくれている。
ASHFORDブランドの製品はデザインが良いばかりでではなく、リフィルの素材(紙質)にも大変気を使っており、郷秋<Gauche>が愛用する万年筆のペン先の滑りが良く、尚かつインクの乾きも早い。おそらくは多勢を占めているであろうボールペン(水生・油性)ユーザーには余り気にならないことかもしれないが、このことは万年筆ユーザーには実にありがたいことなのである。ASHFORDブランドを永く愛用することになっている最大の理由がリフィルの紙質にあることは間違いない。
途中から話がそれたけれどホントに手帳が売れているのだとしたら、いま時だからこそ、「手で書く手帳」が売れているのは嬉しいことだぞ。
今日の1枚は、輝く公孫樹。
電子手帳なんてのは登場してから10年以上は経っているし、今じゃWeb上で無料で使えるカレンダー(スケジュール表)のサービスがあるというのに、手帳が売れているの?って、ほんとに全国的に売れているのかどうかはわからんのですよ。なぜかと言えば、記事のタイトルが「来年の手帳が好調 -横浜ロフト-」(ダッシュ間の文字は新聞紙上では囲み)だかならのである。
つまりだ、そごう横浜店7階にある「ロフト」で(たまさか)手帳が売れているからと言うことだけで、「来年の手帳が好調」の見出しだ。確かに「-横浜ロフト-」と書かれてはいるが、その5文字を多くの読者は気にも留めないだろう。読者にその状況を正しく伝えるためには、「来年の手帳が好調」の前に「横浜ロフトでは」を持ってこなければならないはずである。相変わらずの「愛すべき」神奈川新聞である。って、このことはもうどうでもいい。
問題は何故、いま(横浜ロフトで)手帳が売れているのかである。答えは簡単。二冊目を買う人が増えていると言うのである。なぜか。愛犬の、その日に「ご機嫌」「食欲」「散歩」などを記録する、購入した化粧品の効果を書き込む、などのために使うのだという。手帳主たる目的はスケジュール管理であるはずだとは、郷秋<Gauche>の考えであるが、記事によれば、実際に起こったことの記録が利用目的の中心となっているようなのである。スケジュール管理ではなく記録、つまり「日記」としての利用が増えていると言うことなんだな。
ちなみに、電子媒体への記録を本質的には信用していないアナログ人間の郷秋<Gauche>はいまだに紙で出来た手帳を愛用している。6穴のバイブルサイズ。皮表紙のバインダー、リフィルともに、もう20年近く「ASHFORD(アシュフォード)」というブランドのものを愛用している。ASHFORDは製造・販売していたチャンドラーという会社が倒産し一時はどうなることかと思ったけれど、ブランドを引き継ぐ会社が現れ、同デザイン、同品質の製品(ラインナップの一部は整理された)を継続して供給してくれている。
ASHFORDブランドの製品はデザインが良いばかりでではなく、リフィルの素材(紙質)にも大変気を使っており、郷秋<Gauche>が愛用する万年筆のペン先の滑りが良く、尚かつインクの乾きも早い。おそらくは多勢を占めているであろうボールペン(水生・油性)ユーザーには余り気にならないことかもしれないが、このことは万年筆ユーザーには実にありがたいことなのである。ASHFORDブランドを永く愛用することになっている最大の理由がリフィルの紙質にあることは間違いない。
途中から話がそれたけれどホントに手帳が売れているのだとしたら、いま時だからこそ、「手で書く手帳」が売れているのは嬉しいことだぞ。
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