Car of the Year

 今月11日に郷秋<Gauche>的 Car of the Yearという小文を書いた(-->こちら)。
郷秋<Gauche>が選んだCar of the Yearは三菱の「i(アイ)」だったが、特特定非営利活動法人日本自動車研究者・ジャーナリト会議(RJC)もまた自らの名前を冠した「RJCカーオブザイヤー」に三菱の「i(アイ)」を選んだ。

 おそらく、今年が初めての「あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー」はまだ選考途中のようだが、今現在のトップは三菱の「i(アイ)」。妥当なところだ。でも、ちょっとビックリなのは2位がナント日産シルフィ。オイオイ、って感じ。日産関係者の組織票が入っているんだろうな。

 でもって、もっとも権威がある(と思われる)「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が選んだのがレクサスLS460。三菱の「i(アイ)」には「特別賞」が贈られており、Websiteによれば「Most Adobanced Technology」(ママ)となっているので、つまり最も先進的な技術が評価されたように読み取れるのだが、だったら「Most Advanced Technology」じゃないかって、郷秋<Gauche>は思うんだけど、どうだろう。

 ただ、「i(アイ)」に導入された技術が先進的かといえば、郷秋<Gauche>は決してそうは思わないな。小型車と言えばFWDばかりの今、あえてRWD(三菱はリア・ミッド・シップと呼んでいるようだけれど、エンジンがあるのがリア・アクスルの真上だからミッド・シップと呼ぶのには無理がある)を選んだ三菱の技術陣には敬意を表したいが、それとてもsmartという先例があったからできたことだ。だから、決して先進的とは言えない。

 まっ、そうは言いながら、郷秋<Gauche>が評価したものが他でも評価されているというのは、やっぱり嬉しいぞ。でもだ、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」がレクサスLS460を選んだのって、どうだろう。たった二人(運転手と社長だな)しか乗らないクルマに4.6Lのエンジン積んで全長5mオーバー。二人しか乗らないなら0.7L、全長2.54mのsmart fortwoでいいんじゃないかって。smart fortwoならレクサスLS460用の駐車場に2台止められるし。

今日の1枚は、秋の空。
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