中嶋Jr. F1デビュー

 日本人初のレギュラーF1ドライバー、中嶋悟氏の子息がウイリアムズからF1デビューなんだって。デビューとは言ってもテストドライバーだから、すぐにその姿を見られるわけじゃないけどね。

 父親の悟氏はホンダのバックアップを受けてのF1参戦だったけれど、子息の一貴クンはトヨタのバックアップのようだ。2007年シーズンにウイリアムズが搭載するのがトヨタ製エンジンだからね。

 一貴クン、2006年はヨーロッパF3に参戦して初年ながら1勝を上げランキング7位でシーズンを終えている。先日行われたGP2のテストでは26台中6番手のタイムだったようだ。悪くはないけれど、F1のテストドライバーに抜擢されるほどの速さではないな。

 見え隠れするのは、来年からそのお膝元の富士でレースが行われるトヨタとフジTVの魂胆だ。トヨタエンジンを搭載したウイリアムズと富士スピードウェイの話題作りのためにはビッグネームが欲しかったというところだろう。

 別に一貴クンが悪いわけじゃない。ビッグネームを背負って生まれてきたのも実力のうちだ。「文句」を言わせないだけの速さを見せてくれればそれでいいのだよ。


今日の1枚は、久しぶりに記事本体とは何の関係もない、秋の何気ない景色。

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