唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
純正の45mmか社外の40mmか
今どきなのであるが、マニュアルフォーカスの標準レンズを買おうかと考えている。
候補はAi Nikkor 45mm F2.8PとフォクトレンダーULTRON 40mm F2 SLの2本。どちらも「パンケーキタイプ」と呼ばれる薄型のやや広角寄りの標準レンズである。主にFM3AあるいはF3とD200あるいはD40に装着しての利用を考えている。
Ai Nikkor 45mmはMFレンズではあるが、その最後期に開発されたているためにCPUが内臓され、FM3AやF3のみならずD200やD40に装着した場合でも露出計が問題なく作動する。ただし、D200やD40に装着した場合には、撮像体がAPS-Cサイズであることからレンズの焦点距離は35mm換算で67.5mmと、標準レンズとしてはやや長めとなる。
一方のフォクトレンダーULTRON 40mmはコシナ製ではあるが、ニコン純正のAi Nikkorと同じマウントであることから、FM3AやF3に装着した場合には当然ながら露出計も作動するなどAi Nikkorと完全な互換性を有するが、問題は最新のDSLRに装着した場合。CPU内臓ではないためにD40では露出計が作動しないのである。D200の場合には手動でレンズの情報(焦点距離と開放F値)を入力すれば露出計は正常に作動する。D200やD40に装着した場合の焦点距離は60mmとなる。
FM3AやF3(時にF100)といったフィルムカメラだけでの利用を考えれば、Ai Nikkor 45mmよりも描写性能が優れていると評判のULTRON 40mmを選ぶことになるだろうが、DSLR、取り分けD40に装着することを考えると、適性露出であるかどうかは撮影直後にモニターで確認できるとは言え、気持は露出計が無条件で作動するAi Nikkor 45mmにググッと傾いてくるのである。
ちなみに、既にどちらのレンズもメーカーの製造・出荷が終了してはいるが、都内の専門店ではいまだに新品の入手が可能。希望小売価格はほぼ同価格の2本であるが、実売価格はと言えばULTRON 40mmの方がAi Nikkor 45mmよりも福沢先生お一人分ほど安いのだ。なんだか究極の選択を迫られている気分の郷秋<Gauche>なのである。
今日の1枚は、もうこんなに咲いている恩田の森の梅。
候補はAi Nikkor 45mm F2.8PとフォクトレンダーULTRON 40mm F2 SLの2本。どちらも「パンケーキタイプ」と呼ばれる薄型のやや広角寄りの標準レンズである。主にFM3AあるいはF3とD200あるいはD40に装着しての利用を考えている。
Ai Nikkor 45mmはMFレンズではあるが、その最後期に開発されたているためにCPUが内臓され、FM3AやF3のみならずD200やD40に装着した場合でも露出計が問題なく作動する。ただし、D200やD40に装着した場合には、撮像体がAPS-Cサイズであることからレンズの焦点距離は35mm換算で67.5mmと、標準レンズとしてはやや長めとなる。
一方のフォクトレンダーULTRON 40mmはコシナ製ではあるが、ニコン純正のAi Nikkorと同じマウントであることから、FM3AやF3に装着した場合には当然ながら露出計も作動するなどAi Nikkorと完全な互換性を有するが、問題は最新のDSLRに装着した場合。CPU内臓ではないためにD40では露出計が作動しないのである。D200の場合には手動でレンズの情報(焦点距離と開放F値)を入力すれば露出計は正常に作動する。D200やD40に装着した場合の焦点距離は60mmとなる。
FM3AやF3(時にF100)といったフィルムカメラだけでの利用を考えれば、Ai Nikkor 45mmよりも描写性能が優れていると評判のULTRON 40mmを選ぶことになるだろうが、DSLR、取り分けD40に装着することを考えると、適性露出であるかどうかは撮影直後にモニターで確認できるとは言え、気持は露出計が無条件で作動するAi Nikkor 45mmにググッと傾いてくるのである。
ちなみに、既にどちらのレンズもメーカーの製造・出荷が終了してはいるが、都内の専門店ではいまだに新品の入手が可能。希望小売価格はほぼ同価格の2本であるが、実売価格はと言えばULTRON 40mmの方がAi Nikkor 45mmよりも福沢先生お一人分ほど安いのだ。なんだか究極の選択を迫られている気分の郷秋<Gauche>なのである。
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