日本を攻撃するなら今?

 航空自衛隊の支援戦闘機F2が、定期整備後の試験飛行の際の離陸に失敗し炎上した事故を受け、事故原因がわかるまでとしてF2の運行を停止しているが、今度は米国ミズーリ州空軍所属のF15戦闘機が墜落する事故があり、米空軍が公式ホームページ上で、機体の構造的な故障の可能性を指摘したことなどから、航空自衛隊でも事故原因がわかるまで、F15の運用を停止した。

 航空自衛が所有する戦闘機は、F15(愛称イーグル、約200機)と支援戦闘機のF2(約75機)、そして1958年に初飛行した旧式機F4EJ改(愛称ファントム、約90機)であるが、そのうちの3/4が運行できず、現在、飛べるのは戦闘総力の劣る旧式のF4EJ改90機のみというお寒い状態となっている。

 今の国際情勢から、だからと言って他国がすぐに攻め込んでくるとは思わないが、某隣国の航空機が、領空侵犯まがいの挑発行動に出てくる可能性はある。幾つかの隣国の戦闘機は、整備不良や燃料不足のために、公表(もしくは推定)されている保有数のうち、実際に飛べるのは半数以下との情報もあるが、これでは我が航空自衛隊も同じじゃないか。あぶない危ない。

秋の宝石、小紫(こむらさき)。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )