初夏の尾花

 尾花は薄(ススキ)の別名。銀色の穂を動物の尾に例えての命名ですが、勿論秋の七草ですから薄の尾花が見られるのは秋から初冬にかけてのこと。この時期に見られる尾花のような穂は千萱(チガヤ)です。人の背丈ほどにも伸びる薄と違い膝上ほどの草丈で、穂を出すのが初夏の今の時期。最近は千萱の群生する場所も少なくなってきているようです。

なるせの森にて。
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