ヨウシュヤマゴボウ

 ヨウシュヤマゴボウ。漢字で書くと洋種山牛蒡。洋酒の原料になる牛蒡と云う訳ではありません。また山牛蒡(やまごぼう)とは書きますが、みそ漬けにされる山牛蒡はキク科モリアザミの根であり、洋種山牛蒡の根ではありません。

 洋種山牛蒡は北アメリカ原産で、日本では明治時代初期に入ってきた帰化植物。大きなものは高さは2mにも達し、6月から9月にかけて白色あるいは薄紅色の花を咲かせ、その後に果実を付け夏以降に黒く熟します。


 洋種山牛蒡は有毒植物で葉、茎、果実、根と全体にわたって有害な成分が含まれておりますので触ったり、食べたりしないように気を付けてください。子供がブルーベリーと間違って果実を食べてしまったと云う事案もあるようですのでくれぐれもご注意を。たま、食べないまでも黒く熟した実を潰した汁が衣服に着くと落ちませから(アメリカでは染料の原料とされたこともある)、これにも注意が必要です。文字通り「触らぬ神に祟りなし」です。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは7月23日に撮影した写真を6点掲載いたしております。猛暑が続く森の様子をご覧いただければ幸いです。

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