5日目は、村上春樹著 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 1985年6月15日初版 私の手元にあるのは1988年10 月25日発行の27刷 新潮社
現在は新潮文庫で入手可
Day:3でご覧いただいた遠藤周作の「沈黙」同様、新潮社の「純文学書き下ろし特別作品シリーズ」として刊行されている。小説を純文学作品、大衆文学、ライトノベル、娯楽作品、いやこれはエンターテイメントだなどと分類もしくは格付けする必要はなく、読みたいと思った人が読みたいと思った作品を読めば良いと思うのだが、「純文学書き下ろし特別作品シリーズ」として刊行されたとなると、やはりそのような格付けであるのかと思ってしまうも方がおられるかもしれない。
私は特に村上春樹氏のファンと云うわけではないが、彼の作品はほぼ全て読んでおります。やはり面白いし、実に現代的な小説なので。でも、彼の本質を知るためには全てを読む必要はなくて、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」そして 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 を読めば十分です。と云っては熱心なファンに叱られるでしょうか。
私はこれまでにも村上春樹氏については幾度も書いています。検索をかけたところ20件ほどヒットしました。私の彼および彼の作品の評価はこのようなものであると云うことで列記しておきます。Stay at Homeで時間が有り余っておられる方はのぞいてみてください。
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#村上春樹 #ハルキスト #世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/3c77c1e13e3e63c3435ecb30b2d0f499
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge
横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは7月12日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨の晴れ間となった森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori