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紫詰草(むらさきつめくさ。マメ科シャジクソウ属。別名赤詰草とも)。花の色と大きさ、形は23日にご覧いただいた野薊に似ておりますが、紫詰草の草丈せいぜい30センチで、葉は優しい感じ(とげとげしていない)ですのでお間違いなく。
お馴染みの白詰草(しろつめくさ。クローバーと呼ばれることが多い)に対して花が赤紫色なので紫詰草と云う命名なのですが、葉先が少し尖っており白詰草よりも全体に大柄。ただし、稀に白い花を咲かせることがあり、それは白花赤詰草と呼ばれたりするのでちょっとややこしい。
「詰草」(つめくさ)の名は江戸時代にオランダからの輸入品(ガラス器など)の緩衝材として使われていたことによる。以前に、その詰草の種がこぼれて日本で繁殖したと書いたことがあるかも知れないが、それは俗説であり明治以降、牧草用として導入されたものが逸脱して広まったと云う説が正しいらしい。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月22日に撮影した写真を5点掲載しております。田植えが始まり麦畑も色づき始めた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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