夏と秋の間

 夏と秋の間(はざま)と云えば例年ならばと云うかフツーであればせいぜい9月半ばまでのことだと思うのですが、10月になっても真夏日となることもある今年はその常識が通用しないようです。

 

 紫露草(むらさきつゆくさ)は北米から南米にかけての広い地域が原産で17世紀にはヨーロッパに伝わり、日本には(おそらく北米から)明治期にもたらされ現在では日本各地で野生化しております。本来の花期は5〜8月ですが、暑い日が続いている今年はまだ咲いております。

 その右側で穂先を垂らしているのは秋の狗尾草(あきのえのころぐさ)。漢字では「犬の尻尾の草」と書くわりには、別名の「ねこじゃらし」の方が有名であったりするオカシナ草です。秋になってもまだ咲いている紫露草に対してこちらは秋なので律儀に穂を出す秋の狗尾草です。

 と云う訳で今日の一枚は、本来同じ季節にはないはずの紫露草と秋の狗尾草のツーショットでした。

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