唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
鳥鶏定食。そして鳥だけに話は飛ぶ
土曜の散歩の折の昼食です。先週までは超小型のストーブ(コンロ)を持参し、お湯を沸かして缶詰を湯煎してビール(擬き)のアテに、そのお湯でカップラーメンを作って食べていたのですが、暑くなって来ましたので自炊はやめて7-11調達に変更いたしました。
ほぼ半年振りの「セブン飯」で何を買ったら良いのか余り考えもせずに選んだのが「とり(鶏)五目おにぎり」と「甘辛(鶏)唐揚げのパスタ」でした。食べる段になって気が付いたのですがW鶏だし、W炭水化物。(see facebook)
で、食べながら思ったのは、ニワトリの肉は鶏肉、ニワトリ以外の鳥、雉や鴨、雀の肉は鳥肉。いま時の焼き鳥は、まず100%ニワトリ肉なのに何故「焼き『鳥』」と云うのか。きっと昔の焼き鳥は雉や鴨の肉だったのだろうというのがその時の結論。
考えてもみれば、日本でも昔は仏教だか儒教だかの影響で四つ足の獣の肉を食べることは禁忌とされていた。でも鳥は四つ足ではないので食べても良かった。四つ足の肉が美味いことを知っていたから鳥以外の肉も、兎(うさぎ)とか猪(いのしし)の肉を食べていたんだね。
でも、おおっぴらには食べられないから、兎は四つ足ではなく鳥だと云い逃れて食べた。で、兎は鳥だから一匹二匹ではなく一羽二羽と数えた。猪はと云えば、どう考えても鳥には見えないから山鯨、大きな魚だと云って食べたんだな。
酒を飲んではいけないことになっていた坊主が「これは『般若湯』であるぞ」と云って酒を飲んでいたのと同じだ。ちなみに般若湯とは梵語で智慧を出す湯の意味らしい。昔から、坊主は般若湯だと云って酒を飲み、庶民は兎は鳥だ、猪は鯨だと称して美味いものを飲み食いしていた。坊主だけではなく庶民も知恵を働かせていたのだな。
政治家が、賄賂を政治献金だと称して懐に入れて素知らぬ顔をしているのはこの流れからすると極々自然なことで、本人にはまったく罪の意識、不法行為の認識はないのだろうな。知らざる(振りをする)ことは幸いなり。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月23日に撮影した写真を8点掲載しております。花盛りとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#鳥肉 #鶏肉 #ニワトリ #ウサギ肉 #兎 #猪 #イノシシ #牡丹肉 #山鯨
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なるほど、ものは言いようですね。
報道などで悪い事をした奴の知人が「根はいい人」というのが不愉快でたまりません。まあ悪代官と越後屋が令和の世の中でも存在しているというのが悲しいです。
技術は進歩しても人の心はなかなか進歩しませんね。
コメントを頂いていたのに気づかず失礼しました。
悪代官と越後屋が令和の世の中でも存在しているというのが悲しい
悪代官と越後屋はいつの時代にもいてもらわないと困るのです。いないと水戸の御老公も大岡越前守も活躍する場がなくなってしまいますから(^^)
現実もドラマも人のやる事なので何時の世も変わりませんね。御老公とお奉行様は権力があって宜しかったんですが平次親分と新伍親分は岡っ引きでしたので時代劇の中でもよく見てました。銭が飛ぶ時や十手で悪人を引っ叩く?時はスカッとしてました。若い頃は時代劇なんて祖母ちゃんが見るもんだと思っていましたがこの歳になると刑事ものや探偵ものに通じる面白さが分かります。