弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

伴野外務副大臣、連休中、バルト三国外遊?税金の無駄遣い

2011年05月10日 | 東日本震災
現地時間7日(土)、タリンの街を観光中、たまたま、伴野外務副大臣がホテルから
出てくるところに出くわしました。
わがガイドさん、目ざとくみつけ、昨日観光案内しました、とのこと。
わがツアーの数人、一緒にツーショットしていました。
誰も名前を知りませんし、何のためにきたのかも知りません。
私もインターネットを調べて初めて名前をしりました。
結局、政府の金を使ってお遊びだね、ということになりました。
それで、気になって、インターネットをチェックしました。
外務省から発表された日程をそのままここに転載します。
いろいろいっぱい書いてありますが、
要は、これって、ロシア、バルト三国の観光コースです。
5月のゴールデンウィークに合わせて、国民に税金を使って
観光をしたというだけです。
こういうことがあっていいとは思いません。
まさしく税金の無駄遣いです。
東日本大震災のために増税の必要があるなどという前に
こういう無駄遣いを洗い直すところから始めるべきです。
外務省の見識、外務副大臣の見識を大いに疑います。
こういうお気軽政治家ばかりのわれわれ日本人、救われません。
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  1. 5月5日(木曜日)から5月10日(火曜日)までの間,伴野豊外務副大臣は,ロシア(モスクワ,サンクトペテルブルク),エストニア(タリン),リトアニア(ビリュニス,カウナス),ポーランド(ワルシャワ)を訪問します。
  2. 5日(木曜日)には,モスクワにおいてボロダフキン・アレクセイ・ニコラエヴィチ・ロシア外務省外務次官(Mr. BORODAVKIN,Alexey Nikolaevich,Deputy Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation),エネルギー分野の関係者,議会関係者と会談し,日露二国間の協力関係の促進等について意見交換を行う予定です。
  3. 6日(金曜日)及び7日(土曜日)には、日・エストニア間の新たな外交関係開設20周年を記念してエストニアを公式訪問し,アンシプ首相(H.E. Mr. ANSIP, Andrus, Prime Minister of the Republic of Estonia)他の政府要人と会談し,日エストニア二国間の協力関係の促進等について意見交換を行う予定です。
  4. 7日(土曜日)及び8日(日曜日)にはリトアニアを訪問し,経済関係者との意見交換を行う他,杉原千畝(すぎはらちうね)記念館を訪れる予定です。
  5. 8日(日曜日)及び9日(月曜日)にはポーランドを訪問し,シコルスキ外務大臣(H.E. Mr. Radoslaw SIKORSKI,Minister of Foreign Affairs of the Republic of Poland)他の政府要人と会談し,日ポーランド二国間関係,日EU関係の促進等について意見交換を行う予定です。
  6. 10日(火曜日)にはロシアのサンクトペテルブルク市を訪問し,市関係者と日露経済関係を中心に意見交換を行うとともに,サンクトペテルブルク大学において講演を行う予定です。

東京の水道水は安心か

2011年04月30日 | 東日本震災

一時期、東京の水道水から放射性物質が検出されたことで大騒ぎ
をしたことがありました。

1週間ほど前から、水道水が薬っぽくなったようで、気になっています。

コーヒーなどの飲み物やお味噌汁などの汁ものはとても水道水を
使う気になりません。

一時期、大騒ぎしていましたが、
放射能が少なくなったなど考えられません。

東京の水道水はどうなったのでしょうか。
フォローしてほしいです。


東日本大震災の地震の音 と 陸前高田の一本松

2011年04月18日 | 東日本震災

震源から900マイル(1440キロメートル)離れたアラスカのアリューシャン
列島の海中にシアトルの太平洋海洋環境研究所が
沈めたマイクがとらえた今回の地震の音(16倍にスピードアップしてある)
です。
物凄い音です。地震の凄まじさを改めて知る思いです。

 

また、陸前高田市の一本松。
300年前に植林された7万本のうち生き残った、たった一本のまつ。
復興の希望のシンボルです。

静かで穏やかな海、陸はがれきの海、
澄み切った空を背景に凛と立つ一本松の姿は、見る者の身も心も奮い立たせる
緊張感があります。

CNNがいいお話にまとめてくれています。

http://cnn.com/video/?/video/world/2011/04/15/savidge.tsunami.pine.tree.cnn

 


両陛下、被災地訪問

2011年04月15日 | 東日本震災

両陛下が被災地をご訪問されたことは、海外メディアでも広く取り上げられて
います。

私は、特に天皇制に賛成するものではありませんが、
両陛下のこのようなお姿を拝見すると、国民のことを本当に心配されて
いることがわかります。

特に、総理大臣がだらしないだけに、やはり、国民の象徴として
日本を一つに纏める役割を果たされているのかも、と感じたりします。

アメリカのCBSのビデオです。 

http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=7362725n&tag=api

またまた、新しいニュースです。

東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、英科学誌ネイチャー(電子版)に
掲載された論文で、現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、
「(地震の予知は)無益な努力だ。不可能なことを可能であると見せかける必要はない」
と言っています。

またゲラー教授は論文で、東北地域では過去にも巨大津波が2度発生しており、
1896年の明治三陸地震で起きた津波は最大38メートルに達している、
869年の貞観地震の発生時にも東日本大震災と同等の津波が観測されている、
明治三陸津波では2万2000人が犠牲になったと述べているとのことですが、
これについては、私もこのブログで指摘しました。

同教授はしかも「この地域では以前にも大規模な津波が発生したことはよく
知られており、その記録が多数残っている」と指摘しています。
私も、ブログを書くにあたってインターネットで検索して、すぐにわかりましたから、
当時はインターネットはなかったとしても、調べることは難しくなかったはずです。

今回津波の被害を受けた東北地域では過去にも前述のとおり、
巨大津波が2度発生していたのですから、沿岸部の原子力発電所はそうした
津波にも耐えうる構造に設計すべきだったと批判しているとのことです。
ということは、今回の原発の事故や津波の被害は、当然想定内のことだったのです。

事故のレベルを今頃になって7にアップするなど(前からわかっていたにもかかわらず
情報を隠していた)、事故が起こってからも都合のいい情報操作をしています。

原発の建設や津波の防波堤の建設も、先に計画ありきで、
その計画に都合のいい数値あわせをしただけだったのです。

防波堤の場合などは、土木業者を儲けさせただけです。

こういうニュースばかりの中では、やはり両陛下のお見舞いは心慰むものが
あります。

 


福島原発、レベル7引き上げについて各国の反応 プラス わかりやすい説明について

2011年04月14日 | 東日本震災

各国の反応は様々です。
それぞれの国内事情によって異なるようです。

フランスや中国はチェルノブイリに匹敵しない、危険の過大評価だとの
反応のようですが、これらの国は原発開発に前向きですから、
額面どおり受け取るわけにはいきません。

アメリカでは、チェルノブイリ原発事故並みの「レベル7」に引き上げられたことについて、
米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は12日の上院公聴会後、記者団に対し
「事故が深刻であることは明らかであり、決定に驚きはない」と語ったということです。 
日本政府や東京電力の対応には「適切」との認識を示し、
また、公聴会では、福島第1原発の現状について、原子炉や使用済み燃料プールの
冷却機能が回復していないことを理由に挙げ「大きな変化はないが、安定しているとは
言えない」と指摘したと報道されているということです(共同通信)。

アメリカも原発の必要性を認めていますから、この辺りが適当な判断ではないかと
思います。

一番気になるのは、韓国の動きです。

13日付の韓国各紙は厳しい日本政府批判を展開したということです。

 中央日報は「『チェルノブイリ級事故』 日本政府、初めから隠していた」との見出し
で報じたということです。12日の原子力安全・保安院の説明で、
放出された放射性物質の大部分が3月11日から16日の間の分だったことを考え合わ
せると「日本政府は(事故発生)当時に、直ちにレベル7に引き上げていなければなら
ない状況だった」と批判したということです。

韓国は直接被害を受ける可能性があるせいか、随分厳しいです。

そもそも日本人は政治家が何をしてもあきらめムードです。
いろいろ言っても、のど元過ぎれば、結局うやむやになってしまうので、
慣れっこです。
しかし、韓国などは国民性や政治風土が全く違います。
初めから隠していた、多分日本でも多くの国民はそう思っているはずですが、
韓国でははっきりと告発しています。

これを機に、一番遅れている政治の分野でもグローバルスタンダードに
なってほしいものです。

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昨日、今日と、相談者から、いろんな弁護士さんに相談したけれど
ちっともすっきりしなかった。
先生のお話は、どうしてだかわからないが、兎に角すごーく分かりやすかった。
これで、自分の置かれた立場、何をしなければいけないかがはっきりとしたと。

晴れ晴れとした表情で帰っていかれました。

皆さんから、よくそう言われます。

改めてどうしてだろうと考えました。

みなさん、話がもりあがるのは、どんなときでしょうか。
ほらほら、あの時ね。急に可笑しい音がしたわよね。
ほんと、あの時のびっくりした顔ったらなかったわよね。
そちらこそ。

といい具合になると、みんなわかっちゃうわけです。

私の相談もそうなんです。先生、こんなことになったんです、といわれると
そのとき、こんなことなかった?
あーありましたありました。
それはね、きっとこういうことなのよ。
あーやっぱりそういうことだったんですね。
そのとき、こうしました。それともあーしましたか。

私の相談のスタイルってこういう感じで進むんです。
それぞれの人が具体的に経験した、その場面場面ごとに具体的に何があり
なかったかを検証しながら進めるのです。

ですから、みんなよくわかるんです。

抽象的にではなく、具体的に一緒に追体験しながら説明しているのです。
ですから、盛り上がって、あーそういうことだったんだと再認識することになるのです。

と私は分析しました。

これからもそういうスタイルを持続したいものです。
これっていろいろな経験がなければできないことです。
これからも好奇心を失わず、どうあるべきか、どうしたいかを道しるべに
真実を極めるべく一層研鑽に努めようと決意したところです。