弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

書類の検討など熟慮のとき

2011年10月27日 | 弁護士の仕事 あるべき姿勢

今週も引き続き、弁護士業で多忙です。

本を出版したおかげで、知らない人からメールや電話をいただき、
また改めていろんな弁護士やいろんな仕事のやり方があることを
知りました。
それなりに世間を知っていたつもりですが、
実際は、世間知らずだったないうのが実感です。

今週は、記録を引っ張り出し、もう一度全部を見直すこと過ぎてしまいました。

事件というのは一つで終わらず、続いていくつか起こるものです。
1年とか2年経つと細かなことも記憶が薄くなります。
また、以前にはどうでもよかったものが、事件の進展で、意外に
重要だったり、大きなヒントになったりします。

そういうことで、今週は、書類に囲まれて、どう料理するか熟慮しています。
熟慮しながら、パソコンに向かい、またいい考えが浮かんで、書類に戻りと
行きつ戻りつしています。
何でもそうですが、書き始めると、思いもかけないようないい考えが浮かんでくる
のです。

みなさん、L&O見ていただいていますか。
私は裁判や争いというものは、始まってからも動いている、生き物のようだ
と、いつも言っていますが、
L&Oを見ていると、そのダイナミズムが良くわかると思います。
これは刑事事件だけでなく、民事でも同じなんですよ。
だから、弁護士の力量が決定的なのです。

ということで、今週の前半は、目いっぱい頑張りました。

ということで、ニュースについてのコメントは今日のブログではありません。

なお、これを書いている途中に中国のラテックスの枕の記事をみたということで
ご心配されて電話をいただきました。
経験談をお伝えしました。
ブログの記事がお役に立てたとしたら、本当にうれしいです。

ちょっと遅い帰りとなりました。


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