敬老の日を前に総務省が発表した高齢者推計人口によると
80歳以上の人口が866万人とのことです。
前年比38万人増ということですから
後4年弱で80歳以上の人口が1000万人になるということです。
驚きで言葉も出ません。
これはもう尋常な数字ではありません。
さらに、分析すると、65歳から80歳までの人口は何と
2114万人なのです。
2114万人という数字、信じられませんね。
65歳から80歳といえばまだまだ元気です。
そういう人たちが毎日だらだらしている(ちょっと失礼?)社会は
到底健全とはいえません。
若者に過度な負担をかけない生き方の創造に取り組むべきだと
思います。
実際には、体力も気力も衰えてきます。
誰も経験したことのない世界です。
65歳から80歳の平均的な人の健康はどうなのか、何ができるのか。
平均的80歳の人間はどこまで元気でいられるのか。
どこまで何ができるのか、
是非研究に取り組んでほしいです。
個人的には、何歳になってもできる限り頑張りたいですが、
若者のように希望に満ちた未来を思い描くことができないので
その代り何を目標に生きればいいのか
みんなで知恵を出し合いたいものです。
今から80歳になったときに備えて生き方の準備をしておかなくては
なりません。
そして、65歳から80歳はその中間期です。
中間期の生き方もあるはずです。
そういえば、葛飾北斎は75歳のときに
「90歳で絵の奥意をきわめる
100歳になれば神妙の域に達する
110歳になれば・・」
とひたすら画技の向上を思い描いていたということです。
凡人にはどこまでできるのでしょうか。
やはり何かはしなくてはならないのでは??