
待ちに待った、ガルパン戦車模型の製作を始めました。記念すべき第一作は、アリクイさんチームの三式中戦車チヌです。箱を取り出して机の上に置きました。日本陸軍の戦車らしい独特の不恰好さが、アリクイさんチームの独特の妙なスタイルにも通じて何か笑いを誘います。

箱を開けて、中身を広げました。ファインモールドのスタンダードとも言うべき、よくまとめられたパーツ構成です。車体は上下分割で、履帯はベルト式なので、見た目にも作り易そうな雰囲気があります。ガルパンデカールももちろんついています。製作ガイドの表紙は、コミック版でおなじみの才谷屋龍一さんの漫画です。

袋を開けて、パーツ類を広げました。ランナーはA、B、Cがあって、Aが車体関連、Cが砲塔関連、Bは車輪関連で二つです。まず車輪から作り始めるので、Bランナー二つを手元に引き寄せました。道具箱からはとりあえずニッパーとヤスリとアートナイフを取り出しました。さあ、というような、ワクワク感がたまりませんなあ---。

で、十数年ぶりに、ニッパーをランナーに当てて最初のパーツを切り離したわけです。あの、パチン、という音が、懐かしさをまじえて心地良く響きました。
ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!! (秋山優花里風)

製作ガイドの組み立て説明のステップ1です。内容にそのまま従って、起動輪を2個、下部転輪を4個、誘導輪を2個、サスアーム付き転輪を4個、懸架バネを4個作りました。パーティングラインは目立つ箇所だけヤスリで削り、あとはサンドペーパーで軽くヤスるにとどめました。なお、誘導輪のパーツB1とB2は、そのままくっつけますと穴がずれますので、あらかじめ、B2のダボにあたるツメを切り取ってから接着しました。

起動輪はB3とB4を合わせます。合わせる際に、歯がきちんと並ぶようにしないと履帯がはまらなくなります。爪楊枝を置いて左右の歯がきっちりと並行になっているかをチェックしました。転がしながら爪楊枝を当ててみて、少しでも歪んでいると、大抵はバリとかが残っているのでした。それをヤスリで削るわけです。

大体20分ぐらいで、ステップ1の工程が完了しました。サスアーム付き転輪と懸架バネは、くっつける際に歪みが出ないようにカッティングマットの方眼線に合わせる感じでパーツを真っ直ぐ合わせました。
今回はここまでとし、出来た部品はタッパーに入れておきました。次回はステップ2と3をやってみたいと思います。