![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ef/a7eca1df8d76f02506d27dcc9008d676.jpg)
組み立てのステップ3です。ガルパン仕様への追加工作が三つあります。まずは車体下部の切り取り指示にしたがって二ヶ所をナイフで切り取りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0f/964bb60a3b57f0d152c2aeb3abb2cd9e.jpg)
続いて車体下部の底面を上にしました。リベットやボルトのモールドが沢山ありますが、ガルパン仕様とは異なるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ce/70003343e7d2444b30b5350dc4708f35.jpg)
これがガルパン公式設定資料にある、三式中戦車チヌの底面画像です。さきの画像と見比べると、ボルトの数がかなり少ないわけです。これに合わせてキットの底面を修正しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b6/a9bf4f84c643c790b80d969e0d8f8b2b.jpg)
まず、間違えないように赤ペンでマーキングしておいて、それをナイフで切り取り、紙ヤスリやタイラーで平らに仕上げました。上画像は反対側から見たものです。ヤスリがけの際に、近くのボルトを誤ってヤスらないように気を付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/34e1909bdfba5afea844211b9978144a.jpg)
次に、車体下部の前面パーツA3、背面パーツA4にも、不要なモールドがあるのを修正しました。上画像左手前の背面パーツA4には、ハッチのような五角形のモールドがありますが、これは劇中ではありません。右側の前面パーツA3の八つのボルトも劇中では見られません。なので、赤ペンでマーキングしておいて、ナイフやヤスリで削り取りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/25/242c42becc98c4b2e775dd52fd3e2e70.jpg)
削り取った後に紙ヤスリで平らに仕上げておきました。小さな部品なので、ヤスリがけにも細心の注意が必要です。私は何も考えずにひたすらヤスるほうなので、他のモールドをつぶさないように心がけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/80/4b73a0f8d1d9060e53ada9a1ac6a4359.jpg)
その後、A3、A4を接着しました。タミヤセメントをはみ出さないように最小限につけ、次いで内側から流し込み用のミスターセメントをつけ、洗濯用はさみで固定しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/52/5f61ed19065d4f75c5c40b544822adb8.jpg)
三つ目の追加工作は、A2の機銃マウント部の修正でした。爪楊枝の先端で示した部分ですが、マウント部の上に変な出っ張りがあり、下の刳り込みが劇中では溝のような形になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/23/d97922af1d0bcd27bee29a1bc1f64d9b.jpg)
参考までに、ガルパン公式設定資料の画像を載せました。楕円で囲んだ部分が溝状に刳り込んでありますね。機銃席の覗き用スリットなのでしょうか。現存の実車にも見られない、謎の部分ですが、とりあえず同じように刳りこんでみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d1/8b37ec6ca12adbe7506f9323916137cb.jpg)
工作後の状態です。アートナイフで大体の形に切込みを入れ、ラインチゼルで削り出すようにして彫りました。目立たない部分なので、劇中のよりややオーバースケールに仕上げてみました。この時初めてラインチゼルを使いましたが、これ、面白いように削れますね。ケガキ用だけでなく、細部の彫り込みにもかなり使えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/b8/7f56a7a284a6baf5e2f2bb067b469040.jpg)
A2のパーツを車体に接着しました。出来具合としては、どうなんでしょうかね。
以上、ステップ3における追加工作は、①車体下部底面のリベットやボルトの修正、②車体下部の前面パーツA3のボルト八つを削る、背面パーツA4の右下の五角形のハッチ状モールドを削る、③パーツA2の機銃マウント部の修正と下の溝入れ、の三つでした。これらの追加工作だけで30分余りかかりました。