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組み立てのステップ6、および7です。ここは指示通りに組み立ててゆきましたが、その前にガルパン仕様への追加工作を一ヶ所やりました。
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劇中のワンシーンの一部を拡大したものですが、丸で囲んだ部分の減速機カバーにリベットが打ってありますね。キットではこれがありませんので、再現してみることにしました。
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まず、減速機カバー全体をヤスって、パーティングラインを消しました。次に、公式設定資料にしたがって、リベットの位置に赤ペンで印をつけておきました。
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キットのBランナーのタグ裏には、ディテールアップ用のボルトやリベットがモールドされています。こういうところにもファインモールドのサービス精神が発揮されていますね。リベットはとても小さなものなので、アートナイフで慎重にすくうような感じで切り取りました。
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リベットを付け終わった状態です。全てが初めての作業なので、二つほど失敗してリベットを無駄にしてしまいましたが、根気よく続けて、なんとか仕上げました。ピンセットで置いて、流し込み用のミスターセメントでくっつけました。
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ここからステップ6の組み立て内容に移りました。必要なパーツを全て切り離して、車体の前に並べて確認しました。
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ステップ6のパーツ接着を完了した状態です。B9をB38につける際に、あらかじめピンバイスで差込穴を少し浚っておいたので、接着時にぐらつかなくて済みました。D1は塗装してから接着するので、この時点ではまだつけませんでした。
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さきにパテで埋めた箇所の、減速機カバーの裏面のリベット穴も、ピンバイスで浅く再現しました。フェンダーの縁も薄くケガいておきました。ガルパン仕様というのは、探してみると色々なところにあるものですね。
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ステップ7の、消音器およびジャッキ台の組み立ても完了しました。消音器は左右のパーツに分かれますので、間違えないように赤ペンで書いておきました。