ガルバンの缶バッジは、色んなところから様々なデザインものが出ていますが、私が大洗へ行って貰ったり買ったりしたものも、幾つかあります。上画像は、2014年3月現在において私の部屋に飾ってある缶バッジ群です。
大洗の各店舗で、沢山の缶バッジをコルクボードなどに並べて展示しているのが見ていて楽しかったので、私も真似して自室に展示しようと思い、ホームセンターでホワイトボードを購入して同じように並べてみたものです。大洗では、缶バッジをテープや画鋲で留めたりしているケースが多いのですが、私としてはせっかくの思い出の記念品をあまり痛めたくないので、マグネットで押える形にしました。この方法だと、時々別の並べ方に変えて楽しめるし、大洗行きの度に増えてくる缶バッジをデザイン内容やカテゴリー別に整理したりも出来るからです。他にもまだありますが、ホワイトボードが一杯になってしまったので、これ以上並べるのは難しいです。
並べてある缶バッジは、右側下方に並ぶ三つがアニメイトのアニくじの賞品である以外は、全て大洗にて入手したもので、大部分が公式缶バッジです。自分でも、よく集まったなあ、と感心しながら眺めていることが多いです。缶バッジの一つ一つに思い出があり、それぞれに大洗の風景が浮かび上がってきて楽しい気分になりますので、ずっと眺めていても飽きないです。
これまでにも大洗行きレポートの中で触れたりしているように、大洗におけるガルパン公式缶バッジは、今では数も内容も多彩になっていて、制作している大洗町商工会ですら動向を把握出来ないほどの規模になっているようです。どういう缶バッジがあり、どこでどのように入手出来るのか、在庫の有無や限定品の種類はどうなのか、などの基本的な情報すら、大洗に行ってもよく分からないという意見を聞きました。
私自身、商店街を回って買ったり食べたりしながら入手するまで、缶バッジがどの店にあってどのように配布されているのかが全く分からなかったのです。貰った人しか分からない情報がとても沢山あり、缶バッジそのものは、大洗行きを繰り返していれば、自然に数も種類も増えてきます。が、次第に私自身もだんだんと全体像を把握しきれなくなってきて、情報や記憶がごちゃごちゃになりつつあります。
なので、缶バッジについて尋ねられても、思い出そうとして頭の中が混乱して言葉に詰まり、すぐに答えられない場合があります。この缶バッジはどこで貰ったんだっけ・・・・、と首を傾げるものも幾つかあります。
それでは私自身も困るし、せっかくの大洗行きの素晴らしい記念品でもありますから、基本情報ぐらいはおさえて整理して、忘備録を兼ねての中間報告としてまとめておくべきではないか、という思いに至りました。そこで、今回より二、三回ぐらいに分けて、大洗のガルパン公式缶バッジに関する自分なりの記憶、記録、情報などを整理することにしました。
最初に、寸法について書きます。ガルパン缶バッジには色々なサイズがあり、私が見た限りでは、コンテンツシードが販売していた「デカンバッチ」が最大でした。そのサイズは152ミリです。それよりやや小さいサイズ、だいたい100ミリ前後のものは、大洗でもファンの方々が作って各店に寄贈しているものに見受けられました。
ですが、公式のガルパン缶バッジとなると、そんな大きなサイズは無いようです。私の見てきた限りでは40ミリと32ミリの二種類があり、いまも商店街や各店で配布しているものは全て32ミリです。これらを作っている大洗町商工会の缶バッジ制作マシーンが、32ミリのサイズであるからなのでしょう。
上画像の右側にみえるユーアイファクトリー制作、鹿島臨海鉄道販売のヘッドマーク缶バッジ五種が40ミリのサイズで、その下にある六種の「ようこそ大洗鹿島線へ」バッジが32ミリのサイズです。前者は現在も大洗駅売店やまいわい市場などで販売していますが、後者はおそらく完売してもう大洗では入手出来ないと思います。
上画像の右手に三つ並ぶのが、アニメイトの2013年度のアニくじのF賞の三種で、これも40ミリです。アニメイトの缶バッジは、サイズの大きいものが多いので、40ミリが主流になっているようです。このアニくじの缶バッジが、私が初めて手にしたガルパンバッジでした。今年2014年になってからは、まだアニくじでガルパン関連が実施されていませんが、もし出されるのであれば、サイズは40ミリになる可能性が高いと思われます。
次に、ガルバン缶バッジの種類についてまとめてみたいと思います。ここでは大洗以外のものも全てひっくるめて概観してみますが、私の知る限りでは、下記の五種類に大別されるようです。
1 大洗で商工会が作り、各店にて配布している公式のもの。
宿泊特典、購入特典が多いですが、販売しているものも少なくありません。私が自室に飾っている大洗のガルパン公式缶バッジは、大部分が1に相当します。
2 大洗の各店で独自に作っている非公式かつ非配布のもの。
各店にて展示されているのをよく見かけます。
3 ファンの方々が楽しんで作っている非公式のもの。
各店に寄贈されて展示されているのをよく見かけます。またファンの集まりやオフ会などで参加者のみに配布されたりします。
4 大洗でのイベントや上映会や祭典などの際にだけ作られて、限定にて配布される公式のもの。
誕生日イベントやスタンプラリー、エンカイウォー、あんこう祭などの時にのみ参加者に配布されています。
5 企業が作って販売している公式のもの。
鹿島臨海鉄道、アニメイト、ボークスなどの例が知られています。くじ賞品やチャリティーイベント限定販売品もあります。
これらのうち、大洗へ観光に行って普通に入手出来るのは1だけで、あとは入手が難しいか、入手出来ないかのどちらかになります。4はたまに在庫が残っていたりして、各店での通常配布に回された場合がまれにあるので、私も運よく入手出来たものがあります。限定品とは言え、残ったものを捨ててしまうわけではないようなので、何らかの形で再び配布するケースが多いようです。
そういえば、2013年6月22日の武部沙織誕生日イベントにて限定として配布されていた五種類のガルパン戦車缶バッジは、もとは4月の百円商店街にて福引きの副賞として配布されていたものです。それを入手した方の話によれば、副賞は好きなものを貰う形であったため、人気のある車種が早くに無くなってしまっていたそうです。でも、それらを武部沙織誕生日イベントに合わせて再生産したようですね。
中間報告の次回では、種類の1、つまり大洗で商工会が作り、各店にて配布している公式のもの、の概要をまとめてみる予定です。