気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その14 「大洗気まま歩きです!!」

2014年10月11日 | 大洗巡礼記

 石福の店先にある看板には、ファンの方による河嶋桃のイラストが描かれてありました。「水分と栄養はちゃんと摂るように」とあります。栄養はともかく、この暑い時期には水分は欠かせません。私もペットボトルの水を常時携行していました。


 看板の反対側にも、別のファンの方による河嶋桃のイラストが描かれてありました。石福では肉類も扱っているようですが、そういえば加工食品なども販売しています。野菜類を中心にして毎日の一般的な食材も提供する、といった形です。私が子供の頃は、そういう雑貨屋のようなお店が近所にいくつかあったように記憶しています。


 この日は、O氏の行動に合わせることにしていたので、どこへどう行くかはO氏にお任せしていました。


 隣の国井屋に立ち寄りました。O氏はこのお店のアッサムの缶バッジが欲しかったようです。聖グロリアーナ女学院のノーブルシスターズのうちでは最後に公式バッジ化されているだけに、やっと出たか、という思いで多くのファンがゲットしに向かったといいます。もちろん私もそうでしたし、この日のO氏も同様だったのでしょう。


 アッサムは、このお店においては和装がメインになっているようで、店先の暖簾のデザインが、社用車のドアにもステッカーとして貼られてありました。お茶の販売店ならばでのティストですが、意外と似合っていると思います。
 実際に、外国人が着物を着て日本人以上にピタリと決まっている例を見かけますが、アッサムもそんな感じですね。設定では日本人ということなので、和服が似合っていても不思議はないのですが、ダージリンやオレンジペコが和服をまとっても、アッサムのように違和感なく見えるだろうか、と思ってしまいます。


 黒澤米穀店に移動し、店内の色紙や缶バッジの展示などを見ました。声優さんのサイン類は、大洗ではたいていのお店に置いてあるまでになりましたね。プライベートでも何度か訪れている声優さんが何人かいらっしゃるようです。


 鳥孝では、店内の缶バッジ陳列ボードを見ました。O氏が「これがそうですか」と、私の寄贈した自作缶バッジや同人系バッジにカメラを向けていました。店主の稲石さんも上機嫌で「これからまだまだ増えるんだから、楽しみにしてまた見に来てね、なっ」と私に次のバッジを促してくるのでした。


 加藤豆腐店の横の駐車場には、ガルパン風味の軽自動車が停められてありました。側面に「かるろべろーちぇ」と表してあるのが笑いを誘います。近寄って見てみると、青色の工作用テープで貼り付けてあるだけのようでした。


 前面のボンネット上には秋山優花里のラッピングが、お約束の名台詞とともにラッピングしてありました。地元の方の車のようなので、近所にも熱狂的なファンが居られるのだろうと実感出来ました。


 O氏が提案するままに永町から髭釜へと歩き、大野屋の角でまがってアウトレットの方向へと歩きました。この辺りの道路はかつての茨城交通水浜線の軌道跡で、なめや旅館の角で線路がカーブしていたといいます。なめや旅館は、聞くところによると大洗で最も安く泊まれる民宿だそうで、もともとは大洗海岸でサーフィンを楽しむ若者がよく利用することで知られていました。最近はガルパンファンの常連客も増えているようで、その宿泊レポートなどを時折ネット上で見かけます。


 アウトレットの南西の信号交差点は、劇中でもお馴染みの場所の一つです。そのことをO氏に言うと、ああここがそうですか、と初めて知ったような応えぶりでした。まだ巡礼コースの全てを回っていないのだそうです。


 ブラブラ歩いて、田口理容店に立ち寄りました。私自身は昨日ここに立ち寄って散髪しているので、二度目になりました。O氏にとってはお気に入りの場所であるそうで、つまりはO氏の「聖地」の一つであるわけです。ここに寄らないと大洗へ行った気がしないんです、とまで言い切っていました。そのような場所は、私の場合だと鳥孝やさかなや隠居ですかね・・・。
 ここでは北見さんとカッティングシートやガルパングッズの版権の話などで盛り上がり、二時間ほど滞在しました。O氏によれば、大洗で最も色々と話をして印象に残ったのが、このお店なのだそうです。それは私も同感ですので、O氏がここに寄りたい気持ちが良く分かります。


 昼になったのでどこで食事しようかという話になり、とりあえず私がこの日の午後に帰途につくという関係で、大洗駅前の寿々翔に行きました。私は三度行っていますが、O氏は初めてでした。O氏はけっこう食事の味にこだわるところがあり、大洗で本当に美味しいものを食べたい、と希望しているようなところがありましたので、私が寿々翔を提案して案内したのですが、結果的には当たりだったようです。O氏は翌日に家族と再びこのお店に立ち寄ったそうなので、よほど気に入ったようです。後日にそれを聞いて、案内して良かった、と安堵しました。

 私自身は、大洗で寿司や海鮮丼を食べるなら、寿々翔か栗崎屋か日野治、と決めています。あくまでも個人的な好みなのですが、O氏の食事の好みも私と近いようなので、大洗の宿の食事にしても、あの宿の夕食は美味しかった、という評価ではよく一致します。O氏は栗崎屋も日野治もまだ行っていないそうですので、次の機会に行ってみることを勧めておきました。


 このお店でも、最近はガルパンに目覚められたようで、グッズや缶バッジなどを集めて店内に飾り始めたと聞きました。特に缶バッジを集めているとの事なので、私の自作缶バッジを5個ほど寄贈させていただきました。店主さんは大喜びでそのうちの1個を帽子に取り付けて被り、ノリノリで上機嫌でした。そういえば、この店主さんも顔写真を缶バッジにしていることで知られています。


 このお店にも、ファンの方のイラスト類が幾つか寄贈されているようでした。戦車パネルに因んでT34の公式缶バッジを出してからはガルパンファンの来店率が一気に増えたそうです。大洗駅前という絶好の位置にありながら、従来はあまり立ち寄るファンがいなかったそうで、缶バッジの力というのはすごいもんだねえ、と笑っておられました。それで、缶バッジの魅力とやらにも目覚めて、収集し出したということのようです。


 寿々翔でも一時間ほどのんぴりと過ごして、大洗駅に移動しました。私はこの日に大洗を離れますが、O氏はあと一日滞在するので、最後に大洗駅内のインフォメーションコーナーを共に見物して楽しみました。


 展示されていたヘッドマークは、先月の来場10万人記念のデザインでした。その記念限定缶バッジも、いまでは超レア物になって入手が不可能になっているようです。それで、ネットオークションなどで転売屋が不当な高値をつけて売っていると聞きましたが、ガルパン公式缶バッジそのものがそうした転売行為の対象になっていることが多いそうです。残念なことですね・・・。


 O氏と再会を期して握手し、改札口前にて別れました。間際に「星野さんは来月(9月)もこっちに行かれるんですか?」と訊ねられ、いまの所そういう予定は無い、むしろ9月は行かないかもしれない、と答えました。今回8月の訪洗自体、水戸の友人の鹿島神宮参拝の勧めが無かったら、やっていなかった筈なのです。なにしろ私は暑さに弱く、夏季の旅行や長距離移動を控える傾向があるので、大洗行きは夏場はパスしようと考えていたのです。それが結局は7月にも8月にも出てきてしまったわけです。

 とにかく、この時点では、来月9月の訪洗というのは、私の方針にはありませんでした。ひと月ぐらいは休もう、という気持ちの方が強かったと思います。仮にどこかへ行くのであれば、鎌倉とか足利とか日光とか、別の所へ日帰りで行きたいなあ、と考えたぐらいです。
 ですが、全く思いがけない成り行きによって、次の9月にも訪洗することになってしまったのですから、本当に何がどうなるか分からないものですね・・・。

 とりあえず、以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く9」のレポートを終わります。

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