
大洗駅に戻りました。缶バッジ調査活動の方は、17ヶ所のお店にて実施することが出来ました。大洗の各商店街にて、コルクボード等を設置して缶バッジを並べて展示している所は、思いつくだけでも20ヶ所ぐらいは挙げられますが、その大部分を調査出来たのは幸運だったと思います。
どのお店も協力的で、むしろ調査結果に興味を持って下さる所もあり、話をして盛り上がりながらカウントさせていただいたりと、それはそれは楽しい作業だったと思います。この場を借りて、調査に御協力いただきました全てのお店の方々に、心より御礼申し上げます。

大洗駅のインフォメーションコーナーは、冷泉麻子一色でした。冷泉麻子のファンとしては嬉しい限りです。

室内の片隅にあるソファにて少し休んでいると、K氏から電話がかかってきました。経緯を報告すると、満足気な返事が返ってきました。「大洗町の皆さんが、みんなご自分のお店の缶バッジの数を知らない、ってのが面白いですねえ、おおらかな気風なんでしょうかねえ」と言っていましたが、同じことを私も調査活動を通じて感じたばかりです。
「ともあれ、御苦労様でした。今度会ったら何か馳走させていただきますよ」
「いや、そこまでしていただかなくて結構ですよ。既に交通費と宿泊費とギフト券を頂戴しておりますので、もう充分です」
「・・・そうですか。これから帰りの電車に乗るのですか」
「ええ、水戸まで行って、ちょっと時間を取って二ヶ所ほど寄りますんで」
「そうですか。ではお気をつけて下さい」

冷泉麻子デザインのヘッドマークです。9月1日の誕生日イベント時に実際に列車の先頭につけられたそうです。

ガルパングッズの数々です。多くは私も以前に購入しています。

待合室の脇に置いてあるネームステッカーです。以前はインフォメーションコーナーの外側の脇に置いてあったのであまり目立ちませんでしたね・・・。

ホームに上がりました。待機線に停車している4輌編成列車の先頭は、ガルパンラッピング車輌の2号車でした。

1号車のほうはどこかを走っているのかな、と思いきや、同じ列車の三輌目がそうでした。2輌のガルパンラッピング車輌を含めた4輌編成列車じたい、初めて見ましたね・・・。

水戸駅に着き、まっすぐに北口横のマイムビルへ移動し、1階にある「らしんばん」水戸店に行きました。ガルパングッズの中古品があるかもしれないと考えたからです。

同じビルに入っている「アニメイト」水戸店にガルパンコーナーがあるのと同じく、こちらにもガルパンコーナーが設けられてありました。展示POP類は、こちらの方が目立っていて、宣伝画面には大洗高校ブルーホークスの勇壮なマーチングバンドの映像が流れていました。大洗に近いだけあって、力が入っていました。販売されているグッズも、けっこう色々あって、他では見られないレア物も幾つかありました。新品同様ですが、中古品なので価格は半分以下になっているものもあり、5点を購入しました。その内容は、以前の記事にて紹介しています。

続いて、地階の「アニメイト」水戸店にも立ち寄ってみました。同じビルの9階にも文教堂系列の「アニメガ水戸店」がありますが、ガルパングッズの品揃えは「アニメイト」の方が勝っていると聞いていたので、今回は9階へは上りませんでした。

「アニメイト」水戸店のガルパンコーナーです。今回もなかなかの品揃えでした。以前には無かった品も幾つか見られ、積極的に仕入れと陳列替えを行っている様子がうかがえました。

ガルパン新聞も2号までちゃんとありましたし、関西地区の「アニメイト」では品切れになっているカラコレも豊富に並んでいました。単品とBOXの双方が揃っていたのは、さすがでした。

アンツィオ戦OVA上映劇場の販売グッズもたくさんありました。左上にはガルパンウエハースも並んでいました。別の棚にはフィグマやねんどろいども揃っていましたから、先程の「らしんばん」と合わせれば、だいたいのガルパングッズは買えるという感じです。ただ、大洗のガルパン缶バッジだけは全く見かけませんでした。
アニメイト発のガルパン缶バッジも、ここではとうに完売してなくなったことを店員さんに確認しました。やっぱり大阪天王寺のアニメイトに在庫が少し残っていたのは、奇跡的だったんですね・・・。

下の段の右側には「ガルパン応援はっぴ」2種もありました。「アニメイト」においては東京秋葉原店と大阪日本橋店でしか販売していないと聞きましたが、正確には池袋本店でも取り扱っているそうで、ここ水戸店へも問い合わせが多かったので在庫を取寄せて販売しています、との事でした。やっぱり大洗に最も近い「アニメイト」店舗ですから、売らないわけにはいかないでしょうね・・・。
K氏に電話して、土産にガルパングッズとかどうですか?ともちかけたら、即座に「プラウダか黒森峰のスポーツタオルありませんか?」と言われました。両方ともあると伝えると、「すいません両方とも買ってきて下さい」との依頼でした。
「やっぱり、後日あらためての御礼をさせていただきますよ」
「それはいいのです、お気持ちだけで結構。それよりも今回の調査結果をそちらの研究テーマに生かして有意義な内容に昇華していただければ、それが何よりの「御礼」になりますよ」
そう言いながら時計を見ると、列車の発車時刻が10分後に迫っていました。あわてて携帯電話を切り、水戸駅北口へ駆け戻りました。
以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く10」のレポートを終わります。