気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(F2型仕様) 作ります !!  その8

2015年06月05日 | ガルパン模型制作記

 ステップ17では、砲塔に砲身などを組み付けます。ここではガルパン仕様への改造が五ヵ所に必要となります。あと、ガイドの指示内容のうち、砲塔左右ハッチのパーツG19とG24の位置が逆になっていますので注意が必要です。


 五ヵ所の改造の一つ目は、砲塔左右の棒状突起を追加することです。二つ目は、上図には示していませんが、砲塔天蓋上にボルト状突起を二つ追加します。三つ目は、砲塔左右ハッチの下に、ボルト3個を追加することです。
 四つ目は、キットのガイドには指示が無くパーツも無いハンドルを追加することてす。五つ目は、梯子を劇中車のように降ろした状態にセットすることです。


 ステップ17にて組み立てる全てのパーツです。キットのガイドには指示がありませんが、戦車長用のシートのパーツB10、B16も入っていますので、これも取り付けることにしました。


 とりあえず、組み立てガイドの指示通りに組み上げました。ハッチ類は全てピットマルチ使用にて開閉自在とするので、接着はしないでおきました。


 二つ目の改造を行ないました。劇中車では、上図の二ヶ所にボルト状突起がありますので、プラ材をカットしたものでそれらしく再現しておきました。


 三つ目の改造を行ないました。劇中車では、砲塔左右ハッチの下にボルト3個が並びますが、キットのパーツにはありませんので、不要パーツのボルトを切り取って転用しました。


 続いて一つ目の改造を施しました。劇中車では、D型と同じ棒状突起が砲塔左右につきますが、キットのパーツでは全くありません。そこで、不要パーツのなかから適当な棒を使い、ピンバイスで穴を開けて挿し込みました。


 以上で、砲塔部分の改造作業が完了しました。残る二ヶ所の改造は、車体部分のほうにあります。


 砲塔を車体に載せてみました。かみ合わせてセットする形ではなく、単に置いてはめこんだだけなので、傾けたりすると簡単に外れます。塗装時にある程度の塗膜をかぶせて、少しキツキツにしたほうが良さそうだ、と考えました。


 五つ目の改造に取り掛かりました。ステップ12での組み付けを後送りにした、梯子のパーツD3です。これを改造のうえ、取り付けることになります。


 キットのパーツは、上げて収納した状態に再現されているため、これを劇中車のように降ろした状態にセットするには、二つの改造が必要となります。


 まず、留め金具の部分を完全に切り取ります。劇中車の梯子は、降ろした状態にて固定されているらしく、留め金具が全くついていません。その形に合わせました。


 次に、蝶番の部分を逆にする必要がありますので、蝶番部分だけを上図のようにカットしていったん分割しました。


 公式設定資料図などを参考にして、梯子を、上図のように降ろした状態で取り付けました。これに、いったん切り離した蝶番部分を接着しました。
 最後に、四つ目の改造を行ないました。梯子を上にあげて収納した際に金具を留めるハンドルがあるのですが、キットにはそれらしいパーツが見当たらず、ガイドにも指示がありません。でも劇中車にはハンドルもちゃんとありますので、これは真鍮線にてハンドルを自作して取り付けました。
 以上で、ステップ17の五ヵ所の改造を終えました。


 ラストのステップ18です。砲塔を車体にセットして完了、となります。西住みほが笑顔でねぎらってくれますが、このあとは、塗装の工程が控えています。


 組み立ておよび改造の全てが終わりました。小さな改造が多かったですが、キットそのものの出来は良いし、組み立ても仮組みしながら丁寧に進めれば間違うこともありませんでしたので、プラッツの公式キットのなかでは割合に作りやすいな、というのが正直な感想です。

 私の制作においては、劇中車の再現を可能な限り試みようというスタンスで取り組みましたので、パーツの一部を他キットから転用したりしていますが、そこまでこだわらずにガイドの指示通りに作っていっても良いものが出来ると思います。
 なので、今回のキットが、プラッツの公式キットにしては珍しく批判を受けていなかったようなのも、何となく分かるような気がしてまいります。 (続く)

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