気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く17 その11 「三重塔と掘割です!!」

2015年06月29日 | 大洗巡礼記

 「鳥孝」さんでの缶バッジボード陳列と昼食を済ませ、午後の散策に出発しました。まだ行ってない場所、まだ見ていないお店を気儘に回ってゆこうと考えていたからです。上図は「肴屋本店」さんです。


 玄関先に立つ、ダージリンと店主大里さんのパネルです。曲松商店街オリジナルグッズのトートバッグも販売しているようでした。


 曲松商店街の信号交差点を左折し、「カワマタ」さんと「石福青果店」さんの間を直進し、県道2号線に出て右に進みました。この日も気温が高くて暑かったので、熱中症対策としてミネラルウォーターでも買っておこうと思い、「ココストア和銅店」に立ち寄りました。いつも大貫店の方に行っていますので、こちらの店舗は初めてでした。ガルパンの巡礼コースとは離れていますから、大貫店でやっているようなガルパングッズ販売も無く、普通のコンビニとして営業しています。


 「ココストア和銅店」の東に駐車場をはさんでラーメン専門店の「とん太」があります。全国各地に店舗を展開しており、以前に姫路市に住んでいた時期に、山陽自動車道の権現湖パーキングエリア内にある店で二度ほど食べた記憶があります。しかし、そのお店は最近に閉店となったようです。
 大洗のこちらのお店では、ガルパンブームにあやかってのメニューもあると聞きましたが、入ったことがありませんので、どんなものかは知りませんでした。


 県道2号線が右にカーブしてゆく辺りの右手には、海鮮料理店の「親潮」さんがあります。以前から噂を聞いていましたが、実際に店先まで行ったのは今回が初めてでした。鹿島臨海鉄道30周年記念のメニューをやっているようで、団体客で満員のようでした。昼食を食べてきたばかりなので、今回はパスしましたが、また機会があれば立ち寄ってみたいです。


 次に護国寺へ行きました。以前に「幕末と明治の博物館」へ行ったことがありますが、その前身であった「常陽明治記念館」の付属施設として建立された寺院です。宗派は日蓮宗に属しますが、この寺が開かれた明治期の日蓮宗は国体論との密接な関係を示し、当時の世間が「血盟団」と呼んだ一種の政治的宗教結社集団とも関わりを持ったそうです。その関係で、「血盟団」の指導者であった井上日召を初代住職に招いたそうですが、井上日召自身は正式には日蓮宗の僧籍に無かったようなので、そのあたりには当時の世相や情勢が大きく作用したものでしょう。


 境内参道の脇にたつ案内板です。読んでゆくと明治期日本の特殊な歴史的情勢の一端がよくうかがえます。開創時は「護国堂」といったようですが、これは「常陽明治記念館」の付属堂宇としての位置づけを示していたものでしょうか。現在も敷地は接していますが、関連性は護国寺の宗教法人化によって無くなったそうです。


 境内地に聳える三重塔です。付近の古社寺に塔婆が残っていませんので、大洗では唯一の層塔建築であるわけですが、意外にも余り知られていないようです。建立時期が昭和53年と新しいからなのかもしれません。その手前には井上日召の銅像が立っています。


 護国寺てら引き返す途中で、焼肉専門店の「沖苑」さんを見ました。地元の方がよく行く焼肉屋さん、として話に聞いていたお店です。ガルパンファンの常連さん達もかなり利用しているとの噂です。


 県道2号線の脇にたつ「さかなや隠居」さんの立派な看板です。この日の宿となりました。


 「ダイカツ水産」さんの工場がある信号交差点で右折し、掘割地区の集会所へ行きました。涸沼川の船溜まりとして掘削された堀割を今まで見ていなかったので、この機会に立ち寄りました。集会所の脇に上図のウォーキングモデルコースの案内板があり、掘割付近の街区状況を知ることが出来ました。

 後日に公開されたガルパン劇場版の二度目の予告編にて、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダー隊が疾駆している街路の一つが、まさにこの掘割集会所の前の道でした。かなり広い範囲が劇場版に登場するようですね・・・。


 掘割の現状です。現在も涸沼川の船溜まりとして機能しており、数隻の漁船やボートが係留されていました。涸沼川および涸沼での漁業の根拠地の一つだそうです。かつては集会所の辺りまで伸びていたそうなので、その後に縮小されて今の規模に至ったようです。


 掘割の入口から涸沼川の水面を見ました。


 涸沼川側からみた掘割の全景です。涸沼川や涸沼では、シジミの生産が盛んです。全国でも第4位の漁獲量を誇るそうで、大洗の特産物の一つにも数えられています。

 実は、私もシジミが大好きで、普段の食事の汁物もほとんどシジミの味噌汁です。これは20代後半に島根県松江市に住んでいた頃に、宍道湖のシジミの味噌汁に出会って感動して以来です。出雲ではお蕎麦とシジミ飯のセットも定番ですので、これもよく食べていました。
 考えてみると、大洗でも常陸秋蕎麦とシジミがあるわけですから、どこかのお店で蕎麦とシジミ汁またはシジミ飯のセットが楽しめたらもっと良いなあ、と思いました。 (続く)

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