去る7月26日のワンフェスにて、ガルパン関連の新製品群が紹介されましたが、そのなかに少なからぬ比率を占めたのが戦車のプラモデルでした。これらの一連の品は、周知のように「ガールズ&パンツァー 登場全戦車キット化プロジェクト」の第一弾として位置づけられています。
これらの戦車プラモデル新製品6点について、簡単に紹介してみましょう。
まずは8月31日に4点が発売されます。その1点目がアヒルさんチームの八九式中戦車甲型です。発売元はファインモールドさんです。従来までの同名の製品は生産を終了し、これに代わって今回の新製品がガルパンの八九式中戦車甲型の公式キットとしてリリースされます。
製品名に「ガールズ&パンツァー 劇場版」とある通り、劇場版に登場する車輛の特徴をパーツ化しているものですが、テレビ版の車輛の特徴をそのまま引き継いでいる形です。従来の製品で相違が指摘されていた主砲防盾、マフラーカバーが新規パーツとして組み込まれています。
他にも劇場版タイプの特徴や変更点などがあるかもしれませんが、現時点では公式設定図すら明らかになっていませんので、不明です。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される2点目は、アリクイさんチームの三式中戦車チヌです。発売元はファインモールドさんです。従来までの同名の製品は生産を終了し、これに代わって今回の新製品がガルパンの三式中戦車チヌの公式キットとしてリリースされ、アリクイさんチームの三人のフィギュアが付属します。
製品名に「ガールズ&パンツァー 劇場版」とある通り、劇場版に登場する車輛の特徴を再現しているようです。テレビ版の車輛の特徴とは幾つかの相違点があることが既に劇場版予習PVの映像などから知られており、全体には従来までの公式キットの形状に近くなっています。他にも劇場版タイプの特徴や変更点などがあるかもしれませんが、現時点では公式設定図すら明らかになっていませんので、不明です。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら、元キットの紹介はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される3点目は、ウサギさんチームのM3中戦車リーです。発売はプラッツさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
既に知られているように、劇場版のM3中戦車リーはテレビシリーズ版のそれと各所で異なっており、全体的には今回の新製品に近い形状になっています。ワンフェスにて公開された試作見本パッケージにデザインされた劇中車はテレビシリーズ版のままでしたが、これは劇場版の公式画像がまだ出ていないことによるのでしょう。
今回の新製品はタミヤキットのMk.Iなので、M3A3かM3A5に近いとされるテレビシリーズ版の姿とは色々な点で異なりますが、最大の相違点は後部リアパネルの形状です。テレビシリーズ版の車輛はディーゼル車でありましたから後部に点検ハッチがつきましたが、今回の新製品はMk.Iのガソリン車の姿になっています。劇場版の車輛もMk.Iのガソリン車に改装されていれば問題はありませんが、ディーゼル車のままであれば、後部リアパネルの改造が必須となるでしょう。
また、転輪のスポーク数も気になります。テレビシリーズ版の車輛は5本で、アカデミーのキットでは忠実に再現されていますが、今回の新製品はMk.Iの6本スポークのままですので、劇場版の車輛もそれに合わせてあるかどうかが問題になります。後部左右の道具箱、後部フェンダーなどはタミヤキットのMk.Iの形状に合わせてあるようなので、全体として劇場版の車輛の姿を、今回の新製品の形状に近づけてあるのだろうと推察されます。
プラッツさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される4点目は、プラウダ高校チームのKV-2です。発売はプラッツさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットはいわゆる限定スポット商品にあたるので、今回の新製品も数量限定での販売となるのかもしれません。
劇場版にプラウダ高校チームのKV-2が登場するかはまだ分かりませんが、テレビシリーズ版の車輛はどちらかというと同じタミヤの1/48スケールのKV-2の姿に近いので、供給される1/35スケールのモデルのままであれば、砲塔や足回りを中心に色々と改造が必要になると見込まれます。タミヤの1/48スケールのKV-2の情報はこちら。
プラッツさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
続いて9月30日に2点が発売される予定です。その1点目は、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン75mm砲搭載型です。隊長ケイの搭乗車で、M4シャーマンの初期型にあたります。発売はファインモールドさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
劇中車は、ほぼタミヤキットの姿をモデルにしているとされますが、キットではサスペンションのVVSSが後期型になっています。劇中車のVVSSは初期型ですので、アスカの「垂直懸架サスペンションセットA (初期型)」に交換すれば再現度が高まります。キットでは起動輪や転輪は選択式ですので、起動輪は初期型タイプ、転輪は極初期型の5本スポークを選びます。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
9月30日に発売される2点目は、聖グロリアーナ女学院チームのチャーチル歩兵戦車Mk.VIIです。ダージリン以下のノーブルシスターズの搭乗車です。発売はファインモールドさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
この戦車は劇場版でも登場しますが、テレビシリーズの劇中車のままなのか、それとも劇場版の新たなタイプであるのかは予習PVや特報でも明確な情報が示されないままです。ですが、従来より劇中車に最も近いのがタミヤキットであることが指摘されているため、テレビシリーズの劇中車のままで劇場版に登場するのであれば、今回の新製品においても目立った改造は必要なく、車外装備品の省略程度で済むでしょう。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
これらの戦車プラモデル新製品6点について、簡単に紹介してみましょう。
まずは8月31日に4点が発売されます。その1点目がアヒルさんチームの八九式中戦車甲型です。発売元はファインモールドさんです。従来までの同名の製品は生産を終了し、これに代わって今回の新製品がガルパンの八九式中戦車甲型の公式キットとしてリリースされます。
製品名に「ガールズ&パンツァー 劇場版」とある通り、劇場版に登場する車輛の特徴をパーツ化しているものですが、テレビ版の車輛の特徴をそのまま引き継いでいる形です。従来の製品で相違が指摘されていた主砲防盾、マフラーカバーが新規パーツとして組み込まれています。
他にも劇場版タイプの特徴や変更点などがあるかもしれませんが、現時点では公式設定図すら明らかになっていませんので、不明です。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される2点目は、アリクイさんチームの三式中戦車チヌです。発売元はファインモールドさんです。従来までの同名の製品は生産を終了し、これに代わって今回の新製品がガルパンの三式中戦車チヌの公式キットとしてリリースされ、アリクイさんチームの三人のフィギュアが付属します。
製品名に「ガールズ&パンツァー 劇場版」とある通り、劇場版に登場する車輛の特徴を再現しているようです。テレビ版の車輛の特徴とは幾つかの相違点があることが既に劇場版予習PVの映像などから知られており、全体には従来までの公式キットの形状に近くなっています。他にも劇場版タイプの特徴や変更点などがあるかもしれませんが、現時点では公式設定図すら明らかになっていませんので、不明です。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら、元キットの紹介はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される3点目は、ウサギさんチームのM3中戦車リーです。発売はプラッツさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
既に知られているように、劇場版のM3中戦車リーはテレビシリーズ版のそれと各所で異なっており、全体的には今回の新製品に近い形状になっています。ワンフェスにて公開された試作見本パッケージにデザインされた劇中車はテレビシリーズ版のままでしたが、これは劇場版の公式画像がまだ出ていないことによるのでしょう。
今回の新製品はタミヤキットのMk.Iなので、M3A3かM3A5に近いとされるテレビシリーズ版の姿とは色々な点で異なりますが、最大の相違点は後部リアパネルの形状です。テレビシリーズ版の車輛はディーゼル車でありましたから後部に点検ハッチがつきましたが、今回の新製品はMk.Iのガソリン車の姿になっています。劇場版の車輛もMk.Iのガソリン車に改装されていれば問題はありませんが、ディーゼル車のままであれば、後部リアパネルの改造が必須となるでしょう。
また、転輪のスポーク数も気になります。テレビシリーズ版の車輛は5本で、アカデミーのキットでは忠実に再現されていますが、今回の新製品はMk.Iの6本スポークのままですので、劇場版の車輛もそれに合わせてあるかどうかが問題になります。後部左右の道具箱、後部フェンダーなどはタミヤキットのMk.Iの形状に合わせてあるようなので、全体として劇場版の車輛の姿を、今回の新製品の形状に近づけてあるのだろうと推察されます。
プラッツさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
8月31日に発売される4点目は、プラウダ高校チームのKV-2です。発売はプラッツさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットはいわゆる限定スポット商品にあたるので、今回の新製品も数量限定での販売となるのかもしれません。
劇場版にプラウダ高校チームのKV-2が登場するかはまだ分かりませんが、テレビシリーズ版の車輛はどちらかというと同じタミヤの1/48スケールのKV-2の姿に近いので、供給される1/35スケールのモデルのままであれば、砲塔や足回りを中心に色々と改造が必要になると見込まれます。タミヤの1/48スケールのKV-2の情報はこちら。
プラッツさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
続いて9月30日に2点が発売される予定です。その1点目は、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン75mm砲搭載型です。隊長ケイの搭乗車で、M4シャーマンの初期型にあたります。発売はファインモールドさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
劇中車は、ほぼタミヤキットの姿をモデルにしているとされますが、キットではサスペンションのVVSSが後期型になっています。劇中車のVVSSは初期型ですので、アスカの「垂直懸架サスペンションセットA (初期型)」に交換すれば再現度が高まります。キットでは起動輪や転輪は選択式ですので、起動輪は初期型タイプ、転輪は極初期型の5本スポークを選びます。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。
9月30日に発売される2点目は、聖グロリアーナ女学院チームのチャーチル歩兵戦車Mk.VIIです。ダージリン以下のノーブルシスターズの搭乗車です。発売はファインモールドさんですが、キットはタミヤからの供給となります。元のタミヤキットの情報はこちら。
この戦車は劇場版でも登場しますが、テレビシリーズの劇中車のままなのか、それとも劇場版の新たなタイプであるのかは予習PVや特報でも明確な情報が示されないままです。ですが、従来より劇中車に最も近いのがタミヤキットであることが指摘されているため、テレビシリーズの劇中車のままで劇場版に登場するのであれば、今回の新製品においても目立った改造は必要なく、車外装備品の省略程度で済むでしょう。
ファインモールドさんの公式サイトにおける製品情報はこちら。アマゾンでの製品情報はこちら。