
先日、模型サークルの知人A氏と、今度の大洗行きの計画について相談した際に、ガルパン献血ポスターのことを聞かれました。2014年5月の六度目の大洗行きの際に初めて献血をして、その特典として貰ってきたものです。
上図がそのガルパン献血ポスターですが、A氏はこれを私の家で見て以来、事あるごとに「あれはガルパンのポスターとしては出色の出来やなあ」と言います。
A氏はアニメファンとして様々のアニメの資料やポスターやグッズを色々と広く浅くコレクションしている方です。ガルパンに関しても、一度アニメシリーズを視聴した、という程度で私ほどには深く熱中していません。
だから、数多くあるガルパン関連の商品にもあまり関心を示しません。私が作ってきたガルパン戦車プラモデルの完成品を「ええもんやなあ」と眺めているぐらいですが、それはどちらかというとA氏が模型も趣味で戦車が好き、ということによるのでしょう。ガルパンはあまり関係ないのかもしれません。
ところが、私の部屋にいまも貼ってあるガルパン献血ポスターにだけは、なぜか異様なほどに高い評価を与えているようで、二度ほど「これだけは俺も欲しいなあ」と呟いていたのを覚えています。
そんなA氏が「今度の大洗行きでは、是非ともあのガルパン献血ポスターをゲットしたい。お前も協力してくれ」と言うので驚きました。
「ちょっと待って下さい。あれは、あのポスターは去年の5月のガルパン献血キャンペーンの特典なんで、いまはもう無くなってて貰えないはずなんで・・・」
「それが貰えるんやな、今年の8月にまたガルパン献血キャンペーンがあるらしい。その特典としてあのポスターか復活しとるみたいや」
「えっ」
調べてみると、その通りでした。茨城県赤十字社の三ヵ所の献血ルームにて、今年2015年の8月のみに限ってガルパン献血キャンペーンを行なう旨が、公式サイトのこちらとこちらで案内されていました。
A氏はアニメ関連の情報収集の緻密さでは昔から仲間内でも定評があり、今回の大洗行きを決めて以来、毎日色々と調べているようです。そのなかで茨城空港イベントのことも、今回の献血キャンペーンのことも知ったようです。ガルパンファンの私よりも情報に詳しいのは、さすがです。
「というわけで、今回のプランには是非ともガルパン献血キャンペーンを加えたい。したがって、その日は百里飛行場(茨城空港)見学と水戸観光と合わせて献血もやるとなるから、まとめて水戸での行程にして、宿も水戸駅の近くの便利な所を選んでおいた」
「どこですか」
「水戸駅南口から歩いてすぐの水戸レイクビューホテルや。善は急げ、やから、君の分も予約しておいた」
「なんでまた何の相談も無しに勝手に決めちゃって・・・、そこって宿泊料金高いですよ、1万円以上はするんですよ、もっと安い所に・・・」
「それが安くなってるんやで、8月限定の朝食付きのガルパンプランで9500円や」
「えっ」
調べてみると、その通りでした。驚いたことに水戸エリアでは初めてとみられるガルパンコラボの宿泊プランが設定されているのでした。水戸レイクビューホテルの公式サイトでの案内記事はこちら。
タイトルが「県立大洗女子学園 夏の課外学習プラン」というのは楽しいですね。後で聞いたところによれは、宿泊特典グッズは、水戸出身の五十鈴華にちなんで五十鈴華デザインでまとめられているようです。これがついて朝食付きで9500円であれば、おトクなほうですね。
しかし、全然知らなかった、Aさんもよくこういうの調べてくるなあ、と感心してしまいました。アニメファンである前に在野の歴史学研究者でもある方なので、調べるとなったら徹底的にトコトン調べます。既に大洗に関してはるるぶのガイドブックだけでなく、以前に発売された「大洗ガルパントラベルガイド」や「ガルパンアルティメットガイド」も読んで相当の予備知識を蓄積されているようです。
かくして、今度の大洗行きにおいてはガルパン献血キャンペーンにも行くことになりました。私にとっては2014年5月、2015年1月に続いて三度目になります。
A氏は水戸では偕楽園や徳川ミュージアムの見学も希望しており、水戸のアニメイトやアニメガもリクエストしていますので、スケジュールがだんだんと過密になってきています。時間的に大丈夫かな、と少し心配になってくるのでした。