
劇場版の公開スタートまで、一週間を切りました。大方のファンは映画館での視聴を心待ちにして指折り数えていることと察しますが、当方はガルパン戦車プラモデルの制作スケジュールが過密気味となっているので、別の意味で指折り数えております。ヘッツァーもやっと完成して大洗女子学園チームの11車輛全てが揃いましたが、息つく暇もなく、次の対象品に取り組んでゆきます。
さて今回は、劇場版に登場する新キャラクターです。公式設定ではモブキャラクターも含めると十人ぐらいになるようですが、本予告編の映像に初めて登場したのは、以下の五人です。

まずはこの人。愛里寿という名前ですが・・・、そのほう、いったい何者じゃ・・・。

続いて二人目。メグミという名前ですが、帽子の印は戦車道連盟のそれです。・・・されば、戦車道連盟の関係者とみたが、いったい何者じゃ・・・。

続いて三人目。名前はルミ、同じく戦車道連盟の関係者のようですが・・・、まさか大公儀隠密の仮の姿ではあるまいな?(アホかお前は)

四人目。名前はアズミ・・・・、同じく戦車道連盟の関係者のようですが・・・、それは仮の姿、まさか真田安房守を・・・、いやなんでもありません・・・。
というわけで、五人のうちの三人までが、日本戦車道連盟の関係者であることが分かります。このことから、劇場版のストーリーにおいては日本戦車道連盟の思惑が相当の比率と影響を占めるものと予想されます。
以前に紹介した、西住しほと対面する人物も日本戦車道連盟の関係者とみられますので、どうやら日本戦車道連盟の画策に発する何らかのシナリオが含まれるのではないかと予想されますが、果たしてどうなりますでしょうか・・・。

五人目は、知波単学園チームの一員で、上画像の左の子ですが、細見という名前です。知波単学園チームのメンバーの名前は帝国陸軍の戦車部隊の関係者のそれを元ネタにしているようですので、細見とはおそらく戦車第五大隊長の細見惟雄中佐にちなんだ名前でしょう。
細見惟雄中佐は、後に戦車第一師団長、最終階級は中将になった方ですが、歴史的には西住小次郎の上官であったことで知られます。「西住戦車長伝」を執筆した菊池寛とも交流がありましたが、「西住戦車長伝」映画化などで西住小次郎の神格化がはかられた経緯に対しては批判的であったことが、自身の著書「戦車と戦車戦」からもうかがえます。
個人的には、この方が、帝国陸軍軍人には珍しく学者肌の人であり、人間味豊かな優しい性格であった事のほうに魅力を感じますので、そういった細見惟雄中佐の有様が、ガルパンの細見のキャラクターに少しでも反映されていればいいなあ、と思ってしまいます。