気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

TVアニメゆるキャン△ 公式ガイドブック 野外活動記録

2018年08月12日 | ゆるキャン△

 去る8月9日にまんがタイムKR フォワードコミックスより刊行された、「TVアニメゆるキャン△ 公式ガイドブック 野外活動記録」です。「ゆるキャン△」の初の公式ガイドブックにして、テレビシリーズの集大成ともいうべき重厚な内容に仕上がっています。
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 私はアマゾンにて予約購入しましたので、発売日の翌日に手元に届きました。試しに少し開いてみて、予想以上に濃厚な仕上がりであるのに驚きました。

 それで、次の休日にじっくり読んでみましたが、何と言うか、凄い一冊だと感心しました。アニメの公式資料集というのは、他にもけいおんやガルパン等のそれを数冊持っていますが、今回の「ゆるキャン△」のそれは、一冊で全てがくまなく網羅されており、特に設定資料の細かさ、カラフルさ、情報量には凄まじいものがあります。
 キャンプを趣味とする方々でも存分に楽しめるような濃い仕上がりであるのはもちろん、舞台紹介の細かさが非常に効果的で、既に多くのポイントへ行っている私でさえ、もう一度聖地巡礼に行きたくなってしまうような、魅力的な編集がなされています。

 何よりも、全てのページがオールカラーという豪華さです。公式発の数々のイラストはもちろん、DVD特典映像もオマケ画像も全て収録するというこだわりようです。もちろんインタビュー記事群も、これまでアニメ雑誌等に掲載されたものよりも充実しており、これ以上の本は作れないのではないか、と思う程です。

 考えてみれば、版元の芳文社のコミックス系刊行物は内容がきめ細かく編まれることに関しては定評があります。製作サイドが情熱をもって真面目に作っているのが肌で感じられるような、そういう本が多いです。その延長上で考えれば、今回の「ゆるキャン△」公式本の完成度の高さはむしろ当然だなあ、と思ってしまいます。

 ガルパンの公式本では、必ず大洗の宣伝、広告記事、協賛企業などの関連商品宣伝販売のページが含まれているのですが、「ゆるキャン△」公式本にはそういうのが一切ありません。テレビアニメを積極的に支援している山梨県サイドの名前も全くありません。この差はとてつもなく大きいなあ、と感じている次第です。

 ともあれ、「ゆるキャン△」に関しては今回の公式本一冊で充分、と確信いたします。聖地巡礼のガイドブックとしても重宝するでしょう。

 

コメント (1)
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