去る8月9日に発売された、ガルパン検定公式教範です。当方は検定に関しては京都検定1級の受験にチャレンジしますので、ガルパン検定についてはいまのところ問題外としています。
ガルパンに熱中しているモケジョさん達も、ガルパンのるるぶガイドは全員が買ったようですが、この検定教範はあまり人気が無かったようです。いまのところ、長澤レイコさんだけが買ったと聞きました。彼女はクイズ番組を見るのが好きで、謎解き関係の本もよく読むそうなので、検定ものにも興味があるようです。京都検定に関しては「3級すら難しくて手に負えません」とか言っていましたが・・・。
そのレイコさんから、ガルパン検定限定の描き下ろしイラストに関して次のような質問がありました。
「このイラストのキャラクター達が持っている花、分かりますか?」
「いや・・・、植物関係の知識はガーデニング関連しかありませんので・・・」
「国花、つまり国の花とかは分かります?」
「国花ですか・・・、あんまり知らないですね・・・」
「じゃあ、西絹代が持ってる花も分かりませんか?」
「いや、これはさすがに分かりますよ、桜でしょ。日本の国花の」
「そうです。じゃあ、カチューシャが持ってる花は?」
「ひまわりに見えますが・・・、これ、もしかしてロシアの国花なの?」
「そうです」
「へえ、知らなかった・・・」
「じゃあ、島田愛里寿が持ってる花は分かります?」
「ええと、隣のダージリンが持ってるバラに良く似てるような気がしますが・・・、違う花なのかな?」
「違わなくないですよ、同じバラなんです。でもこっちはピンク色のダマスクローズなんです」
「ふーん・・・」
「あっ、星野さんは御存知ないですか?ダマスクローズ・・・」
「はい、今初めて聞きました」
「いいえ、星野さんは昔から見て知ってるはずですよ。奈良の霊山寺の毎年の秋バラ展示に出てますから」
「えっ、じゃあ、あの沢山咲いてるピンク色のバラが、みんなそうなのか・・・」
「そのダマスクローズですけど、どこの国の国花か知ってます?」
「霊山寺国です」
「またまた、そういうボケ・・・・、もう、ブルガリアの国花ですよ」
「ほう、ブルガリアですか・・・」
「聞いて何も思い当りませんか?」
「何?」
「やだなあ、ガルパンでブルガリアといえば何ですか?」
「ガルパンのブルガリア・・・・?あっ、ヨーグルト学園のことか」
「ええ、そうですそうです。島田愛里寿が持ってますからね・・・」
後は、レイコさんに言われるまでもなく、察しがつきました。島田愛里寿は、地元群馬県のヨーグルト学園に編入して、無限軌道杯の大会に参戦してくる可能性がかねて指摘されていますが、この公式描き下ろしイラストの描写によって、ほぼ確定的になったのかもしれません。
すると、最終章シリーズにおけるラスボス的存在はヨーグルト学園チームであるのかもしれません。保有車輌の顔触れも相当なもので、ほぼドイツ戦車部隊であると言えます。指揮と運用がしっかりしていれば、間違いなく強い筈です。島田流のお膝元ですから、校風そのものも島田流であるのかもしれません。
ガルパンの戦車道チームのある高校は、黒森峰女学園のように中学も併設しているところがありますが、ヨーグルト学園にも中学があると仮定すれば、島田愛里寿はもともとそこの出身で、飛び級によって大学に進んだ、というシナリオがあったのかもしれませんね・・・。
いずれにせよ、最終章第2話が楽しみです。