気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

大洗のガルパン公式缶バッジに関する中間報告 その3

2014年03月16日 | ガールズ&パンツァー

 中間報告の三回目となる今回は、大洗でのガルパン公式缶バッジに関する諸々の動向を、視点を変えてガルパンキャラクターごとに分けてまとめてみます。2014年2月時点の内容となりますので、それ以降の推移および変化については、機会をみて追加更新などの形で述べたいと思います。
 大洗にて制作され配布されている、ガルパン公式缶バッジのデザインを見て行くと、大半はキャラクターで占められており、戦車の方はイベントなどの際の限定品に多いです。しかも、戦車関係の缶バッジは大洗の各所で販売されているものが一つもなく、大貫商店街が出しているキャラクターとの組み合わせのEDバージョンタイプが購入特典となっている程度です。
 なので、普通に大洗へ行ってガルパン巡礼を楽しみながら入手出来る公式缶バッジは、だいたいキャラクター関係になると思います。上画像は、2014年1月に大洗へ行った際に貰った20個ですが、そのうちキャラクター関係は12個、キャラクターと戦車との組み合わせが3個、校章やチームマークや優勝旗などのキャラクター以外が5個ありました。当時、販売されていた缶バッジの方もキャラクター関係が多かったようですので、大洗のガルパン公式缶バッジの中心がキャラクター関係である形は今後も継続されることと思われます。

 2014年2月現在において、通常の大洗行きにて入手出来るガルパン公式缶バッジを、ガルパンキャラクターごとに分けてみました。参考までに、( )内にキャラパネル設置店を示しました。

1 大洗女子学園 あんこうチーム
  西住みほ(坂本文具店、シーサイドホテル)   限定品を含めて数種類があり、普通に入手出来るのはクリスマスバージョンや宿泊特典。
  武部沙織(カワマタ)   吉田屋のオリジナル品が二種類あったが完売。あとは宿泊特典の品。
  五十鈴華(たかはし)   宿泊特典の品がある。ほかに五十鈴華誕生日イベントや水戸夜梅祭の限定品があるが、いずれも入手は不可能に近い。
  秋山優花里(年宝菓子店)   宿泊特典の品。イベント「冬の進軍ボコ作戦」の参加賞品にエルヴィンとのペア後姿がデザインされている。
  冷泉麻子(大洗ホテル)   宿泊特典の品のほかに、エンカイウォーイベントの限定品があるが、後者は入手不可能に近い。
  五人のセット   「がんばっぺ大洗」デザインの新旧二種類のほか、好梅亭のオリジナル品がある。他に鹿島臨海鉄道が販売している缶バッジセットの新旧二種類があるが、旧バージョンの6種セットは入手不可能に近い。あとはイベント時の限定品があった。

2 大洗女子学園 カメさんチーム
  角谷杏(丸五水産)   商工会が数種類を制作。「がんばっぺ大洗」デザイン二種類、「あんこう踊り」や「迎春」のタイプもある。オリジナル品としてはブロンズの澤梓とのコンビ品がある。
  小山柚子(茨城県信用組合)   「あんこう踊り」のみ。
  河嶋桃(石福)    「あんこう踊り」のみ。
  三人のセット   「あんこう踊り」と「エンカイウォー」の二種類がある。

3 大洗女子学園 カバさんチーム
  カエサル(加藤豆腐店)   なし
  エルヴィン(和泉屋米穀店)   和泉屋米穀店のオリジナル品があるほか、イベント「冬の進軍ボコ作戦」の参加賞品に秋山優花里とのペア後姿がデザインされている。
  左衛門佐(江口又進堂)   なし
  おりょう(玉屋菓子店)   なし
  四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。

4 大洗女子学園 アヒルさんチーム
  磯辺典子(鳥孝)   鳥孝のオリジナル品がある。
  近藤妙子(魚忠)   なし
  河西忍(森屋菓子店)   なし
  佐々木あけび(タグチ)   なし
  四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。

5 大洗女子学園 ウサギさんチーム
  澤梓(いそや)   いそやの宿泊特典オリジナル品が二種類あるほか、ブロンズの角谷杏とのコンビ品がある。
  大野あや(お好み焼き道)   道のオリジナル品がある。
  丸山紗希(大勘荘)   大勘荘の宿泊特典オリジナル品がある。
  宇津木優季(黒沢米穀店)   なし
  山郷あゆみ(新屋酒店)   新屋酒店のオリジナル品がある。
  阪口桂利奈(大久保酒店)   大久保酒店のオリジナル品がある。
  六人のセット   「エンカイウォー」と、大貫商店街から出されているEDバージョンの二種類がある。

6 大洗女子学園 カモさんチーム
  園みどり子(大進)   なし
  後藤モヨ子(スルガヤ薬局)   なし
  金春希美(みむら時計)   なし
  三人のセット   みむら時計の購入特典品および大貫商店街イベント時に配布された品がある。

7 大洗女子学園 アリクイさんチーム
  ねこにゃー(川崎燃料店)   なし
  ももがー(ウスヤ精肉店)   なし
  ぴよたん(藤乃屋)   なし
  三人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。

8 大洗女子学園 レオポンさんチーム
  ナカジマ(ブリアン)   なし
  スズキ(小沼酒店)   なし
  ホシノ(カジマ)   なし
  ツチヤ(豊年屋機工部)   なし
  四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。

9 大洗女子学園 その他のキャラクター
  新三郎(常陸屋)   商工会および各商店街で配布している品がある。
  蝶野亜美(月の井)   商工会および各商店街で配布している品がある。

10 聖グロリアーナ女学院
  ダージリン(肴屋本店)   肴屋本店の宿泊特典オリジナル品がある。
  アッサム(国井屋)   なし
  オレンジペコ(ヴィンテージクラブむらい)   なし

11 サンダース大付属高校
  ケイ(飯岡屋水産)   なし
  ナオミ(あんばいや)   あんばいやの宿泊特典オリジナル品がある。
  アリサ(小林楼)   小林楼の宿泊特典オリジナル品がある。

12 アンツィオ高校
  アンチョビ(寝具店やまと)   JR東日本びゅうチケットの景品バッジ三種の一つ。2014年2月28日に終了。

13 プラウダ高校
  カチューシャ(さかげん)   なし
  ノンナ(森寅ひもの館)   なし

14 黒森峰女学園
  西住まほ(さかなや隠居)   なし
  逸見エリカ(かまや)   なし
  二人のセット  厳密には大洗の缶バッジではないが、寿司店栗崎屋の系列店「海鮮どんどん」と「すし一番」のオリジナル品がある。


 以上です。キャラクター以外のデザインには、大洗女子学園校章、優勝旗、ボコ熊、などがあります。

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JR東日本のガルパン大洗チケット

2014年03月15日 | ガールズ&パンツァー

 既に2014年2月28日で終了しましたが、JR東日本の旅行チケットに「ガールズ&パンツァーの舞台 大洗へ行こう」というのがありました。対象が日帰りのみなので、宿泊コースがメインの私には縁が無いものと諦めていたのですが、2月の中旬に東京へ出張に行く機会があり、その翌日に休みを貰ったので、その休みに日帰りで大洗散策に行こうと思いついたのでした。

 それで、出張の日は帰らずに上野に泊まり、上画像のびゅうチケットを購入して日帰りの大洗散策を楽しんでまいりました。価格的には全然値引きが無くてお得感は無かったのですが、限定缶バッジセットが貰えたので良し、でした。
 この大洗散策のレポートは、後日さらっと書く積りですが、こういうガルパン旅行チケットは、出来れば日帰りだけでなく宿泊ツアーも対象にしてもう一度出して欲しい、と願うのは私だけでしょうか。

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大洗のガルパン公式缶バッジに関する中間報告 その2

2014年03月14日 | ガールズ&パンツァー

 前回の記事にて、ガルバン缶バッジの種類を、大洗以外のものも全てひっくるめて概観し五種類に大別しましたが、その種類の1、つまり大洗で商工会が作り、各店にて配布している公式のもの、の概要について私が知り得た範囲にてまとめてみました。大洗で配布されている公式缶バッジが最も種類が多く、次第に数も配布店舗も増えているので、初めて大洗を訪れる方はともかく、何度も訪れているリピーターでも缶バッジの全ての動向を把握しているとは言い難い状況のようです。
 私もまだ四回しか訪れていませんので、缶バッジについて知り得た情報は断片的に過ぎませんが、いま分かっていることだけでも整理してまとめておけば、いちいち覚えておかなくて済むようになるでしょう。もともと忘れっぽい上に、年を重ねて記憶力が次第に衰えてきているので、中間報告を書いておくなら今しかないだろう、と考えたのでした。

 大洗にて商工会が作り、各店にて配布している公式のガルパンバッジは、2014年2月現在、どこでどのようにしてファンの方に手渡されているのでしょうか。ここではその概要を、入手方法別に分類してみました。私が知り得た範囲ですので、以後の大洗行きなどで新たな情報に接すれば、随時追加更新してゆきたいと思います。なお、イベント等で配布される限定品は除外し、普通に大洗へ行って回って入手出来るものを列挙しています。

1 グッズやお土産やおやつなどの買い物をすると貰える
 大洗の各商店街の各店舗などで、ガルパン関連のグッズやお土産を買う、食べ歩きなどでおやつを買う、といった場合に購入特典として缶バッジが貰えます。店舗によっては種類も一つから複数まであり、購入時に好きなのを選んで貰う、という形が一般的です。
 私自身が買い物をして缶バッジをいただいた店舗名を挙げると、下記のようになります。参考までに設置パネル名も( )内に示しておきます。●印をつけている所は、店独自の缶バッジが出されています。店によっては在庫がなくなっている所もありますので、直接確認しておくのが良いでしょう。

 ●和泉屋米穀店(エルヴィン)  あんみつやプラッシーなど購入
  あいりす(Ⅳ号戦車D型改H型仕様)  「男の身だしなみセット」購入
  ココストア大貫店(ポルシェティーガー全国大会時)  土日のみ「ばくだんおにぎり2個」購入
 ●今村金網工業(M3中戦車リー全国大会時)  ガルパン網戸購入
  みむら時計(金春希美)  ガルパンメガネ拭きなどのグッズ購入
  榎澤輪業商会(ヤークトティーガー)  レンタサイクルを利用
  島屋米穀店(八九式中戦車甲型発見時)  あんみつなど購入
  小野瀬海藻店(38t戦車親善試合時)  お土産など購入
 ●お好み焼き道(大野あや)  駄菓子セット購入
 ●鳥孝(磯辺典子)  商品合計500円以上を購入
 ●国井屋(アッサム)  「茶ーちる歩兵煎茶」やティーセットなど購入
  坂本文具店(西住みほ)  ガルパン名札や文房具セットなどを購入
 ●大久保酒店(阪口桂利奈)  日本酒「桂利奈」購入
  森屋菓子店(河西忍)  商品やおやつなど購入
 ●吉田屋  「常陸乃梅」など購入
 ●新屋酒店(山郷あゆみ)  商品購入
 ●丸五水産(角谷杏)  「丸五式戦兵」購入
  ウスヤ精肉店(ももがー)  串カツ購入
  金丸釣具店  「砲弾型ウキ」など購入
 ●好梅亭  「キューポラ煎餅」など購入
  まいわい市場  ガルパングッズの購入
  キラキラクレープ  ガルパンクレープ各種の購入

2 食事をすると貰える
 大洗の各商店街の食事処で食事をすると、特典として缶バッジが貰えます。店によっては在庫がなくなっている所もありますので、直接確認しておくのが良いでしょう。

 ●栗崎屋(ティーガーⅠ)  ガルパン寿司コースなど。まいわい市場で販売している「海鮮丼」にも缶バッジがついています。
  渡来人(ヘッツアー)  ラーメンなど
  さくらい(Ⅲ号突撃砲F型親善試合時)  「あのカツ丼」など
  大進(園みどり子)  蕎麦
  常陸屋(新三郎)  蕎麦
  お好み焼き道(大野あや)  たらしなど
 ●ブロンズ  ガルパンメニュー

3 宿泊すると貰える
 大洗の各ホテルや旅館や民宿のなかには、「ガルパン宿泊応援プラン」を実施しているところがあります。共通の宿泊特典缶バッジとしてあんこうチームの五人のいずれか一つが大洗女子学園タオルと共に貰えますが、なかには設置パネルのキャラをデザイン化して独自の特典缶バッジを渡している施設もあります。独自の特典缶バッジを出している所は●をつけています。宿によっては在庫がなくなっている所もありますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

  旅館くるみ屋  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
  入船  缶バッジの他にオリジナルトートバッグも貰えます
  東光苑
  勝村荘
  雲仙
 ●いそや(澤梓)  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
  忠愛丸
  たくみ
 ●小林楼(アリサ)
 ●あんばいや(ナオミ)
 ●肴屋本店(ダージリン)  缶バッジの他にオリジナルグッズも貰えます
  大和旅館(Ⅳ号戦車D型プラウダ戦時)
  南荘(Ⅲ号突撃砲F型プラウダ戦時)
  浜の湯(マチルダⅡ)
 ●大勘荘(丸山紗希)  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
  浜野屋(パンターG型)
  セイラーズ(ルノーB1bis全国大会時)

4 販売している
 公式缶バッジを制作している大洗町商工会館にて一部を販売しているほか、大洗の各商店街の店舗によっては1個100円で販売しているところがあります。販売品である以上、完売や売り切れも多いので、在庫が常にあるとは限りません。むしろ早いもの勝ち、といった感じですので、各店舗での仕入れ補充の動きなどを確かめておくのも手です。また、鹿島臨海鉄道が出している缶バッジセットは、大洗駅売店やまいわい市場で販売しています。
 ここでは、私がこれまでに缶バッジを1個100円で買った所を挙げておきます。その多くは、私が訪問した時に数種類を販売していたお店なので、一種類だけを販売しているお店ですと、他にも沢山あり、主に大貫地区のほうに分布しているようです。

  大洗町商工会館
  さかげん(カチューシャ)
  新屋酒店(山郷あゆみ)
  ウスヤ精肉店(ももがー)
  カワマタ(武部沙織)
  みとや
  黒澤米穀店(宇津木優季)
  肴屋本店(ダージリン)
  鳥孝(磯辺典子)
  加藤豆腐店(カエサル)  
  和泉屋米穀店(エルヴィン)
  小野瀬海藻店(38t戦車親善試合時)
  セイラーズ(ルノーB1bis全国大会時)


 以上が、2014年2月時点で私の知り得た範囲における情報です。私自身がガルパンファンとして初めて大洗を訪れたのは、拙ブログでもレポートしたように2013年11月のことですので、それ以前の動向については殆ど知りません。ただ、ガルパンブームの初期段階では缶バッジも二、三種類ぐらいしか無かったと聞いています。それが、イベントを重ねるうちに次第に増えて行った、ということのようです。
 しかも、多くの種類をすべて継続しているのではありませんから、制作した分が無くなれば終了、といったものが多いと聞きました。イベント向けに再生産するケースもあるようですが、ごく一部に過ぎないそうです。それで、これまでにどういうデザインの缶バッジが出されてきたのかを概観することも難しいようで、完全に全ての公式缶バッジが揃っているコレクションというのにはお目にかかれていません。

 ですが、各店舗のなかには、ファンからの寄贈品や収集品をまとめて店先に展示しているところがあり、そのなかには現在でも入手可能なものが含まれています。大洗に行って缶バッジに興味を持ったとしても、参考資料すら無いという状態ですから、各店舗の展示品を見に行ってお店の方に色々教えて貰うのが一番だと思います。
 参考までに、私が今までに見学してきた、各店舗のコレクション展示を紹介しておきます。


 蕎麦屋の「大進」の店内にある展示です。ガルパン巡礼を始めた頃は、だいたいこのくらいの数が入手出来ました。


 精肉店「鳥孝」の戸口ウインドーに貼って並べてある分です。一部を店内で1個100円にて販売しているほか、商品購入合計が500円以上になると店のオリジナルデザインである磯辺キャプテンの缶バッジが貰えます。在庫が無くなり次第、終了するらしいです。


 精肉店「ウスヤ」の店内にある展示です。大洗で配布される公式缶バッジ以外のものも豊富にあり、ガルパン缶バッジの様々な品を見ることが出来ます。これとは別に、串カツを購入すれば1個貰えますし、さらに何種類かを1個100円で販売しています。


 鮮魚店「丸五水産」の店内にある展示です。これとは別にお店で「丸五式戦兵」という名の煎餅を購入すると、選択式で1個が特典として貰えます。そのなかにはお店独自のオリジナルデザインもありますが、そちらはガルパンとは無関係です。また、アニメイトの缶バッジの種類も豊富なので見応えがあります。


 旅館「いそや」の併設休憩コーナーに展示されているものです。公式、非公式をあわせて豊富に並んでおり、聞くところでは大洗コレクションベスト5に含まれているということです。一番数が多いのは旅館「肴屋本店」のコレクションだと聞いていますが、私自身はその展示は見たことがありません。2013年11月に一度「肴屋本店」のガルパンコーナーを見せて貰ったことがありますが、そのときは缶バッジのまとまった展示は出ていなかったように記憶しています。

 中間報告の次々回では、今回紹介した大洗での公式缶バッジの動向を、ガルパンキャラクターごとに分けて見てみる予定です。

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ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車D型エンディングVer. 応用編

2014年03月13日 | ガールズ&パンツァー

 前回の撮影時は蛍光灯の下で撮りましたので、今回はライト二つを使っての撮影を試みました。ガルパン戦車キットを撮影している時と同じ手法ですが、やっぱりフィギュアがカラフルなので見映えがしますね。


 あんこうチームの五人を接写してみました。カメラのファインダーを覗きつつも、癒されている自分が居ました。


 武部沙織です。


 冷泉麻子です。


 秋山優花里です。


 五十鈴華です。


 西住みほです。


 私のガルパン戦車キットの2作目である、1/35スケールのⅣ号戦車D型と並べてみました。完全におもちゃの戦車に見えてきます。


 真横から見ますと、長さは1/35スケールⅣ号戦車D型の半分以下になります。本当に小っちゃいですね。


 フィギュアを、1/35スケールⅣ号戦車D型に乗せると、ちょうどピッタリなサイズ感です。意外に合う、と言うよりも、こういう楽しみ方も想定してのピットロードの商品化であるのかもしれませんね。


 劇中のシーンを彷彿とさせます。以前にカラコレを乗せてみたことがありますが、サイズ的にはこちらの方が自然な感じです。


 武部沙織を乗せてみました。これまた絵になりますね・・・。


 みんな集まれ、ということでめいめいに乗せてみました。カラコレほどではありませんが、やはり頭デッカチで重心が上にありますから、立てるのも座らせるのも難しいです。


 前面に陣取る三人の楽しい会話、砲塔から左前方の風景を眺める二人の談笑。


 一様に左前方を見る五人。何を見ているのでしょうか。


 どのアングルから撮っても絵になるガルパンキャラクターです。タミヤの1/35スケールⅣ号戦車D型を苦労して作った甲斐があったというものです。
 このエンディングVer.は、次にアヒルさんチームがリリースされる予定だということなので、それまでにファインモールドの八九式中戦車甲型のキットを作っておかなければなりませんね・・・。

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ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車D型エンディングVer.

2014年03月12日 | ガールズ&パンツァー

 ピットロードの「ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車D型エンディングVer.」が届きました。パッケージは意外に大きいです。


 裏面には、フィギュアの乗せ方を四方向から示してあります。こういう細かい配慮は、ピットロードならばでのサービスです。


 パッケージ内には保全用トレイが重ねてあり、フィギュアと戦車を保護しています。


 Ⅳ号戦車D型は、9センチの小さなものですが、細部まできちんと造形されています。これこそピットロード、スタンダードでしょう。


 Ⅳ号戦車D型の砲塔は回りますし、75ミリ砲も上下に動きます。ですが車輪は回りません。


 わーっと戦車に集まって、とりあえず武部沙織が車長となりました。


 撮影アングルは、低い方がフィギュアのディテールが引き立って見えるようです。


 西住みほを車長に据えて、それぞれの配置につきました。これがパッケージに示された乗せ方です。見ているだけで癒されますね・・・。

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大洗のガルパン公式缶バッジに関する中間報告 その1

2014年03月11日 | ガールズ&パンツァー

 ガルバンの缶バッジは、色んなところから様々なデザインものが出ていますが、私が大洗へ行って貰ったり買ったりしたものも、幾つかあります。上画像は、2014年3月現在において私の部屋に飾ってある缶バッジ群です。
 大洗の各店舗で、沢山の缶バッジをコルクボードなどに並べて展示しているのが見ていて楽しかったので、私も真似して自室に展示しようと思い、ホームセンターでホワイトボードを購入して同じように並べてみたものです。大洗では、缶バッジをテープや画鋲で留めたりしているケースが多いのですが、私としてはせっかくの思い出の記念品をあまり痛めたくないので、マグネットで押える形にしました。この方法だと、時々別の並べ方に変えて楽しめるし、大洗行きの度に増えてくる缶バッジをデザイン内容やカテゴリー別に整理したりも出来るからです。他にもまだありますが、ホワイトボードが一杯になってしまったので、これ以上並べるのは難しいです。

 並べてある缶バッジは、右側下方に並ぶ三つがアニメイトのアニくじの賞品である以外は、全て大洗にて入手したもので、大部分が公式缶バッジです。自分でも、よく集まったなあ、と感心しながら眺めていることが多いです。缶バッジの一つ一つに思い出があり、それぞれに大洗の風景が浮かび上がってきて楽しい気分になりますので、ずっと眺めていても飽きないです。

 これまでにも大洗行きレポートの中で触れたりしているように、大洗におけるガルパン公式缶バッジは、今では数も内容も多彩になっていて、制作している大洗町商工会ですら動向を把握出来ないほどの規模になっているようです。どういう缶バッジがあり、どこでどのように入手出来るのか、在庫の有無や限定品の種類はどうなのか、などの基本的な情報すら、大洗に行ってもよく分からないという意見を聞きました。
 私自身、商店街を回って買ったり食べたりしながら入手するまで、缶バッジがどの店にあってどのように配布されているのかが全く分からなかったのです。貰った人しか分からない情報がとても沢山あり、缶バッジそのものは、大洗行きを繰り返していれば、自然に数も種類も増えてきます。が、次第に私自身もだんだんと全体像を把握しきれなくなってきて、情報や記憶がごちゃごちゃになりつつあります。
 なので、缶バッジについて尋ねられても、思い出そうとして頭の中が混乱して言葉に詰まり、すぐに答えられない場合があります。この缶バッジはどこで貰ったんだっけ・・・・、と首を傾げるものも幾つかあります。

 それでは私自身も困るし、せっかくの大洗行きの素晴らしい記念品でもありますから、基本情報ぐらいはおさえて整理して、忘備録を兼ねての中間報告としてまとめておくべきではないか、という思いに至りました。そこで、今回より二、三回ぐらいに分けて、大洗のガルパン公式缶バッジに関する自分なりの記憶、記録、情報などを整理することにしました。


 最初に、寸法について書きます。ガルパン缶バッジには色々なサイズがあり、私が見た限りでは、コンテンツシードが販売していた「デカンバッチ」が最大でした。そのサイズは152ミリです。それよりやや小さいサイズ、だいたい100ミリ前後のものは、大洗でもファンの方々が作って各店に寄贈しているものに見受けられました。
 ですが、公式のガルパン缶バッジとなると、そんな大きなサイズは無いようです。私の見てきた限りでは40ミリと32ミリの二種類があり、いまも商店街や各店で配布しているものは全て32ミリです。これらを作っている大洗町商工会の缶バッジ制作マシーンが、32ミリのサイズであるからなのでしょう。

 上画像の右側にみえるユーアイファクトリー制作、鹿島臨海鉄道販売のヘッドマーク缶バッジ五種が40ミリのサイズで、その下にある六種の「ようこそ大洗鹿島線へ」バッジが32ミリのサイズです。前者は現在も大洗駅売店やまいわい市場などで販売していますが、後者はおそらく完売してもう大洗では入手出来ないと思います。


 上画像の右手に三つ並ぶのが、アニメイトの2013年度のアニくじのF賞の三種で、これも40ミリです。アニメイトの缶バッジは、サイズの大きいものが多いので、40ミリが主流になっているようです。このアニくじの缶バッジが、私が初めて手にしたガルパンバッジでした。今年2014年になってからは、まだアニくじでガルパン関連が実施されていませんが、もし出されるのであれば、サイズは40ミリになる可能性が高いと思われます。

 次に、ガルバン缶バッジの種類についてまとめてみたいと思います。ここでは大洗以外のものも全てひっくるめて概観してみますが、私の知る限りでは、下記の五種類に大別されるようです。

1 大洗で商工会が作り、各店にて配布している公式のもの。
  宿泊特典、購入特典が多いですが、販売しているものも少なくありません。私が自室に飾っている大洗のガルパン公式缶バッジは、大部分が1に相当します。

2 大洗の各店で独自に作っている非公式かつ非配布のもの。
  各店にて展示されているのをよく見かけます。

3 ファンの方々が楽しんで作っている非公式のもの。
  各店に寄贈されて展示されているのをよく見かけます。またファンの集まりやオフ会などで参加者のみに配布されたりします。

4 大洗でのイベントや上映会や祭典などの際にだけ作られて、限定にて配布される公式のもの。
  誕生日イベントやスタンプラリー、エンカイウォー、あんこう祭などの時にのみ参加者に配布されています。

5 企業が作って販売している公式のもの。
  鹿島臨海鉄道、アニメイト、ボークスなどの例が知られています。くじ賞品やチャリティーイベント限定販売品もあります。

 これらのうち、大洗へ観光に行って普通に入手出来るのは1だけで、あとは入手が難しいか、入手出来ないかのどちらかになります。4はたまに在庫が残っていたりして、各店での通常配布に回された場合がまれにあるので、私も運よく入手出来たものがあります。限定品とは言え、残ったものを捨ててしまうわけではないようなので、何らかの形で再び配布するケースが多いようです。
 そういえば、2013年6月22日の武部沙織誕生日イベントにて限定として配布されていた五種類のガルパン戦車缶バッジは、もとは4月の百円商店街にて福引きの副賞として配布されていたものです。それを入手した方の話によれば、副賞は好きなものを貰う形であったため、人気のある車種が早くに無くなってしまっていたそうです。でも、それらを武部沙織誕生日イベントに合わせて再生産したようですね。

 中間報告の次回では、種類の1、つまり大洗で商工会が作り、各店にて配布している公式のもの、の概要をまとめてみる予定です。

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秋山優花里 リュックサック

2014年03月10日 | ガールズ&パンツァー

 2013年5月頃に発売され、あっという間に完売してしまった、超有名な「秋山優花里リュックサック」です。これ、再販してくれませんかね・・・。出せば売れること間違い無しですよ・・・。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く3 その6 「ラッピング列車1、2号車です!!」

2014年03月09日 | 大洗巡礼記

 大貫郵便局から県道2号線に出て、リゾートアウトレットの横を進みました。まいわい市場へこの方角から近づいたのは、実は初めてでした。いつもは「ゆっくら健康館」の横から行っていたからです。


 まいわい市場で土産を買い、来た道を引き返して県道106号線から大貫髭釜商店街に戻りました。「みむら時計」の付近からもマリンタワーが望まれました。


 「みむら時計」の前あたりから下り坂になっていますが、これによって商店街エリアが微高地上に位置していることが分かります。かつての海岸線が県道2号線の内側であったことを考えると、昔の砂浜のラインはちょうど商店街のすぐ裏までに達していたのではないかと思われます。その名残は、現在の埋め立て地区が造成される以前の地形の航空写真などにもうかがえます。
 「あんばいや」の女将さんの話では、例の震災の津波が、商店街の大部分には及んでいなかったということでした。アウトレットも役場も冠水してしまったのですが、「あんばいや」を含めた曲がり松エリアは丘陵裾の台地状地形に占地していたおかげで、津波の難を逃れたということでした。
 それもそのはず、大洗も中世、近世の長い歴史のなかで幾度の津波や高波を経験しています。その教訓を重ねて、水害を受けにくい現在の地形上に商店街の主要部が形成されたわけです。だから役場がかつての西福寺横の高台から下方に移転したのは、ある意味失敗であったことになりますし、県内初のアウトレット施設を旧海岸線の外側に置いたのも、高津波の可能性を全く想定していなかったからでしょう。
 日本では、古代から商業地域を高台または水はけの良い場所に配置する傾向がありましたから、海岸沿いにアウトレットのような商業施設を建てるという発想自体が根本的に間違っていたのではないかと思います。


 「豊年屋機工部」は定休日でしたが、ツチヤは二階の窓から笑顔をみせていました。隣の窓には、あのツナギも懸けられていました。


 一階のシャッターに貼られた「欠席届」が楽しくて笑えます。自動車部の軍手、まだ販売しているようでしたが、今回は購入の機会を得ませんでした。情報によれば、たとえ完売しても色を変えて再版されるらしい、との事です。現在のカラーは自動車部メンバーの着ているツナギの色と同じ黄色ですが、次は青色や緑色になったりするのでしようか。


 更に進んで永町商店街の旅館「福本楼」前まで走りました。玄関口には五十鈴百合のパネルも置いてありますが、それにもかかわらず「福本楼」ではガルパン応援宿泊プランを実施していないと聞きます。ガルパンへの理解や思い入れが、お店によって様々にあるということなのでしょう。


 引き返して若見屋の信号交差点まで戻り、道路拡張部分の戦車道立て看板を見ました。以前の商店街を写した写真集などを見ると、この位置にも店舗の建物があったようです。都市再開発事業の一環としての道路整備によって立ち退きを余儀なくされたのでしょう。


 道路の反対側の区画は、住宅も新しいものばかりで、何らかの土地整備事業地区であったことが伺えます。


 道路拡張部分の続きには、いまなお八百屋を営む古い商家があります。いずれは立ち退きとなって取り壊されるのでしょうが、店の御主人の頑固そうな雰囲気には、立ち退きを良しとしない姿勢すら感じられます。


 この位置から見ると、道路の拡張予定幅が、現状の倍に近いものであることが分かります。歩道スペースを重視して広く確保しようという計画なのでしょう。確かに現状では、この位置から北のエコス方面に行く道の歩行帯が非常に狭く、道路を大型車が走るとかなり危ない状況です。しかも歩行帯に電柱が立っていますので、自転車で走ると余計に危ないです。


 榎澤輪業商会さんに自転車を返却し、少し話をしてから挨拶して出発し、大洗駅まで歩きました。今回は大洗磯前神社への初詣が目的でしたので、商店街巡りも散歩程度にとどめ、早い時間帯に帰途につく予定でした。


 駅前のバス停の横にある、「商店街ワンコイン&ちょっぴりグルメ案内マップ」の大きな立て看板です。ガルパンブームの前までは、こうしたささやかな食べ歩きのコース設定が、商店街の振興策の一つであったようです。もともと美味しい食べ物の多い地区なので、こうしたミニ観光への取り組みも以前からなされていたようです。紹介されている店舗の大半が、いまはガルパンキャラパネル設置店になっています。


 大洗駅のインフォメーションコーナー内の飾りつけも、正月仕様になっていました。


 展示してあるガルパン戦車キットの完成品も、少しずつ陳列替えが行われているようです。前回の訪問時には無かったピットロードのEDバージョンもどきの作品が面白かったです。


 インフォメーションコーナーの係員の方に、ガルパンラッピング列車の運行時期やタイミングについて聞きました。大体は早朝か夕方に運行されることが多いそうで、あとはイベント時に時間を合わせて運行する程度だということでした。
 いつか乗ってみたいのですが、この日も運行が無くて残念です、と話したところ、「今日は運行はありませんが、ラッピング車輌は二両とも駅構内に停めてありますから、見学なら出来ますよ、との返事でした。
 本当ですか、と嬉しくなって切符を買って早めにホームに上がると、ラッピング車輌の1号車と2号車が連結されて駐機線に停まっているのが見えました。


 これは思わぬラッキーでした。ラッピング車輌の1号車と2号車が連結された状態を見るのは初めてでした。


 1号車のあんこうチームのデザインです。


 2号車のあんこうチームのデザインです。Ⅳ号戦車D型に乗っている点は1号車のと共通しています。端に居るのは、サンダース校のケイとナオミですが、アリサは居ないのかな・・・。


 1号車の全容です。


 2号車の一年生ズです。河西忍は腕組み姿が決まってますが、宇津木優季と大野あやの腕組み姿は珍しい気がします。これで丸山紗希も腕組みしていたら、もっと珍しかったでしょう。澤梓の指さしポーズも自信に満ちていて、次期副隊長候補らしいオーラが感じられます。


 この中でボースが決まってるのは、やっぱり磯辺キャプテンかな・・・。近藤妙子が澤梓と対の指さしポーズをとっているのは、何か意味ありげです。阪口桂利奈も山郷あゆみも、腕組み姿はちょっと違和感ありますが、ももがーのは何故か違和感が無いんですね。ももがーは目力もけっこう強いので、パワーを感じさせる腕組み姿が似合っているのかもしれません。


 2号車の先端には聖グロリアーナ女学院のダージリンとオレンジペコが居ます。どうしてアッサムが居ないんでしょうかね・・・。


 西住みほが持っているのがヘッドホンだとは、一見して分かりませんでした。良く見ると五十鈴華もレシーバーみたいなのを手首にかけていますね・・・。


 2号車の全容を撮ったつもりでしたが、ちょっと切れてしまいました。


 駅名表示板と一緒に撮ってみました。大洗駅のガルパンラッピング車輌、という絵になる構図がグッドでした。


 この日は、ラッピング車輌だけでなく、他にも数輌が駐機していました。集中的に整備点検を行ったりするのでしょうか。


 水戸行きの列車がホームに入ってきました。これに乗って帰途につきました。


 車内には、トレインショーティのガルパンモデルの広告が吊り下げられてありました。もちろん私もこれを大洗駅の売店で購入しましたので、おまけの大洗駅クラフトペーパーキットもついていました。あと必要なのは「走行台車T」ですが、なんで別売なんだ、と疑問に思ってしまいます。


 車内より、ガルパンラッピング車輌の方角を見ました。


 乗降口から見ると、ホーム支柱の平仮名の駅名プレートも一緒に見えるので、思わず撮影しました。ほとんど鉄道マニアの撮り方になっていました。
 この後、列車は大洗駅を発車して水戸へと向かいましたので、これで三度目の大洗行きも完了となりました。ずっと晴天が続いてくれたことに感謝しつつ、これこそ大洗磯前神社初詣の御利益だなあ、と実感したことでした。


 今回購入したグッズ類の一部です。他に模型サークルの知人や職場の同僚に贈った土産がありましたので、手荷物の量としては多いほうでしたが、重いものは少なかったので普通に持ち帰る事が出来ました。


 今回貰った缶バッジの全部です。正月だけあって、角谷杏生徒会長迎春バージョンが5個も揃いました。意外だったのは、大洗校章デザインの初期タイプがまだ有ったことでした。2個とも大貫商店街にて貰いましたので、大貫地区には缶バッジの古いタイプの在庫がまだ残っているのかもしれません。
 また、「吉田屋」の武部沙織オリジナルデザインは、私が貰った1個が最後でした。しかも、再生産はありません、と言われました。そうやっていつしか入手不可能になってゆく缶バッジもあるわけですね・・・。

 以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く3」のレポートを終わります。

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大洗女子学園の戦車ガレージ

2014年03月08日 | ガールズ&パンツァー

 上画像は、TVシリーズの第二話などに登場している、大洗女子学園構内の施設の一つ、戦車道チームのガレージです。キャラクターたちの身長と比べると、扉すら桁外れに大きくて、大きな建物だということが分かります。扉の大きさからすると、戦車だけでなくもっと背の高い乗り物などが収容出来そうですね。

 で、ガルパンアニメの設定は、たいていは元ネタがありますから、このガレージの建物も元ネタがあるんだろうな、と思っていましたが、先週に大阪梅田のヨドバシの特設コーナーにて、それらしきキットを見かけました。


 これがそのキットの画像です。販売元のミニアートは、旧ソビエト圏のウクライナに本社がある模型メーカーです。細かい点はちょっとガルパンの建物と異なりますが、レンガ造りの建物、木製で緑色に塗られた扉などは全く同じです。ただ、スケールにおいてはアニメの方が大きくなっているようですね。レンガのサイズを良く見ると、普通のレンガの倍以上はありますよ・・・。

 在庫があれば、アマゾンでも購入出来るようです。こちら。よく似たキットとしてこちらも挙げられますが、むしろこっちの方が外見的には似ています。これを複数並べれば、大洗女子学園の戦車ガレージの外見に近くなりますね。
 これらのキットを使って、ガルパン戦車キットとあわせてのジオラマを作るのも楽しそうです。戦車を中に収容出来るのであれば、建物キットそのものがケース代わりにもなりますね。
 ちょっと価格が高めですが、在庫があるうちに一つ買って組み立ててみようかな・・・。

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その11

2014年03月07日 | ガルパン模型制作記

 ステップ17と18です。ステップ17では砲塔上のキューポラ部分を組み立てますが、機銃のD8はガルパン仕様では外されていますので不要となります。また、色々とガルパン仕様と異なるところがありますので、順に改造を施してゆきます。
 ステップ18では、砲塔パーツD48にキューポラや37ミリ副砲などを取り付けますが、砲塔パーツD48そのものも形状がガルパン仕様と異なりますので、いくつかの改造が必要となります。


 右は砲塔パーツのD48、左はステップ17で組み立てて機銃D8をつけず、またハッチのD25とD26をつけない状態にとどめたキューポラ部分です。いずれもキットのパーツのままです。


 公式設定資料図を見ると、キューポラ部分は全体的に丸味を帯び、窓も小さくなっています。機銃を外して、覗き窓に変更しているものと思われます。砲塔の37ミリ砲身基部の下には、キットのパーツに見られる刳り込みがありません。


 したがって、キューポラ部分においては赤色円内の窓部分を小さく作り変えることになります。そして砲塔パーツにおいては、黄色円内の刳り込み部分を完全に埋めることになります。
 この刳り込み部は、本来は37ミリ副砲の俯角を大きく確保するためのスリットであるので、これが無いと37ミリ副砲は0度以下の俯角が取れなくなります。M3中戦車リーの副砲は高い位置にあるので、近接戦闘では0度以下の俯角をとるケースも多いと思われますから、それが出来ない状態になっているというのは、本来は有り得ないですね。アニメ特有の謎設定のひとつでしょうか。


 まずプラ板をキューポラ部分の前面に貼り付けて前面を少しかさ上げし、窓を小さく表しました。砲塔パーツの刳り込みは、プラブロックを削ってはめ込んで埋めました。


 キューポラ部分の前面に貼り付けたプラ板の上にパテを塗って盛り上げ、やや丸みをつけました。砲塔パーツの刳り込みにはめ込んだプラブロックの表面を、サンドペーパーで磨いて整形しました。


 砲塔パーツD48には、他にも出っ張りや凹みなどがありますので、少しずつヤスって整形していきました。


 公式設定資料図を見ると、砲塔はお椀を伏せたような形で出っ張りなどはなく、上から下まですっきりとした形になっています。


 キットのパーツは、白色の枠内に出っ張りがあり、赤色円内には文字のモールドがありました。なので、これらは全て削り取りました。また三ヵ所にある出っ張りのうちの二ヶ所、黄色円内に示した部分では、上面に小さな突起がありますので削って平らにしました。
 さらに、オレンジ色の矢印で示したように、底辺の縁が盛り上がっていますが、ガルパン仕様では縁部の盛り上がりがありません。おまけに砲塔自体の中央部分が微妙に凹んでいます。


 そこで、底辺の縁を削ってフラットに仕上げ、微妙に凹んでいる部分にバテを塗りまわして盛り上げました。


 一日置いて乾燥させたのち、ヤスリやサンドペーパーでヤスってパテ部分を滑らかに仕上げました。後でもう一度パテを塗って整形を行う予定です。


 公式設定資料図にて、キューポラ部分が丸みを持っていることを再確認しました。キットのパーツは角ばっているので、これを少しでも丸味ある形に近づける必要があります。


 また、ハッチはキットのまま組むと前に折りたたむ形になりますが、劇中のワンシーンを見ると観音開きになっていることが分かります、これはグラントのタイプですが、ハッチそのものも小さくなっています。


 ひとまず、キューポラの上部を少しかさ上げすることにし、プラ板をハッチ部の大きさに合わせて切り出しました。


 切り出したプラ板を、キューポラの穴にはめ込みました。


 続いてハッチ部分を下書きし、切り抜きました。


 パテを盛って、乾燥させたのちにヤスったりして丸く作りました。


 ハッチ部分も劇中シーンのように小さく仕上げました。右はキットのパーツD25で、大きさが全然違います。最初はこのパーツD25を削って小さくしようかと考えたのですが、それよりは丸く切りぬいた部分を使う方が楽だと気付きました。


 丸く切りぬいた部分のプラ板を、半分に切り離してハッチの形にして、それぞれに蝶番をプラ板の切れ端で表しました。


 ハッチにしたプラ板をはめこんだ状態です。


 劇中のワンシーンにて、ハッチが開いた状態を確認しました。対サンダース戦にてウサギさんチームが索敵を行っている時のシーンで、澤梓がキューポラ上に頭を出して周囲を見回しています。ハッチの内側には、ハンドルや黒いクッションが付けられているのが分かります。


 そこでハンドルはキットの不要パーツB5を改造して作り、クッションはプラ板でそれらしく切って貼り付けました。このキューポラのハッチも開閉出来る状態にしたいので、開いた際にハッチ内側のハンドルなどが見えるようにしました。


 再びハッチを閉じた状態にし、中央に細長い留め具をプラ板で追加しました。


 キューポラを砲塔に載せ、37ミリ副砲を仮組みしてみました。


 あちこちいじって改造し、削ったりヤスったりしましたので、キットのパーツの本来の形よりも丸味が増して、劇中のイメージに近づけることが出来たように思います。このあと、細部をさらに磨いたりして整形してゆく予定です。
 とにかく大変な作業の連続でしたが、ここまでたどり着ければ、あとは細かい改造や各所の整形作業だけになります。 (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その10

2014年03月06日 | ガルパン模型制作記

 ステップ14からは、37ミリ副砲の砲塔関連の組み立てに入ります。まずは砲塔内部の円筒形の搭乗員空間を組み上げますが、ここでもパーツが分割式になっていますので、接着の際に注意しないと、ズレたり歪みが生じたりします。


 ひとまず、パーツ毎にシートや細かいパーツをくっつけました。E23およびE36には37ミリ砲弾のD22をつけるのですが、これは塗装してから接着することにしました。シートは円形のE5が二つ、方形のE20が一つありますが、前者はそれぞれE36とE37に接着しておきました。E36につけたシートE5は丸山紗希の、E37につけたシートE5は澤梓の席になります。E20の方は大野あやの席ですが、キットのパーツはガルパン仕様と異なります。


 劇中のワンシーンにて確認すると、大野あやの座る副砲砲手席には、丸い背もたれがついているのが分かります。


 そこで、方形シートE20にプラ板で背もたれ部を追加し、適当に丸く整形しました。


 続いて、塗装段階での手順を考えてE22とE37のみを底面パーツE2に接着しました。後のパーツは、塗装して37ミリ砲弾のD22をつけてから組み立てることにしました。とりあえず、これでステップ14の工程は完了としました。


 続いてステップ15にて、37ミリ副砲を組み立てました。制作ガイドの指示通りにくっつけていきましたが、D47のパーツのみが同軸機銃D7と干渉してうまく取り付けられないうえ、D47に相当する部品が公式設定資料の車内設定図に見当たらないため、D47は取り付けませんでした。


 D47を除いて組み立てが完了しました。この状態でもガルパン仕様とは異なるのですが、追加工作や改造は次のステップの工程内にてまとめて行うことにしました。


 ステップ16では、37ミリ副砲を防楯に取り付けて内側の各パーツをつけます。


 ステップ16での接着指示位置も分かりにくい部分が多いです。D14、D28などは、公式設定資料の車内設定図を参考にして初めて正確な接着位置が理解出来ました。


 これで全てのパーツを着け終りましたが、この状態ですとガルパン仕様とは異なります。


 劇中のワンシーンでは、黄色円内に示すように、砲の後ろに砲身後退および薬莢排出ゾーンのガイドが付けられているのが分かります。


 そこでガイド部分をプラ板で追加しました。最初は曲げていた部分が、そのうちにポキンと折れてしまったので、仕方なくプラペーパーで補修しました。つぎはぎ状態になってしまいましたが、ガイドの姿そのものはなんとか再現出来ましたので、良しとしました。


 続いて、外見上のガルパン仕様との相違点を出来るだけ改造する作業に移りました。キットの状態は、第二次大戦中の実車の形状をそのまま再現しており、タミヤのキットでも同じ形状になっています。


 公式設定資料図を見ると、まず黄色円内に示した砲身基部の形状が丸味を帯びていて、キットのパーツに見られる砲身下の円形モールドもありません。次に赤円内に示した覗き窓部分の盛り上がりがコンパクトになっています。


 したがって、黄色円内に示した方形の砲身基部のエッジを落としてモールドも削る、赤円内に示した覗き窓部分の盛り上がりを小さく縮めてコンパクトにする、といった改造が必要となります。後者の方はパーツの上部を大きく削って平らに仕上げるので、手間もかかります。


 ほぼ一時間ぐらいかけて、なんとか改造を終えました。覗き窓部分の盛り上がりを小さく縮めて削っている段階で穴が開きかけてパテで埋め、さらにプラ板を薄く貼って整形したりしました。
 方形の砲身基部のエッジを落とすのも簡単ではなく、砲身や同軸機銃を間違って傷つけたりしないように注意しながら丸ヤスリなどで細かく削り、サンドペーパーをあててヤスった後にパテを薄く塗って少しでも丸みを加えようとしました。流し込み接着剤は、薄く塗るとパテの表面を溶かして滑らかに仕上げてくれますので、改造部分全体にわたって補強の意味でも使用しました。
 これだけでも大変な苦労でしたが、さらに砲塔やキューポラの改造が控えているので、なかなか気が抜けませんでした。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く3 その5 「ナオミの宿です!!」

2014年03月05日 | 大洗巡礼記

 街中ブラブラ歩きを「年宝菓子店」にて締めくくり、この日の宿である「あんばいや」に向かいました。蕎麦屋さんが民宿を兼ねておられるということで、蕎麦好きの私としては一度泊まってみたいと思っていたからです。諸情報によれば、大洗の宿泊施設のなかでも人気があって予約が取りにくい方に属する、ということでしたが、私が電話を入れた時はすんなりと予約が取れました。「あんばいや」の公式サイトはこちら


 「あんばいや」は、サンダース大付属校のナオミの居る宿として知られます。そういえば、今朝まで泊まっていた「小林楼」も同じサンダース大付属校のアリサの宿でしたから、今回はサンダース連泊の形になりました。キャラパネルを置く宿泊施設のうち、大洗関係は幾つかあるのですが、対戦校関係は今回私が泊まった二ヶ所の他は、西住まほの居る「さかなや隠居」のみです。


 建物の一階は蕎麦屋のスペース及び厨房となっていますが、その内側から二階の宿泊室へと登ります。その入口付近の棚がガルパンコーナーになっていて、色々なグッズが展示してあります。ほとんどがファンの方々からの寄贈品だということです。


 最も興味深かったのは、やっぱり戦車模型キットの完成品二点でした。サンダースのナオミが居るだけあって、どちらもナオミの搭乗車シャーマンファイアフライでした。私自身は、ガルパン仕様のシャーマンファイアフライの完成品を見るのは今回が初めてでした。タミヤのシャーマン初期型のキットは色々な所で見かけるのですが、シャーマンファイアフライはどこの展示ウインドーにも見かけなかったからです。
 上画像の右側が1/35スケールで、タスカのキットのようでした。左側のケースに入っている方はタミヤの1/48スケールキットとみられますが、劇中の仕様に近いのは右側でした。17ポンド砲つまり76.2ミリ砲の長砲身がカッコイイです。


 棚上の窓のところには中村桜さんのサイン色紙が飾ってありました。アヒルさんチームの佐々木あけびの声を演じた声優さんですが、最近はミリタリー系アイドル的な活動の方が多くなっているようです。ご本人も、かなりのマニアであるそうです。


 私が泊まった部屋は、二階にある座敷部屋の一つでした。もとは料理旅館として二階の座敷を団体客の食事または宴会に供していたそうですが、現在は二階の部屋は全て宿泊専用となっています。もとが座敷部屋なので広くゆったりとして内装も綺麗で、心地良くくつろげました。窓からは商店街のメインルートが見下ろせます。
 16時頃に入ったのですが、少し疲労感を覚えたので炬燵で横になり、いつの間にか一時間余り寝てしまいました。起きてからは、お好み焼き屋「道」で買ってきた駄菓子を食べながらテレビを見たりしてゆっくりしていました。

 18時前ぐらいにお風呂をいただき、19時から一階の蕎麦屋スペースにて夕食をいただきました。この宿のガルパン宿泊プランは二種類あり、私は夕食がカツカレーになるプランの方を選択していました。ですが、予約時に蕎麦を食べたいと申し出たところ、蕎麦も出してもらえることとなりました。女将さんが「お蕎麦を加えましたので、カツカレーの方は少なめにいたしました」と言っておられましたが、少なめどころか、充分過ぎるほどのボリュームでした。なにしろ大洗ですから、食事の基準量が他より多いのです。

 女将さんは気さくで話し好きな方で、夕食後にいろいろと雑談を楽しみました。私が蕎麦が好きだと言うと、常陸秋蕎麦や大洗の蕎麦について色々教えてくれました。夜になるとナオミのパネルも店内に収容されて夕食の席からも見えましたから、それを見ながらナオミのパネルがこの店にやってきた経緯、俗に「ナオミキチ」と呼ばれる熱心なナオミファンの常連さんの事、その方が出されたという大洗グルメ紹介誌などについて教えていただきました。その方が描いたのかもしれない絵馬が大洗磯前神社にありますよ、と話したところ、それは一度見ておかなくてはね、と笑っていました。

 20時を過ぎた頃、もう一人の宿泊客の方が外での夕食を終えて戻って来られました。その方もガルパンファンで、しかも常連中の常連といわれる方のようでした。前月の大洗行きにて参加した五十鈴華誕生日イベントでも見かけましたし、他のイベントや即売会などでも見かけた方でした。自然にガルパン談義で盛り上がり、大洗の歴史や史跡にも詳しいことが分かって歴史関係も色々と教えて頂きました。話題が大洗のグッズや缶バッジの事などに及ぶと、帽子につけた缶バッジのコレクションを見せてくれたりしました。そのコレクションは、数も凄いですが、帽子の表面を埋め尽くしているので亀甲のように見えて非常に印象的でした。遠くからでも容易に識別がつきます。ファッション的にもけっこう目立ちますから、向こうは私を知らなくても、私はその方を何度か見かけた記憶があって当然です。
 そのようなバッジだらけの帽子をかぶっている人を、最近には大阪堺筋でんでんタウンでも見かけましたので驚きました。似たような方が一人や二人は居るもんだなあ、と感心したことです。

 そんなこんなで22時ぐらいまで話して楽しんだ後、挨拶を交わしてそれぞれの部屋に引き揚げました。私はそのまま布団に入って就寝しました。


 翌朝は5時前に目が覚めました。時計を見てまだ早いな、と考えて二度寝し、次に起きたのは7時前でした。朝の冷気を払うように陽光が街並みをも照らしはじめていました。窓から下の通りに視線を移した途端、驚くべきことに二人のガルパン巡礼が歩いてゆくのが見えました。朝早くから頑張ってるなあ、と感心しました。

 聞くところによれば、ガルパンファンは早くて6時頃から街中のパネル巡りなどをやっているそうです。遠来の方々が時間を惜しんで街中巡りに精を出しているのでしょうが、それが町内の防犯にも繋がっているとの指摘があったそうです。大洗の各商店街は、昔ながらのタイムスケジュールで9時または10時から営業を始めますので、それまでは街中は閑散としていて、ガルパンファンの人々が居なかったならば、人影も全く見かけない状態であったからです。


 7時30分頃に一階の蕎麦屋スペースに降りて、朝食をいただきました。この日も色々食べ歩きの予定がありましたから、朝食のボリュームがあると困るわけですが、ここのお店の朝食は私好みの献立と量でした。これぐらいがちょうど良くて好きなのです。武部沙織と同じように、一椀一菜一汁に納豆、ぐらいで充分です。
 昨夜遅くまで語らったガルパンファンの方とも少し話をして、見どころや関連情報などを色々教えていただきました。


 ナオミも、まだ店内に居ました。女将さんの話では、いつも営業前の8時台に玄関口へ出すそうです。つまり、それまではナオミは外からは見えないことになります。


 朝食後、ナオミとの記念撮影にのぞみました。私の名前が「ナオヤ」ですので、ナオミとは一字しか違わないわけです。それで何となく親しみがありましたが、今回ナオミの宿に泊まったことで一層愛着が出てまいりました。いい記念写真が出来ました。女将さん、有難うございました。


 8時過ぎに出発し、自転車を押して歩きました。朝の空気は冷たいので、走ると途端に体が冷えてしまうからです。少し体を温めないといけない、と考えて「丸五水産」の店先まで歩きました。既に数人のガルパンファンが居て店主さんと雑談に興じていました。さすがに人気スポットの一つだけのことはあります。


 このお店の人気商品の一つ、干し芋は、角谷杏生徒会長もイチオシで奨めています。いつも干し芋を食べているキャラですが、そういうモデルになるような女子高校生が大洗に実在するんでしょうか・・・。いや、その前に、学内で授業時間中におやつを食べていてOKなのか、と疑問に思ってしまいます・・・。


 ポスターの一部が貼り変わっていました。最近に実施されたイベント「秋葉原上陸作戦」のポスターが目立っていました。ダージリン、西住みほ、西住まほ、カチューシャ&ノンナの四人が並んでいますが、この四人だけですと何かが足りない気がします。各校戦車道チーム隊長の面々、ということであれば、ケイとアンチョビも登場させるべきでしょう・・・。


 引き返して曲がり松商店街へ向かいましたが、まだ営業時間に達していないので、喫茶店「ブロンズ」に立ち寄って休憩を兼ねての時間つぶしをしました。女将さんが「今日はどちらに行かれるの?またお泊りですか?」と聞いてきたので、「いえ今日の夕方に帰ります。それで今日の日中はいろいろお土産を買って、ちょっと食べ歩きも楽しんでいこうかと」と答えました。コーヒーを注文してゆっくりくつろぎました。

 店内には、もう一人ガルパンファンの方が居て、少し話をしました。栃木県から初めての訪問だということで、私が三度目の訪問になることを話すと、見どころやグルメなどの情報を色々聞かれました。それで、知っている限り話しましたが、缶バッジのことに話題が及ぶと熱心に質問を重ねてきました。「缶バッジを集めておられるのですか」と聞くと、「いえ、集めてるってわけではないんですが、ネットとかでよく話題になってるし、オークションにも出てるようなんで興味があったんです。でも、大洗に来てもあんまり情報が分からないもので、ちょっと不思議に思ってました。こっちでは注文の時にこれ(角谷会長と澤梓のデザイン)を戴いたんですが、販売してるんじゃなくて、何か買ったらおまけに貰えるという感じなんですねえ」と答えてきました。
 それで、大洗の缶バッジを、私自身がこれまでどのようにして得たかを簡単に説明し、販売しているものと各店での購入特典として貰えるものとの二種に大別されること、種類は色々あって、多くは生産量が決まっているので在庫がなくなったら終了となること、などを教えてあげました。
 相手は熱心に聞いてメモまで取っていた挙句、「そういう情報をまとめた資料とかは無いんですか」と聞いてきました。「いやあ、そういうのがあれば、私が参考にしたいぐらいですよ・・・」と答えつつも、やっぱり大洗の缶バッジの情報まとめというのはかなり必要とされるなあ、と思い、同時に、大洗の観光関連の情報や刊行物にどうして缶バッジの案内が無いのだろう、と不思議に思いました。

 現在のところ、大洗ガルパン観光における缶バッジのニーズはかなり拡大しているという感じがあり、逆に言うと、缶バッジを目当ての一つにして大洗行きを繰り返されるファンも多いように思われます。ところが、缶バッジを作っている大洗町商工会自体が全体の動向をあまり把握していないらしく、前回の訪問時に商工会館を訪ねた折にも坂本事務局長さんにお聞きしたのですが、「数も配布法も色々になって、最近では商店街や店ごとに独自に作ってるのもあるし、イベント限定の分もあるしで、種類はだいたいおさえられるけど、在庫がどこにどのくらいあるかは、よう分からんのですわ」とのお答えでした。
 そんな現状であるので、私自身も、大洗の缶バッジに関しては何がどうなっているのか、よく分からない部分が少ないです。でも、知り得た範囲だけでもまとめておいた方が良いのではないかと思いました。それで、近いうちに拙ブログにて簡単な情報まとめの記事を書いてみようかな、と思案しています。


 9時になりましたので、最初の目的地「吉田屋」に行きました。このお店の人気商品「常陸乃梅シロップ」と「さおりんのスィート梅」を前回に買って気に入りましたので、今回も土産に買ってゆくと決めていたのでした。
 店内で店主夫妻と少し立ち話をしました。店主さんが大洗磯前神社の世話人に連なっておられるので、神社の摂社や末社および祭事のことを少し教えていただきました。ガルパン大絵馬のことが話題に出たとき、「うーん、あれはねえ・・・」と苦笑しておられました。「どこかのイベント会場に置いた方が似合うんじゃないか」とのことでした。


 次に醸造元「月の井」に立ち寄り、模型サークルの知人A氏に贈る土産として「書」「鯛より」「恋梅」のセットを、職場の同僚への土産として「和の月酒粕アイス」セットを購入しました。それとは別に自分用に酒粕アイスを1個買い、店内のベンチでいただきました。


 「年宝菓子店」でもう一枚、戦車カッティングシートを買って行こうと思いつき、黒森峰チームの戦車のがありますかと尋ねましたが、売り切れだとの事でした。


 割烹旅館「さかなや隠居」の店先の曲がり松です。いつ見ても風格が感じられます。


 割烹旅館「さかなや隠居」の玄関先に西住まほが居ました。左右手前に門松が飾られていますが、上画像のアングルからみると西住まほがまるでご本尊のように見えてしまいます。黒森峰女学園チームでは実際にご本尊のポジションなんですけどね。


 続いて洋品店「みとや」に立ち寄りました。前回の訪問時に、私のオリジナルデザインにてガルパンキャップを作ってもらったのですが、同じものがもう一つ欲しくなりましたので、同じように依頼しました。出来上がりは1時間後ということでしたので、それまで商店街の数ヵ所を回っておくことにしました。


 「黒沢米穀店」です。店先にて着物姿の宇津木優季が圧倒的な存在感を示していました。キャラパネルのファッションとしては、最も成功したケースではないでしょうか。


 「肴屋本店」の玄関先のダージリンと西絹代です。西絹代のパンツァージャケットのデザインは、何度見ても旧日本陸軍将校の開襟軍服にみえてしまいます。例えば、「太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-」に登場した大場栄大尉の姿などを思い出します。


 みつだんごの「たかはし」で、みつだんごを1本買って食べました。朝から子供連れの主婦たちが買いに来ていて、地元でも人気があることをうかがわせます。五十鈴華も店先で頑張っていました。


 蕎麦屋の「大進」です。店先の園みどり子は、この日はマフラーを巻いていました。11時に近くなりましたので、少し食べようと店内に入りました。案内メニューの本日の日替わり定食は、ヒレカツと刺身、とありましたが、ボリュームがありそうなので、今回は軽くざる蕎麦をいただきました。常陸秋蕎麦は、いつ食べても美味しいです。
 食後に道をいったん引き返して「みとや」まで戻り、出来上がったガルパンキャップを受け取りました。黒い帽子に黒の校章をつけると、なかなか渋い感じになるので気に入っています。


 再び永町に戻って「ヴィンテージクラブむらい」の店先を通り過ぎました。オレンジペコも居ました。


 菓子店「玉屋」のおりょうさんです。正月でも相変わらず刀をつけていますが、坂本龍馬の心意気を受け継ぐのであれば、その刀は永久に抜かれることなく、時代の青写真を新しく描くための飾りに徹するのでなければならない筈です。


 商店街の通りをひたすら歩いて髭釜地区も抜け、県道106号線との交差点から南に折れ、劇中にも登場した「タヤマ石油」ガソリンスタンドの横を通りました。敷地の南端にはカモさんチーム仕様のガルパン自販機も見えました。


 少し進んで、大貫郵便局の前にさしかかった時、上画像の案内広告が目にとまりました。あのガルパン切手シートがまだ発売中であるというのにびっくりしました。もう完売して入手出来ないと思っていたからです。この日は日曜日で郵便局は休みでしたから購入は出来ませんでしたが、後で調べてみるとまだ在庫があるらしく、大洗だけでなく近隣の市町村の郵便局にも販売網を広げているとのことでした。
 ならば、あとしばらくの間は販売しているだろう、次の大洗訪問時に必ず買いに行こう、と決めました。 (続く)
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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その9

2014年03月04日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12および13です。ステップ12では75ミリ主砲を組み立てます。ステップ13では、75ミリ主砲を組み込んで上下の車体パーツを合わせますが、インテリアの塗装もありますので、接着はしないでおきます。


 75ミリ主砲の砲身を基部に接着します。キットには長短2種類の砲身が入っていますが、ガルパン仕様では短い方の砲身D39を使用してD5にくっつけ、D32に通してはめ込みました。


 内部にギアのパーツD17を接着しました。D5の内部には砲身パーツをはめ込むためのダボ穴があります。


 D5をパーツD37によってD32に固定し、底部ギアD24および砲手席D27を接着しました。その状態で車体上に仮置きしてみました。思ったよりも大きく空間を占めていて、車内が更に狭くなってゆく感じでした。


 75ミリ主砲の内側パーツ、D30およびD31を取り付け、尾栓D36をはめ込み、これにガードのD3とD6をつけました。さらに旋回用ハンドルおよび俯仰用ハンドルのD18なども取り付けました。細部まで再現されてパーツも細かくなっていますが、制作ガイドの接着指示位置が少し分かりにくいところもあったので、仮組みして位置をチェックしながら進めました。


 ステップ12が完了しました。組み上がった75ミリ主砲は、一見すると小型艦艇の艦載砲によく似た形と雰囲気があります。


 砲手席は、砲の基部に直接取り付けられるので、旋回すれば砲と共に動きます。劇中では山郷あゆみが着いていて、主砲射撃時にはハンドルを回して旋回と俯仰を行い、砲弾を装填して発射しています。
 資料では、装填手を宇津木優季が兼任するとありますが、車内が狭いので通信士席から75ミリ主砲の横に移動するのも大変そうです。砲手席のすぐ下に75ミリ砲弾のケースがありますから、山郷あゆみが自分で装填した方が早そうに思われます。


 75ミリ主砲の尾栓もしっかりモールドされています。野戦重砲みたいな重々しい感じがあります。俯仰用ハンドルがかなり突き出していますが、これは左手で回し、右手は旋回用ハンドルを回すのだと分かります。


 再び車体上に仮置きしてみました。今度は傾きを無くして正しい状態でセットしてみましたが、とにかく大きいです。普段は砲手席は75ミリ砲弾ケースの上に位置しているようですが、ケースの扉は後ろにありますので、山郷あゆみが自分で装填する場合は、砲手席から後ろに降りる形になります。それで砲手席には背もたれ部がないわけですね。


 これで山郷あゆみの位置が完成しました。中央手前の操縦席に阪口桂利奈、左側やや前寄りの通信士席に宇津木優季、右側の75ミリ主砲砲手席に山郷あゆみがつきますので、劇中での三人の並座シーンがリアルに思い出されます。


 これが三人の並座シーンですね。それぞれの席の位置もちゃんと表現されていて、手前の阪口桂利奈、次いで宇津木優季、一番後ろに山郷あゆみが位置していることが分かります。アニメを見ているだけでは、なぜこのようにほとんどくっついて並んでいるのかが分かりにくく、三人を画面に入れるための寄せ表現かと思ってしまいがちです。
 でも、今回のキットを作って席の位置関係を把握してみると、実際に三人の席がそのような配置になっていることが分かりました。上のワンシーンも、実際の席配置をそのまま反映しているのだと理解出来ました。小柄な日本人の女子高校生でこの状況ですから、体格の大きいアメリカ人兵士が乗ったらさらに窮屈になるでしょうね・・・。


 別のシーンでは、阪口桂利奈のすぐ横にハンドルが見えます。最初は阪口が操作するハンドルかなと思いましたが、実際には75ミリ主砲用の俯仰用ハンドルで、山郷あゆみが使うものだと分かりました。キットでも、俯仰用ハンドルは操縦席の空間に突き出していて、阪口桂利奈がいつ頭をぶつけてもおかしくないような危ない感じです。
 劇中では、M3中戦車リーは四度も撃破されており、対黒森峰戦ではヤークトティーガーの主砲射撃によって吹っ飛ばされて横転しています。そんな状況下で阪口桂利奈が俯仰用ハンドルにゴツン、となってしまう可能性は高いのですが、そういう描写は全くありませんでした。ガルパンそのものが「痛さ」を感じさせる表現を完全に封じているからでしょう。


 ステップ13に進み、ヘッドライトの保護枠E26を取り付けました。主砲上部キャップのF18およびB11は、塗装段階まで接着しないで置いておきました。またリアランプのB14およびB15は、ガルパン仕様ではありませんので不要となり、取り付け穴も埋めました。


 E26を左右につけて、ステップ13が完了しました。


 続いて、ガルパン仕様にすべく追加した後部装甲板にリベットを8個つけました。ステップ8にて車体パーツF1から切り取った多数のリベットの一部を再利用しました。追加部分の左右に2個ずつ、中央の縦列に4個を並べました。
 このようにリベットを追加する所がいくつかあるので、改造にて削り取ったリベットも捨てずに保管しておくことが必要です。モデルカステンのリベットセットが使えそうに思えますが、キットのリベットよりもサイズがやや大きめなので、キットから切り取ったリベットを使う方が良いと思います。


 追加部分の側面にも3個ずつリベットをつけました。後部装甲板の追加部分全体で、計14個のリベットを転用しました。この時点で、ガルパン仕様への改造や追加工作において使用した転用リベットの総数は24個にのぼりました。


 車体後部左右の道具箱も取り付けました。パテ塗りしてヤスって表面を整え、ガルパン仕様にある二ヶ所の留め具もプラ板で再現しました。公式設定資料図や劇中シーンなどを参考にして、寸法や取り付け位置を出来るだけ正確にトレースしながら接着しましたが、それでもややオーバースケールであるように思いました。プラ板の白さが引き立って見えるからかもしれませんが、塗装すれば少しは落ち着いた感じになるでしょうか。


 道具箱を取り付けた後も、接着面の隙間などをパテで埋めたりして、それらもヤスって整形したりしました。そのためか、上画像では雑な仕上がりに見えますが、サーフェイサーを吹けば印象も少しは変わるかと思います。


 この段階にて、工程の全てを振り返りますと、やはりこの道具箱が最も難しくて手間がかかりました。タミヤのパーツを転用しているうえ、採寸とプラ板切り出しと組み立てに約2時間を要しました。車体へ合わせるための削りやヤスりの作業も多く、蓋部分のプラ板追加やパテ塗り整形も含めると作業そのものは合わせて3時間以上はかかりました。
 さらに、組み立てやパテ塗りの度に、乾燥させるために一日置いておくことを繰り返しましたので、あわせて四日かかりました。タミヤのキットを使用した場合でも、改造の大変さは余り変わらないと思われます。

 ですが、事前にノートにまとめておいたところによれば、道具箱よりも更に大変な手間を要する部分は、次のステップ以降にて制作する37ミリ副砲の砲塔などの上部構造物です。 (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その8

2014年03月03日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10および11です。ステップ10では上部車体の前面と右側を組み立て、ステップ11では内部操縦席のインパネと前部連装機銃を組み込みますが、ガルパン仕様では前部連装機銃はありませんので、パーツC12およびC17は不要となります。


 ステップ10では、最初に上部車体の前面と右側のパーツを切り出しました。このうち75ミリ主砲の基部にあたるF3を除く全てのパーツでガルパン仕様への改造が必要となります。一体成型のパーツだと苦労する部分なので、このようにパーツが分割式であるのは有難いです。


 まずはパーツF2です。前面装甲板の右側、75ミリ主砲基部の左側にある三角の側板に相当します。ウサギさんチームの阪口桂利奈の位置から見ると右側にあたります。パーツには、リベットやモールドがあります。


 ですが、劇中のワンシーンを見てみると、該当部分にはリベットが全く無く、下の長方形のモールドもありません。そこでパーツのリベットやモールドは全て削り取ることになります。


 パーツF2のリベットやモールドを全て削り取りました。


 次のパーツはF7です。右側側板にあたり、ハッチの開口部がつきます。反対側のパーツF6の時と同じように、やや後ろ寄りに縦に並ぶリベットの位置を少し後ろにずらします。


 パーツF7の該当するリベットを削り取り、少し後ろに貼り直して再現しました。


 前面装甲板にあたるパーツF4です。右下には前部連装機銃の開口部が盛り上がってつけられます。


 公式設定資料の画像で確認すると、その部分はフラットになっていて、前部連装機銃が外されていることが分かります。その位置にはウサギさんチームのマークがペイントされています。よって、パーツでも機銃開口部を埋めてフラットに仕上げ、塗装後にウサギさんチームマークのデカールを貼り付けることになります。


 パーツF4の前部連装機銃の開口部の盛り上がりを削って平らに均しました。それから開口部の孔にランナーを適当に削ったものを押し込み、接着剤を多めにつけて乾燥させました。


 一日置いておき、翌日にもう一度削ってフラットに仕上げました。さらに操縦席のクラッペの左下につけるパーツB12も不要なので、その取り付け穴も埋めました。


 パーツ毎の改造が終わりましたので組み立てに移りましたが、その前に、既に左側と背面が組みあがっている車体パーツを下部車体パーツに仮組みして上下の合わせがうまくいくかをチェックしてみました。
 アカデミーのキットでは、小さいパーツ同士は問題なく合うのですが、組み合わせたパーツ同士になると微妙に合わなかったりすることが多いとされています。その点を検証してみたのですが、やはり上部車体がカッチリと収まりませんでした。


 そこで、前部と背面の装甲板の端を少し削ったり、干渉しそうな突起部分などを削ったりしながら微調整しました。車体の上下を組み合わせる際に注意すべきは、75ミリ主砲の軸部を歪まないようにしっかりとはめ込むことです。それで、上下車体を合わせる位置も、75ミリ主砲の軸部を中心にして調整しました。
 その後、斜め前から撮影したのが上画像です。車体内外のディティールがよく分かります。操縦席は前面装甲板のすぐ後ろにあり、阪口桂利奈がそこに座ってレバーを操るわけです。その横におさまる75ミリ主砲の砲手席には、山郷あゆみが着くわけですが、そのスペースが思ったよりも狭い事に気付かされます。


 前部装甲板のF4および75ミリ主砲基部のF3を接着しました。上画像では見えませんが、三角形の側板F2もつけました。


 右側側板のF7を接着しました。ハッチ開口部の上にパーツB8を取り付け、乾燥後に根元だけ残して切り取り、その取り付け穴を埋めました。反対側のF6で行った追加工作と同じです。


 車体上部が完全に組みあがりました。分割式なので、パーツ毎の接着面も綺麗に整えてしっかりと組み立てていかないと歪みやズレが生じやすいです。一つ一つ丁寧に組み立てていきましたが、その甲斐あってか、歪みやズレはありませんでした。さきに調整した箇所とも合うように端などを削ったりヤスったりしていますが、はめ込むと目立たなくなる部分ばかりなので、外見への影響は少ないと思います。


 再度、組みあがっている上部車体パーツを下部車体パーツに仮組みして上下の合わせがうまくいくかをチェックしてみました。前面装甲板の端がきっちりとはまらない気がしたので、少しヤスったりしてカチッとはまるようにしました。

 キットの制作指示においては、上下の車体を接着することになりますが、インテリアの大部分がそれによって見えなくなります。その点を私の制作ではどうすべきか、少し迷いました。車体の上下を接着せずにいつでも外せるようにして、内部の様子も見て楽しむ、ウサギさんチームのフィギュアセットが発売になったら、それらを乗せて劇中の雰囲気を楽しむ、という選択肢も魅力的だと思うからです。
 とりあえず、インテリアの塗装もありますので、組み立て工程においては、上下車体の接着はひとまずしないことにしました。


 続いてガルパン仕様への追加工作を行いました。上掲の劇中のワンシーンでも分かるように、後部装甲板は全てフェンダーの高さまでつけられています。アカデミーのキットでは、この部分が短くカットされていますので、追加することになります。


 プラ板をカットして上図のように組み付けました。寸法はやや大きめに採りましたので、接着して乾燥させたのち、ヤスリで少しずつ削って整えました。


 この追加部分は、車体の上下をはめ合わせる際にも干渉する部分ですので、合わせる際につっかえたりしないように調整する必要がありましたが、側板のサイズをパーツにしっかり合わせておいたことによって、問題なく組み付けが完了しました。


 組み付け後に、内側からプラ板を重ね貼りして強度を与え、流し込み接着剤も併用して、簡単に外れたり歪んだりしないようにしました。一日置いて乾燥させておき、それからパテ塗りして整形し、リベットを再現する予定です。
 この段階で、ステップ10はほぼ完了しました。ステップ9から続いている後部左右の道具箱は、パテ塗りしてヤスって整形する段階まで進めました。


 ステップ11では、操縦席のインパネにあたるパーツC13を接着しますが、これもガルパン仕様とは形状が異なります。パーツでは上にヒレみたいな部分がついていますが、劇中ではありません。


 劇中のワンシーンを御覧下さい。パーツに見られる上のヒレみたいな部分がありません。さらに左上の白円内の位置に、キットでは小物入れとみられるパーツC2をつけるのですが、劇中では見当たらないので、C2は不要としました。


 パーツC13の上のヒレみたいな部分を切り取りました。


 車体内部に接着しました。前部連装機銃の開口部を埋めた跡が雑ですが、車体を合わせると全く見えなくなりますので、問題はありません。


 車体内部の視点で撮影してみました。前部のクラッペも小さいので、阪口桂利奈の視線や視界がかなり限られていることがよく分かります。そのためか、劇中では砲塔上から澤梓が指示を出しているほか、左右の山郷あゆみや宇津木優季らがそれぞれのクラッペなどから外の状況を把握して、阪口桂利奈に進路や前方状況などを伝えたりしているシーンがみられますね。
 追加工作や改造が多くて大変ですが、作りながらウサギさんチームの動きをリアルに追体験出来るので、とても楽しいです。  (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その7

2014年03月02日 | ガルパン模型制作記

 ステップ9です。ここでは車体上面に色々なパーツを付けてゆきますが、ガルパン仕様への改変も少なくありません。


 まず、最も改造の手間がかかるのが後部左右の道具箱です。劇中のワンシーンにて確認すると、黄色円内に示すように、車体に沿って斜めに置かれます。実際には水平になっていたので、アカデミーのキットでもタミヤのキットでも道具箱は車体に接着すると水平になります。これを斜めにするというのが、大変な改造をともないます。


 しかもアカデミーのパーツB49とB53、B50とB54は劇中のよりも小さいため、大きさがほぼ同じであるタミヤのキットの道具箱バーツを使用することにしました。こちらはアカデミーのパーツのように蓋と箱が別々ではなく、一体成型になっています。ただし、モールドは全て劇中と異なりますので、全て削り取りました。


 劇中の仕様にあわせて斜めにするべく、寸法と角度を測ってプラ板を切り出してパーツに接着し、大体の形を整えました。それから車体に仮置きして道具箱の傾きや歪みなどを切ったりヤスったりして直して微調整しました。


 タミヤのパーツは、蓋部分が薄いので、劇中の仕様にあわせて蓋部分をかさ増しするべく、プラ板を貼りました。これによって蓋上のOVM取り付け穴も隠れますので、埋めたりする手間が省けました。
 その後、全体にパテを薄く塗っておきました。乾燥してからヤスリをあてて形を整える予定です。これで道具箱の制作はいったん中断しておき、次の作業に移りました。


 劇中のワンシーンにて、水タンクのキャップB37の状態を確認しました。キットでは左右あわせて5個ありますが、ガルパン仕様では左側の3個しかなく、しかも2個は単なる円形になっています。さらに位置が少し前にずれるので、キットの取り付け穴は全て不要となって埋めることになります。


 OVM類は、劇中ではスコップと斧しか見えません。道具箱の上につける装備品も不要なので、スコップのD51、斧のD21以外は全て不要となります。さらにB13もつけませんので、取り付け穴は埋める必要があります。


 以上の諸情報をふまえて、水タンクのキャップB37を3個切り出し、うち2個を丸く仕上げて、位置を前に少しずらして接着しました。装備品は、スコップのD51だけを取り付けました。斧のD21は、ちょっと長さが不足するので、改造が必要かなと考えて取り付けは後送りにしました。


 続いては、跳弾防止板のパーツB45とB46ですが、これもガルパン仕様とは形が異なるので注意が必要です。タミヤのキットの同じパーツも念のためチェックしましたが、ともに上部が膨らんだ形状になっています。


 ところが公式設定資料の画像を見ると、板の上部は膨らんでおらず、フラットな板のままになっています。


 そこで、B45とB46の上部の膨らみをヤスって削り落としました。パーツそのものが刀の形に似ているので、刀を研いでいるような感じでした。


 整形したB45とB46を車体上部に取り付けました。スッキリとした感じにおさまったようです。


 これで、左右の道具箱の改造を除いて、ステップ9の工程が終了しました。道具箱の方は、塗ったパテを乾燥させるために一日置いておきました。 (続く)

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