気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

アンツィオ高校戦車道チームは何人?

2014年10月16日 | ガールズ&パンツァー

 上画像は、アンツィオ校との試合後の食事交流会の一コマです。この前後のシーンなどを見ていて思うのですが、アンツィオ高校の戦車道チームはいったい何人居るんだろう、ということです。応援のメンバーも加わっているのかもしれませんが、100人近くは集まっていそうな雰囲気です。
 なかには大洗女子学園チームのメンバーも居るけれど、上画像に見えるのはアヒルさんチームの四人、河嶋桃、五十鈴華、冷泉麻子、の七人だけです。大洗チームの人数の少なさが改めて感じられますが、河嶋桃、五十鈴華、冷泉麻子の三人がきちんと両手を合わせて「ごちそうさまでした」と言っているのが印象的です。

 あと、手前の茶色の頭はもしかして、西住みほですかね?
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2015カレンダー ガールズ&パンツァー

2014年10月15日 | ガールズ&パンツァー

 上画像は、2014年11月12日に発売が予定されている「2015カレンダー ガールズ&パンツァー」の表紙です。大洗磯前神社の境内車道上に西住姉妹がそれぞれの搭乗車を背後にして仲良く立っている図です。実際にその場所を見て知っていると、この絵にはグッとくるものがありますね。大洗での戦車道試合に、黒森峰女学院チームが出てくるというのも楽しいと思うのですが、劇場版では果たして黒森峰女学院チームが登場するのでしょうか・・・。

 今年2014年度のカレンダーも楽しく使っていますので、来年のカレンダーもガルパンで決まりです。アマゾンの案内記事はこちら
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ガールズ&パンツァー 2015卓上カレンダー

2014年10月14日 | ガールズ&パンツァー

 2014年11月6日に発売予定の「ガールズ&パンツァー 2015卓上カレンダー」です。アニメグッズに位置づけられているせいか、アニメイトなどでも扱うようです。
 アニメイトの案内記事はこちら。ムービックの案内記事はこちら

 私の場合、卓上カレンダーは使用後に切り取って絵葉書として使えるタイプのものをずっと使ってきたので、出来ればガルパンの卓上カレンダーもそうした形式で開発していただけたら有難かったですね。
 絵葉書といえば、ガルパン関連のそれは意外に少ないと思います。大洗でも一部の施設の宿泊特典または購入特典として配布している程度で、アニメグッズとしてのまとまったセットもあまり見かけません。他のアニメの絵葉書のように色々出してくれたら、集めて楽しむことも出来ますね。

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大洗のガルパン公式缶バッジに関する中間報告 その8

2014年10月13日 | ガールズ&パンツァー

 大洗のガルパン公式缶バッジに関する中間報告も、今回で八回目を数えます。ここでは、2014年9月16日から17日までと、10月1日から5日までの大洗行きにて新たに知り得たガルパン公式缶バッジに関する諸々の情報を追加すると同時に、2014年10月現在において、通常の大洗行きにて入手出来るガルパン公式缶バッジの動向をまとめてみました。大洗以外の地域にて入手出来るものも少なくありませんが、ここでは対象外としました。
 上画像は、2014年10月1日から5日までの大洗滞在中に、色々な形でいただいたガルパンバッジの数々です。

 今回、新たに追加または更新した分については、赤字で表しています。

1 大洗女子学園 あんこうチーム
西住みほ(坂本文具店、シーサイドホテル)   誕生日イベントなどの限定品を含めて数種類があり、クリスマスバージョンもあるが、普通に入手出来るのは宿泊特典ぐらい。宿泊特典には、ガルパン応援宿泊プラン実施施設共通のタイプとシーサイドホテルのオリジナル品がある。また、6月に鹿島臨海鉄道より大洗駅インフォメーションの入場者数10万人達成を記念して限定で配布されたオリジナル品がある。

武部沙織(カワマタ)   吉田屋のオリジナル品が二種類あったが完売し、4月8日からの梅カフェオープンにともなって戦車ケーキの予約特典として新オリジナル品が500点限定にて登場。またカワマタのオリジナル品がある。また宿泊特典の品、商工会発の品、誕生日イベント時の限定品などがある。

五十鈴華(たかはし)   宿泊特典の品がある。誕生日イベントや水戸夜梅祭の限定品があるが、いずれも入手は不可能に近い。夏の海水浴期間に合わせた「2014SUMMER大洗」バージョンでは西住みほ、秋山優花里と三人で登場。

秋山優花里(年宝菓子店)   宿泊特典の品のほか、誕生日イベントの限定品がある。「冬の進軍ボコ作戦」の参加賞品にエルヴィンとのペア後姿がデザインされている。また年宝菓子店のオリジナル品、田口理髪店のオリジナル品があるほか、大洗ガイド大作戦の特典品がある。

冷泉麻子(大洗ホテル)   宿泊特典の品のほかに、エンカイウォーイベントや誕生日イベントの限定品がある。いずれも入手は不可能に近い。

五人のセット   「がんばっぺ大洗」デザインの新旧二種類のほか、好梅亭のオリジナル品がある。他に鹿島臨海鉄道が販売している缶バッジセットの新旧二種類があるが、旧バージョンの6種セットは入手不可能に近い。あとはイベント時の限定品が幾つかあるが、入手不可能に近い。また2014年3月の海楽フェスタにて出された抱きボコ熊バージョン、夏の海水浴期間に合わせた夏バージョンがある。また、大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


2 大洗女子学園 カメさんチーム
角谷杏(丸五水産)   商工会が数種類を制作。「がんばっぺ大洗」デザイン二種類、「あんこう踊り」や「迎春」のタイプもあるが、「迎春」タイプは季節限定。オリジナル品としてはブロンズの澤梓とのコンビ品がある。また「いばらきイメージアップ大賞受賞」の限定品があるが、5月より商工会および青年部所属の一部の店舗でも配布。また、丸五水産のオリジナル品がある。

小山柚子(茨城県信用組合)   「あんこう踊り」のみ。

河嶋桃(石福)    「あんこう踊り」の他、「石福」のオリジナル品がある。

三人のセット   「あんこう踊り」と「エンカイウォー」の二種類のほか、大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


3 大洗女子学園 カバさんチーム
カエサル(加藤豆腐店)   加藤豆腐店のオリジナル品がある。

エルヴィン(和泉屋米穀店)   和泉屋米穀店のオリジナル品がある。イベント「冬の進軍ボコ作戦」の参加賞品に秋山優花里とのペア後姿がデザインされているが、イベント終了後はほぼ入手不可能。

左衛門佐(江口又進堂)   なし

おりょう(玉屋菓子店)   なし

四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


4 大洗女子学園 アヒルさんチーム
磯辺典子(鳥孝)   鳥孝のオリジナル品がある。八九の日イベントの限定品に佐々木あけびと二人で登場。

近藤妙子(魚忠)   なし

河西忍(森屋菓子店)   森屋菓子店のオリジナル品がある。ひたちなかの「世界一楽しい片道きっぷ」記念オリジナル品にも登場。

佐々木あけび(タグチ)   タグチのオリジナル品がある。ひたちなかの「世界一楽しい片道きっぷ」記念オリジナル品にも登場。

四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョン、鳥孝のオリジナル品がある。


5 大洗女子学園 ウサギさんチーム
澤梓(いそや)   いそやの宿泊特典オリジナル品が二種類あるほか、ブロンズの角谷杏とのコンビ品がある。ひたちなかの「世界一楽しい片道きっぷ」記念オリジナル品にも登場。

山郷あゆみ(新屋酒店)   新屋酒店のオリジナル品がある。

丸山紗希(大勘荘)   大勘荘の宿泊特典オリジナル品がある。

阪口桂利奈(大久保酒店)   大久保酒店のオリジナル品がある。

宇津木優季(黒沢米穀店)   黒沢米穀店のオリジナル品がある。ひたちなかの「世界一楽しい片道きっぷ」記念オリジナル品にも登場。

大野あや(お好み焼き道)   道のオリジナル品が新旧二種類ある。

六人のセット   「エンカイウォー」と、大貫商店街から出されているEDバージョンの二種類がある。


6 大洗女子学園 カモさんチーム
園みどり子(大進)   大進のオリジナル品がある。

後藤モヨ子(スルガヤ薬局)   なし

金春希美(みむら時計)   なし

三人のセット   みむら時計の購入特典品および大貫商店街イベント時に配布された「早寝早起きバージョン」のほか、大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


7 大洗女子学園 アリクイさんチーム
ねこにゃー(川崎燃料店)   なし

ももがー(ウスヤ精肉店)   ウスヤ精肉店のオリジナル品がある。

ぴよたん(藤乃屋)   なし

三人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


8 大洗女子学園 レオポンさんチーム
ナカジマ(ブリアン)   なし

ホシノ(カジマ)   カジマのオリジナル品がある。

スズキ(小沼酒店)   なし

ツチヤ(豊年屋機工部)   豊年屋機工部のオリジナル品がある。

四人のセット   大貫商店街から出されているEDバージョンがある。


9 大洗女子学園 その他のキャラクター
新三郎(常陸屋)   商工会および各商店街で配布している品がある。

蝶野亜美(月の井)   商工会および各商店街で配布している品がある。

五十鈴百合(福本楼)   なし

西住しほ(さまた接骨院)   なし

冷泉久子(酒井屋)   なし


10 聖グロリアーナ女学院
ダージリン(肴屋本店)   肴屋本店の宿泊特典オリジナル品がある。

アッサム(国井屋)   国井屋のオリジナル品がある。

オレンジペコ(ヴィンテージクラブむらい)   ヴィンテージクラブむらいのオリジナル品がある。


11 サンダース大付属高校
ケイ(飯岡屋水産)   なし

ナオミ(あんばいや)   あんばいやの宿泊特典オリジナル品がある。

アリサ(小林楼)   小林楼の宿泊特典オリジナル品がある。


12 アンツィオ高校
アンチョビ(山戸呉服店)   JR東日本びゅうチケットの景品バッジ三種の一つ。2014年2月28日に終了。2014年4月から5月まで実施の「イラストラリー」の景品がある。山戸呉服店のオリジナル品、誕生日イベント時の限定品がある。

カルパッチョ(ぎらばり)   ぎらばりのオリジナル品がある。

ペパロニ(ブロンズ)   ブロンズのオリジナル品、誕生日イベント時の限定品がある。

モブキャラ二人   しゅんさい(旬菜)のオリジナル品がある。


13 プラウダ高校
カチューシャ(さかげん)   さかげんのオリジナル品がある。

ノンナ(森寅ひもの館→さかげん)   なし


14 黒森峰女学園
西住まほ(さかなや隠居)   さかなや隠居の宿泊特典オリジナル品がある。

逸見エリカ(かまや)   かま家のオリジナル品がある。

二人のセット  厳密には大洗の缶バッジではないが、寿司店栗崎屋の系列店「海鮮どんどん」と「すし一番」のオリジナル品がある。


15 その他のキャラクター
稲富ひびき(ヨシモト)   大洗ポイントカード会の品(審判三人が一緒のデザイン)がある。

篠川香音(浜野屋商店)   大洗ポイントカード会の品(審判三人が一緒のデザイン)がある。

高島レミ(大黒屋)   大洗ポイントカード会の品(審判三人が一緒のデザイン)がある。




 続いて、入手方法別に追加更新してみました。●がついているものはオリジナル品です。在庫が無くなり次第終了、という所もありますので、事前に在庫を問い合わせておくのが良いでしょう。参考までに、( )内に設置パネル名を示しました。新たに追加または更新した分については、赤字で表しています。

1 グッズやお土産やおやつなどの買い物をすると貰える
●和泉屋米穀店(エルヴィン)  あんみつやプラッシーなど購入
 あいりす(Ⅳ号戦車D型改H型仕様)  「男の身だしなみセット」購入
●ココストア大貫店(ポルシェティーガー全国大会時)  ガルパン関連のDVD、書籍、酒類など購入
●今村金網工業(M3中戦車リー全国大会時)  ガルパン網戸購入
 みむら時計(金春希美)  ガルパンメガネ拭きなどのグッズ購入
 榎澤輪業商会(ヤークトティーガー)  レンタサイクルを利用
 島屋米穀店(八九式中戦車甲型発見時)  あんみつなど購入
 小野瀬海藻店(38t戦車親善試合時)  お土産など購入
●お好み焼き道(大野あや)  駄菓子セット500円購入
●鳥孝(磯辺典子)  商品合計500円以上を購入
●国井屋(アッサム)  「茶ーちる歩兵煎茶」やティーセットなど購入
 坂本文具店(西住みほ)  ガルパン名札や文房具セットなどを購入
●黒沢米穀店(宇津木優季)  聖地大洗茶碗と箸セットまたは大洗女子学園学生食堂茶碗と箸セットを購入
●大久保酒店(阪口桂利奈)  日本酒「桂利奈」購入
●森屋菓子店(河西忍)  商品やおやつなど購入
●吉田屋  「常陸乃梅」など購入
●新屋酒店(山郷あゆみ)  商品購入
●丸五水産(角谷杏)  「丸五式戦兵」購入
●ウスヤ精肉店(ももがー)  串カツ購入
●カジマ(ホシノ)  「ホタテの履帯揚げ」など500円以上を購入
●タグチ(佐々木あけび)  商品合計1000円以上を購入
 金丸釣具店  「砲弾型ウキ」など購入
●好梅亭  「キューポラ煎餅」など購入
 まいわい市場  ガルパングッズの購入
 キラキラクレープ  ガルパンクレープ各種の購入
●カワマタ(武部沙織)  商品合計500円以上を購入
●石福(河嶋桃)  商品合計250円以上を購入
●加藤豆腐店(カエサル)  商品合計350円以上を購入
 セイコーマート島忠  商品など購入
●梅原屋 ガルパンシャツなど購入
●タヤマ  商品を購入
●田口理髪店  650円以上のカッティングシートなど購入
●豊年屋機工部  ガルパン軍手を購入
●さかげん(カチューシャ)  プラウダウォッカを購入

2 食事をすると貰える
●栗崎屋(ティーガーⅠ)  ガルパン寿司コースなど。まいわい市場で販売している「海鮮丼」にも缶バッジがついています。また水戸市に展開する支店の「海鮮どんどん」と「すし一番」にて800円以上の食事をして栗崎屋の缶バッジを示すと、それぞれの支店の缶バッジが貰えます。
 渡来人(ヘッツアー)  ラーメンなど
●さくらい(Ⅲ号突撃砲F型親善試合時)  「あのカツ丼」など
●大進(園みどり子)  蕎麦など
 常陸屋(新三郎)  蕎麦
●お好み焼き道(大野あや)  たらしなど
●ブロンズ(ペパロニ)  ガルパンメニュー
●寿々翔(T34-76)  海鮮ちらし丼など
●かま家(逸見エリカ)  海鮮丼など
●ヴィンテージクラブむらい(オレンジペコ)  コーヒーや酒類などを注文
●しゅんさい  夜限定の「アンツィオセット」を注文
●ぎらばり(カルパッチョ)  ランチなどを注文

3 宿泊すると貰える
 大洗の各ホテルや旅館や民宿のなかには、「ガルパン宿泊応援プラン」を実施しているところがあります。共通の宿泊特典缶バッジとしてあんこうチームの五人のいずれか一つが大洗女子学園タオルと共に貰えますが、なかには設置パネルのキャラをデザイン化して独自の特典缶バッジを渡している施設もあります。独自の特典缶バッジを出している所は●をつけています。宿によっては在庫がなくなっている所もありますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

 旅館くるみ屋  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
 入船  缶バッジの他にオリジナルトートバッグも貰えます
 東光苑
 勝村荘
 雲仙
●いそや(澤梓)  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
 忠愛丸
 たくみ
●小林楼(アリサ)
●あんばいや(ナオミ)  缶バッジの他にオリジナルマグカップも貰えます
●肴屋本店(ダージリン)  缶バッジの他にオリジナルグッズも貰えます
 大和旅館(Ⅳ号戦車D型プラウダ戦時)
 南荘(Ⅲ号突撃砲F型プラウダ戦時)
 浜の湯(マチルダⅡ)
●大勘荘(丸山紗希)  缶バッジの他にポストカードなどのオリジナルグッズも貰えます
 浜野屋(パンターG型)
●セイラーズ(ルノーB1bis全国大会時)
●シーサイドホテル(西住みほ)
●さかなや隠居(西住まほ)  缶バッジの他にナップサックも貰えます

4 販売している
 公式缶バッジを制作している大洗町商工会館にて一部を販売しているほか、大洗の各商店街の店舗によっては1個100円で販売しているところがあります。販売品である以上、完売や売り切れも多いので、在庫が常にあるとは限りません。各店舗での仕入れ補充の動きなどを確かめておいた方が良いでしょう。
 ここでは、私がこれまでに缶バッジを1個100円で買った所を挙げておきます。その多くは、私が訪問した時に数種類を販売していたお店なので、一種類だけを販売しているお店ですと、他にも沢山あり、主に大貫地区のほうに分布しているようです。

大洗町商工会館
さかげん(カチューシャ)
新屋酒店(山郷あゆみ)
ウスヤ精肉店(ももがー)
カワマタ(武部沙織)
みとや
黒澤米穀店(宇津木優季)
鳥孝(磯辺典子)  
和泉屋米穀店(エルヴィン)
小野瀬海藻店(38t戦車親善試合時)
セイラーズ(ルノーB1bis全国大会時)
住谷商店
梅原屋(38t戦車全国大会時)
島屋米穀店(八九式中戦車甲型親善試合時)
坂本文具店(西住みほ)  
カネハチ海藻店(三式中戦車チヌ発見時)
金丸釣具
大洗観光協会

5 その他

 最近、大洗町の各店舗では、公式缶バッジの他に、ガルパンとは関係ない各店のオリジナル品を出すところが増えています。お店の御主人の顔写真、ペットの犬や猫、ファンのイラストなど様々なものがあります。
 上画像は、2014年10月現在、私の部屋のボードに並べてあるもので、これまでの大洗行きにて見かけたもの、入手したものの全部です。他にも相当数が出ているようですが、全部を把握していません。

商工会館  あんこうマーク新旧三種、がんばっぺ大洗の茨城県デザインなど
大洗町観光協会  アライッペの青と赤の二種、アライッペの鳥居日の出
大野屋  お店のオリジナルマーク
今村金網工業(M3中戦車リー全国大会時)  M3中戦車リーのシルエット
丸五水産(角谷杏)  鮮魚道始めます、丸五式軽鮮車二種、丸五の日など
森屋菓子店(河西忍)  シベリアセットの色違い四種
和泉屋米穀店(エルヴィン)  猫、戦車シルエット、泉マークなど多数
梅原屋(38t戦車全国大会時)  犬二種
オレンジペコ(ヴィンテージクラブむらい)  店主さんの誕生日記念イラスト二種
坂本文具店(西住みほ)  店主さんの写真
ウスヤ精肉店(ももがー)  店主さんの写真、串カツを食べるブタの色違い五種
肴屋本店(ダージリン)  店主さんの写真
カワマタ(武部沙織)  武部沙織誕生日祝い
金丸釣具  お店のロゴマーク
ブロンズ(ペパロニ)  お店のロゴマーク
松のぶ  うなぎ
親潮   あんこう
お好み焼き道(大野あや)  道のマーク、日の出屋のマーク、戦車デザイン
日野屋商店(IS-2)  おからアート
国井屋(アッサム)  煎茶道マーク二色
石福(河嶋桃)  八百屋マーク、店主さんの短歌
寿々翔(T34-76)  店主さんの写真二種
黒澤米穀店(宇津木優季)  「聖地巡礼大洗」、「いつも心は大洗」
田口理容店  「倒福」、「照準器」、「歴女チーム関連のマーク」九種
大貫商店会  八朔祭のⅢ号突撃砲色違い六種



 最後に、現時点で公式缶バッジがまだ出ていないキャラクターを並べてみました。

左衛門佐(江口又進堂)  「出しませんよ」と公言。
おりょう(玉屋菓子店)  出すかどうか決めかねている、との事。
近藤妙子(魚忠)  出ない可能性が高いと噂されている。
後藤モヨ子(スルガヤ薬局)   「出す予定はありません」との事。
金春希美(みむら時計)  「バッジよりメガネ拭きの方がいいんだよ」との事。  
ねこにゃー(川崎燃料店)   情報なし
ぴよたん(藤乃屋)  情報なし
ナカジマ(ブリアン)  「出す予定は今のところ無いです」との事。
スズキ(小沼酒店)   情報なし
ケイ(飯岡屋水産)  いちおう試作品が作られていますが・・・。
ノンナ(森寅ひもの館)  パネルの管理がさかげんさんに移ったものの、バッジに関しては情報がない

 なお、10月以降に出るであろう、新バッジに関しても、色々な噂や情報をうかがうことが出来ました。申請がなされていると聞いたものだけでも4件を数えましたが、それとは別に、劇場版に初めて登場する西絹代については、間違いなく新バッジが登場すると予想されます。
 大洗の情報通の方の話によれば、西絹代のキャラクターパネルの設置店もほぼ決まっているかもしれない、ということでした。確実なのは、これまでファンの方の自作になるという西絹代のパネルが置かれていた肴屋本店では無い、という点でしょう。劇場版公開とあわせて、こちらも成り行きが楽しみなところです。
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アニメグラフvol.04 一冊まるごと!「ガールズ&パンツァー」

2014年10月12日 | ガールズ&パンツァー

 「世界一大きく、美しく!」のキャッチコピーで知られるキャラクターグラビアマガジンの「アニメグラフ」、その第4号は「ガールズ&パンツァー」を取り上げています。公式サイトでの案内記事はこちら
 アマゾンの案内記事によれば、取扱い開始は9月19日からであったようですが、まもなく書店でも販売が始まりました。

 実物は、去る10月1日に大洗の江口又進堂にて初めて見かけました。予想以上のの大きさに驚きまして、持って帰るのも大変だなあ、と思いましたが、周囲のガルパンファンは大喜びで購入していました。江口又進堂で買うと、お店の手描きのオリジナル左衛門佐カードが特典として付くからです。
 まいわい市場でも売っていましたが、そちらは特製のショッピング袋がつくので、持ち帰るのも楽でした。開いてみると大きなグラビアポスターばかりなので、自室の壁に貼るにしても二枚がやっとでした。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その14 「大洗気まま歩きです!!」

2014年10月11日 | 大洗巡礼記

 石福の店先にある看板には、ファンの方による河嶋桃のイラストが描かれてありました。「水分と栄養はちゃんと摂るように」とあります。栄養はともかく、この暑い時期には水分は欠かせません。私もペットボトルの水を常時携行していました。


 看板の反対側にも、別のファンの方による河嶋桃のイラストが描かれてありました。石福では肉類も扱っているようですが、そういえば加工食品なども販売しています。野菜類を中心にして毎日の一般的な食材も提供する、といった形です。私が子供の頃は、そういう雑貨屋のようなお店が近所にいくつかあったように記憶しています。


 この日は、O氏の行動に合わせることにしていたので、どこへどう行くかはO氏にお任せしていました。


 隣の国井屋に立ち寄りました。O氏はこのお店のアッサムの缶バッジが欲しかったようです。聖グロリアーナ女学院のノーブルシスターズのうちでは最後に公式バッジ化されているだけに、やっと出たか、という思いで多くのファンがゲットしに向かったといいます。もちろん私もそうでしたし、この日のO氏も同様だったのでしょう。


 アッサムは、このお店においては和装がメインになっているようで、店先の暖簾のデザインが、社用車のドアにもステッカーとして貼られてありました。お茶の販売店ならばでのティストですが、意外と似合っていると思います。
 実際に、外国人が着物を着て日本人以上にピタリと決まっている例を見かけますが、アッサムもそんな感じですね。設定では日本人ということなので、和服が似合っていても不思議はないのですが、ダージリンやオレンジペコが和服をまとっても、アッサムのように違和感なく見えるだろうか、と思ってしまいます。


 黒澤米穀店に移動し、店内の色紙や缶バッジの展示などを見ました。声優さんのサイン類は、大洗ではたいていのお店に置いてあるまでになりましたね。プライベートでも何度か訪れている声優さんが何人かいらっしゃるようです。


 鳥孝では、店内の缶バッジ陳列ボードを見ました。O氏が「これがそうですか」と、私の寄贈した自作缶バッジや同人系バッジにカメラを向けていました。店主の稲石さんも上機嫌で「これからまだまだ増えるんだから、楽しみにしてまた見に来てね、なっ」と私に次のバッジを促してくるのでした。


 加藤豆腐店の横の駐車場には、ガルパン風味の軽自動車が停められてありました。側面に「かるろべろーちぇ」と表してあるのが笑いを誘います。近寄って見てみると、青色の工作用テープで貼り付けてあるだけのようでした。


 前面のボンネット上には秋山優花里のラッピングが、お約束の名台詞とともにラッピングしてありました。地元の方の車のようなので、近所にも熱狂的なファンが居られるのだろうと実感出来ました。


 O氏が提案するままに永町から髭釜へと歩き、大野屋の角でまがってアウトレットの方向へと歩きました。この辺りの道路はかつての茨城交通水浜線の軌道跡で、なめや旅館の角で線路がカーブしていたといいます。なめや旅館は、聞くところによると大洗で最も安く泊まれる民宿だそうで、もともとは大洗海岸でサーフィンを楽しむ若者がよく利用することで知られていました。最近はガルパンファンの常連客も増えているようで、その宿泊レポートなどを時折ネット上で見かけます。


 アウトレットの南西の信号交差点は、劇中でもお馴染みの場所の一つです。そのことをO氏に言うと、ああここがそうですか、と初めて知ったような応えぶりでした。まだ巡礼コースの全てを回っていないのだそうです。


 ブラブラ歩いて、田口理容店に立ち寄りました。私自身は昨日ここに立ち寄って散髪しているので、二度目になりました。O氏にとってはお気に入りの場所であるそうで、つまりはO氏の「聖地」の一つであるわけです。ここに寄らないと大洗へ行った気がしないんです、とまで言い切っていました。そのような場所は、私の場合だと鳥孝やさかなや隠居ですかね・・・。
 ここでは北見さんとカッティングシートやガルパングッズの版権の話などで盛り上がり、二時間ほど滞在しました。O氏によれば、大洗で最も色々と話をして印象に残ったのが、このお店なのだそうです。それは私も同感ですので、O氏がここに寄りたい気持ちが良く分かります。


 昼になったのでどこで食事しようかという話になり、とりあえず私がこの日の午後に帰途につくという関係で、大洗駅前の寿々翔に行きました。私は三度行っていますが、O氏は初めてでした。O氏はけっこう食事の味にこだわるところがあり、大洗で本当に美味しいものを食べたい、と希望しているようなところがありましたので、私が寿々翔を提案して案内したのですが、結果的には当たりだったようです。O氏は翌日に家族と再びこのお店に立ち寄ったそうなので、よほど気に入ったようです。後日にそれを聞いて、案内して良かった、と安堵しました。

 私自身は、大洗で寿司や海鮮丼を食べるなら、寿々翔か栗崎屋か日野治、と決めています。あくまでも個人的な好みなのですが、O氏の食事の好みも私と近いようなので、大洗の宿の食事にしても、あの宿の夕食は美味しかった、という評価ではよく一致します。O氏は栗崎屋も日野治もまだ行っていないそうですので、次の機会に行ってみることを勧めておきました。


 このお店でも、最近はガルパンに目覚められたようで、グッズや缶バッジなどを集めて店内に飾り始めたと聞きました。特に缶バッジを集めているとの事なので、私の自作缶バッジを5個ほど寄贈させていただきました。店主さんは大喜びでそのうちの1個を帽子に取り付けて被り、ノリノリで上機嫌でした。そういえば、この店主さんも顔写真を缶バッジにしていることで知られています。


 このお店にも、ファンの方のイラスト類が幾つか寄贈されているようでした。戦車パネルに因んでT34の公式缶バッジを出してからはガルパンファンの来店率が一気に増えたそうです。大洗駅前という絶好の位置にありながら、従来はあまり立ち寄るファンがいなかったそうで、缶バッジの力というのはすごいもんだねえ、と笑っておられました。それで、缶バッジの魅力とやらにも目覚めて、収集し出したということのようです。


 寿々翔でも一時間ほどのんぴりと過ごして、大洗駅に移動しました。私はこの日に大洗を離れますが、O氏はあと一日滞在するので、最後に大洗駅内のインフォメーションコーナーを共に見物して楽しみました。


 展示されていたヘッドマークは、先月の来場10万人記念のデザインでした。その記念限定缶バッジも、いまでは超レア物になって入手が不可能になっているようです。それで、ネットオークションなどで転売屋が不当な高値をつけて売っていると聞きましたが、ガルパン公式缶バッジそのものがそうした転売行為の対象になっていることが多いそうです。残念なことですね・・・。


 O氏と再会を期して握手し、改札口前にて別れました。間際に「星野さんは来月(9月)もこっちに行かれるんですか?」と訊ねられ、いまの所そういう予定は無い、むしろ9月は行かないかもしれない、と答えました。今回8月の訪洗自体、水戸の友人の鹿島神宮参拝の勧めが無かったら、やっていなかった筈なのです。なにしろ私は暑さに弱く、夏季の旅行や長距離移動を控える傾向があるので、大洗行きは夏場はパスしようと考えていたのです。それが結局は7月にも8月にも出てきてしまったわけです。

 とにかく、この時点では、来月9月の訪洗というのは、私の方針にはありませんでした。ひと月ぐらいは休もう、という気持ちの方が強かったと思います。仮にどこかへ行くのであれば、鎌倉とか足利とか日光とか、別の所へ日帰りで行きたいなあ、と考えたぐらいです。
 ですが、全く思いがけない成り行きによって、次の9月にも訪洗することになってしまったのですから、本当に何がどうなるか分からないものですね・・・。

 とりあえず、以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く9」のレポートを終わります。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その13 「大洗の紅あずまです!!」

2014年10月10日 | 大洗巡礼記

 翌朝は6時前に目が覚めました。普段が早起きなほうなので、5時台に起きることもしばしばです。この日は宿の三階の屋上に出てみようと考えていたので、浴場の脇の出入口から広い屋上に出ました。さかなや隠居の建物は、大洗町でも高い方に属するので、眺望はかなり良いのではないかと予想していましたが、その通りでした。とりあえずは東側の端まで行き、大洗町役場の建物を見ました。


 南の方角を見ました。涸沼川の向こうの低丘陵までまっすぐ見渡せます。全体的に高層建築が少ない様子がよく分かります。


 西側のベランダに回って見ますと、飯岡屋水産さんの工場建物の向こうにマリンタワーが見えます。飯岡屋水産さんの工場建物も、大洗では数少ない高層建築であることが分かります。


 北側には丘陵が横たわり、その端に大洗第一中学校の校舎が望まれます。その向かいの大洗小学校の建物は、山陰に隠れていて見えませんでした。


 南東方向を見ました。役場の左手には漁港があるはずですが、それと明確に分かる建物は見えませんでした。手前左の櫓は、消防署の火の見櫓です。


 再び、マリンタワーの方角を見ました。手前に飯岡屋水産さんの工場建物が位置しているので、上層部だけしか見えません。ですが、さすがに三階建ての屋上なので、大洗の市街はほぼ周囲に見渡せました。今まで見たことのない大洗の景色、というのに出会えた気がしました。


 この日も、おいしい朝食をいただきました。昨晩の食事も素晴らしかったですが、こちらの朝食も個人的には好みの味と量なので、素晴らしいことには変わりがありません。


 この宿の食事処「平成魚松」のこの日のメニューです。「カンパチ兜焼定食」というのが興味をそそられます。「魚松Dコースの鯛茶漬けというのは、ゆうべいただきましたアレですか」と訊ねたところ、女将さんは「盛り付けとかがちょっと違うけど、味は同じですねえ」と頷きました。あの美味しい鯛茶漬けを昼に食べられるのなら、昼にも食べに行っちゃおうか、と考えてしまいました。


 朝食後、玄関口の縁台でのんびりと休みました。ついでに記念撮影もしました。泊まるのも四度目となりましたが、西住まほとの記念撮影はまだやっていなかったからです。


 朝の曲松商店街です。快晴のもと、気温も上がりつつありました。今日も暑いかな、と思いましたが、風が思ったよりも吹いていたので、まだ過ごしやすいだろう、と感じました。


 向かいの茨城県信用組合の店主さんパネルです。ここの支店長さんはガルパンファンだと聞きましたが、その割には茨城県信用組合の内外にあまりガルパン色が見られません。金融機関ですから、そのへんは仕方が無いかもしれませんね。


 予定していた9時頃に、O氏がやってきました。たまたま宿の主人の大里さんが店前で八朔祭に向けて提灯の飾りつけをやっておられたので、挨拶して八朔祭のことなどを教えていただきました。女将さんも風鈴などをつけるのを手伝いつつ、「八朔祭は大洗では古くからの伝統行事だからねえ、夏の終わりを告げる毎年の行事だからねえ、ホッとするわねえ」と笑っておられました。ガルパン関連のイベント類には一切の関心も関与も示さない、この宿の格調ある姿勢が垣間見えたような気がしました。


 この日は、O氏の行動に合わせることにし、O氏の希望する行先へついていきました。最初は石福青果店でした。O氏は初の大洗行きが私と同じ去年11月ですが、訪問回数は少なく、今回で四度目だということです。それで、まだ得ていない缶バッジがかなりあるそうで、まずは石福の河嶋桃のバッジが欲しい、ということでした。向かいのカワマタの武部沙織バッジもですか?と聞くと、そっちは前回でゲットしたとの事でした。


 お店のガルパンコーナーで見かけた、戦車の木製オブジェです。形からして現代の戦車っぽく見えますが、砲塔上に突起を斜めに設けて缶バッジをかけてありました。見映えも良くてなかなかの工夫だと感心しました。似たようなのが多満留屋さんにあったなあ、と思い出して店主の石井さんにそれを言うと、そうだよ、あちらさんが作ってくれた新作品だよ、と言われました。


 O氏は石井さんと野菜の事で話していましたが、やがて干し芋の原料にもなっている「紅あずま」に話題が及ぶと、石井さんは色々と詳しく説明を繰り広げていました。上画像は、熱弁をふるう石井さんと、聴き入るO氏です。


 石井さんが右手を置いている箱には、沢山の紅あずまが詰められてありました。紅あずまは、サツマイモの一種で関東では人気のある品種です。皮の色は少し紫がかった濃い赤色で、果肉の色が黄色く粉質で、繊維質が少なく、蒸したり焼いたりすると、ホクホクとネットリの中間の味覚が楽しめます。主な産地は茨城県や千葉県などで、大洗では有名な干し芋の原料にも使われています。


 その人気の品種を食べてみてください、ということで、わざわざ蒸し焼きにして出して下さいました。


 一口かじっただけで、じわっと香ばしい甘味が広がりました。焼き芋にすると果肉の色がさらに黄色くなるので、見た目にも美味しそうに見えるそうです。サツマイモのなかでは甘味が多いので、昔からおやつの一つとして親しまれている、ということでした。


 とにかく美味しかったです。宿の朝食をいただいたばかりでまだ満腹だったのに、この紅あずまは何の抵抗もなく美味しく食べられました。大洗の干し芋はまだ食べたことがありませんが、原料の紅あずまがこんなに美味しいのであれば、干し芋も美味しいに違いありません。劇中にて、角谷杏生徒会長がいつも食べている理由が、少し分かってきました。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その12 「西住まほの宿の夕食です!!」

2014年10月09日 | 大洗巡礼記

 曲松商店街の黄昏時です。デジカメ画像は、実際よりも明るく写っています。


 肴屋本店の店主さんパネルです。ダージリンと並ぶ大里さんの姿は、アニメ世界と現実世界のギャップの大きさを改めて感じさせてくれます。大洗の旅館の経営者としては最もガルパンに傾倒しておられるような感がありますが、本心では逆になりつつあるのではないかな、と思います。以前にこの宿に泊まった際に、色々お話をさせていただいたのですが、ガルパンに関する話題を一切出してきませんでしたからね・・・。


 この日のラストは鳥孝でした。店主の稲石さんに「もういっぺん立ち寄ってくれる?」と頼まれていたからでした。その通りに立ち寄ると、ちょうど、私が寄贈した自作ガルパン缶バッジの数々を新しいボードに並べている最中でした。ああ良いところに来てくれた、これの並べ方を教えてくれ、と言われました。
 大洗女子学園の各チームのメンバーの順番、というやつです。言われて私も「えーと」と首を傾げました。あんこうチームの5人は西住ほ、武部沙織、五十鈴華、秋山優花里、冷泉麻子の順だったと思います。
 ですが、アヒルさんチームは最初が磯辺典子であることは知っていますが、あとの一年生三人の並びが思い出せませんでした。そこで上に掲げてある一番くじフラッグの下段をみると、近藤妙子、河西忍、佐々木あけび、の順になっていました。覚えているようで知らないことって、結構あるものですね・・・。同じように、ウサギさんチームの四番目を答えなさい、と言われたら「えっ?」とすぐに思いつかないですね・・・。


 宿のさかなや隠居に戻ると、夕食の用意が出来ていました。すぐに一階の食事処に行って席につきました。大洗ではナンバーワンと評価される老舗割烹旅館の夜の膳ですので、非常に楽しみにしていました。
 上画像のように、朱色の膳におしゃれな器を並べてあって、外見からして格調高いものでした。夕食をつけてのガルパンプランは10000円で、これは一般向けの「おてがる・ビジネスプラン」に相当します。料理の格としては並にあたるわけですが、それでこの立派な感じですから、最も高い「板長推薦・豊漁プラン」15000円~17000円でゆくともっと豪華になるのでしょう。


 貝を中心とした鍋物の具です。貝はホッキ貝で、大洗では春から夏にかけて旬を迎えて地元では「うばっ貝」と呼ばれます。これを特製だし汁にくぐらせて貝本来の上品な甘味を楽しむのが、大洗の夏の味覚の一つだそうです。魚も野菜も全て地場の産物を使用していると聞きました。


 生しらすです。ネギとイクラと生姜を載せて味にアクセントをつけて小物に仕立ててありますが、大洗ではこれを丼に盛って提供する「生しらす丼」が有名です。それに倣って御飯の上に盛って食べていたたいても良いですよ、とのことでした。


 魚介類を使用した創作の品々です。身にマグロや甘海老を使用しています。


 お造りは、氷で満たした容器の上の皿に盛りつけてあり、よく冷えて一口ごとにえもいわれぬ涼感が広がりました。刺身は身体を冷やすと言われますので、冷やした刺身の効果はさらに上がります。一般論として、暑い夏に食べても美味しい刺身は少ない、と言われますが、こちらの品はその概念を吹き飛ばしてくれます。
 加えて、醤油は薄めに整えて僅かに酢を交えてあります。京都嵐山のおばんざいの白醤油、嵯峨野の松野醤油に近いまろやかな味で、これにつけていただく刺身の風味はさらりとして嫌味がありません。以前にも書きましたが、関西人の味覚に合わせたかのような、やさしい味わいです。これだけでもこの宿の料理への真摯な姿勢やこだわりがよく伝わってまいります。


 岩牡蠣と茶碗蒸しです。


 茶碗蒸しの上にはアサリが乗っけてありました。素晴らしいというより他ありません。


 岩牡蠣は、あらかじめ「生」か「揚げ」かを聞かれますのでお好みで選びます。私は「揚げ」をお願いしてアツアツのフライにしていただきました。レモンをかけて一口食べると、クリーミィーな牡蠣の味がふわっと膨らむ、といった感じでした。生牡蠣の味もまた格別の筈ですが、夏場にいただくとなれば、やっぱり火をきちんと通して貰った方が安心ですね。


 常陸牛の石焼きです。同じ肴屋でも本店の方では生で出てきて食事中に石板上で焼いていただきますが、こちら隠居では焼き上がった状態で出てまいります。


 ホッキ貝や地場の魚や野菜を鍋に入れていただきました。他の宿の食事では鍋物のだし汁が濃い目だったのですが、こちらでは関西風のあっさり風味の特製だし汁を使っているようです。昆布と酢の香りがただよっていました。これだけでも素晴らしいです。


 御飯は、嬉しいことに鯛茶漬けとして出てまいりました。こういうのが個人的に大好きなのです。


 御飯の上に鯛の身、スダチ風味のたれ、あられ、刻み海苔などを乗せ、薬味として山葵を添えてあります。


 お茶をかけよう、と思ってかけてみると、魚の香りのする白だしでした。鯛の頭や骨を出汁に入れてじっくり煮ると、鯛の骨から美味しい出汁が取れるのですが、まさにそれであるようでした。鯛や御飯との味の調和がまた絶妙でした。ここまで丁寧に作っていただけると、食べる方も味わい甲斐があるというものですね・・・。 


 食後のデザートは柚子風味のアイスでした。これも美味しくいただきました。もう大満足でした。西住まほの宿の心意気、しかと見届けたぞ、というような楽しい気分でした。


 夕食の味の余韻にひたりつつ、部屋に戻って、これまでに得た缶バッジを並べて整理してみました。いつの間にか、53個に達していました。自作のガルパン缶バッジをあちこちのお店に寄贈させていただいたので、そのお返しとしていただいたものが大半を占めていました。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その11 「店主さんパネルと寄贈自作缶バッジです!!」

2014年10月08日 | 大洗巡礼記

 タグチの店先では沢山の種類の花火を売っていました。私も幾つか買って、大洗海岸で花火をやろうかと思いましたが、大洗海岸での花火は禁止されていると聞いた記憶がありますので、やめておきました。


 店内に店主の田口さんが居られたので挨拶し、少し話しました。ガルパンファンの方はプラッツのキットやカレンダーを沢山買っていかれますか、と質問したところ、カレンダーはよく売れたなあ、いまではこれが人気あるんですよ、と店内に設置されたフォトパッチンを指してくれました。これで前月にキーホルダーを三種類とも買って作りました、と話したら、台紙だけプリントしていくお客さんが多いんだよ、とのことでした。
 フォトパッチンのプリント台紙をコレクションしている人が多い、というのは単なる噂ではないようです。フォトパッチンがナムコやアニメイトに置いてあるのを見かけますが、女子高校生たちがかつてのプリクラと同じようにシール台紙を沢山買っているのを目撃したことがあります。


 たかはしに立ち寄り、アイスを購入し、食べながら店主修行中の娘さんと話しました。前月に自作ガルパン缶バッジのあんこうチームを寄贈していますが、足りない分がありましたので、追加寄贈させていただきました。これでこのお店のあんこうチームセットも9個全てが揃いました。


 石福に立ち寄りました。前月に寄贈させていただいた自作ガルパン缶バッジのカメさんチームですが、6個セットのうちの38t戦車だけが離れた位置に貼られてありました。その隣の大洗女子学園校章も、寄贈した分です。台紙の最上段のキャッチコピーが「がるぱんだ!!」になっているのが私の自作ガルパン缶バッジなので、他との見分けは割合に容易だと思いますが・・・。


 石福は、曲松商店街に属しますので、上のポスターも当然ながらあります。店主の石井さんに「桃助で店の宣伝ポスター作ったらいかがですか」と冗談半分で提案したところ、「あんなポンコツ出したら、売れなくなるじゃないか」と冗談が返ってきました。どうやらこのお店では、河嶋桃もポンコツ、桃助もポンコツ、ということにして楽しんでおられるようです。


 坂本文具店の店主さんパネルです。大洗では有名なお方、坂本商工会事務局長さんその人です。


 大久保酒店の店主さんパネルです。商品の拡販に熱心なのは分かりますが、阪口桂利奈の缶バッジを日本酒「桂利奈」のみの特典にしたままだと、「桂利奈」を購入済みのガルパンファンはなかなか立ち寄りにくいのですよ・・・。


 年宝菓子店の店主さんパネルです。田口理容店でお会いした北見さんとは親戚にあたるそうで、面差しも雰囲気も似ておられます。北見さんのカッティングシートをこちらのお店でも販売していたのは、御親戚だったからなんですね。


 かま家の店主さんパネルです。温厚そうな店主さんと逸見エリカのどことなく不機嫌な表情とが好対照をなしています。こういう感じの親子ってけっこう実際に居ますよね・・・。


 飯岡屋水産の店主さんパネルです。何を考えたのか、礼服のタキシードでピシッと決めておられます。店主さんというよりも社長さんみたいな雰囲気がありますが、実際に大洗では第一の営業規模を誇り、多くの関連施設を保有する水産加工店の社長さんであられます。


 森屋菓子店に立ち寄り、自作ガルパン缶バッジのアヒルさんチーム5個セットを寄贈させていただきました。店主さんは喜んでおられ、プリンをサービスして下さったほか、このお店の河西忍バッジを下さいました。ちょうど息子さんも奥から出て来られたので、アヒルチームのバッジをいただいたんだよ、と言って見せていました。


 で、早速、レジ横の煙草陳列棚とみられる金属製棚に貼り付けて並べて下さいました。その後に「ウチのオリジナルのバッジもあるんだよ」と、シベリアとお茶のセットがデザインされたバッジの色違いを三種類も下さいました。


 これで、大洗に寄贈させていただいたアヒルさんチームは2セットになりました。もう1セットは鳥孝にありますが、こちらのセットは八九式中戦車甲型のバッジが欠けています。そのことを言うと、それはいいよ、戦車よりもバレー部がみんな揃ってればいいからね、とのお答えでした。


 丸五水産の店先のボードに並べられた、自作ガルパン缶バッジのカメさんチーム6個セットです。大洗に寄贈させていただいたカメさんチームは、このお店のを含めて3セットが存在します。あとの2セットは、石福と梅原屋にあります。


 ふたたびウスヤ精肉店に寄りました。関野さん夫婦が忙しく働いておられました。ちょうど夕食前の買い物客が集まる時間帯の直前にあたっていたからでしょう。


 なので、挨拶も控えて静かに見物するにとどめておきました。缶バッジの陳列ボードはまた模様替えされていました。


 よく見ると、下半分は私の寄贈した自作ガルパン缶バッジです。アリクイ、レオポン、カバの3チームと、西住まほ率いる黒森峰戦車チーム11個セットが並んでいました。数の上でも多い黒森峰戦車チームは、缶バッジにおいても圧倒的な存在感を示していて、パンツァー・リートが聞こえてくるようでした。この黒森峰戦車チーム11個セットは、大洗においてはウスヤ精肉店と鳥孝の二ヶ所にのみ寄贈させていただきました。
 見ていて、カバさんチームのバッジが1個足りないのに気付きました。しまった、Ⅲ号突撃砲F型を入れるのを忘れたか、と思い、次の訪洗時に持参しようとメモしておきました。


 店内に飾ってある声優さんたちの色紙です。このお店が人気を集めていることがうかがえます。この色紙群を撮影した直後に、この日から同道することになっていた東京練馬のO氏と店先にて合流しました。O氏とは、拙ブログにコメントをいただいたのがきっかけとなってメールでのやり取りが始まり、あちらのブログにもお邪魔したりして交流がありました。間もなくお互いが同時期に訪洗することが判明したため、折角だから大洗で会いましょう、ということになったのでした。
 その後、O氏の計画が変更となって、母親と一緒に那珂湊を経由して大洗に回る形になったため、午後のフリータイムに合流しましょうと相談しました。先方の宿が小林楼であったため、私の宿とのほぼ中間点にあたるウスヤ精肉店での合流が決まった次第でした。


 そのまま色々話しながらブロンズに立ち寄りました。共にジュースを注文して、色々雑談を楽しみました。O氏によると、明日は一日ずっと同道出来ます、ということでした。御母堂様はどうされるのですか、と訊ねたところ、小林楼の温泉でゆっくり休んで過ごすということなので、ほっといて大丈夫です、との返事が返ってきました。

 相変わらずのガルパン一色の店内です。アンツィオ関連がペパロニを中心にして増えています。お客が完全にガルパンファンばかりになって、地元の常連客の足が遠のいてしまったという噂を耳にしましたが、このガルパンだらけの店内では無理もないかと思われます。ガルパンに関心の無い人は入りにくいでしょうね・・・。
 O氏とは、翌朝に私の宿の前で合流する約束をして、ブロンズを退出した後にそれぞれの方向に分かれました。 (続く)
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カバさんチームの四人のマイカップ

2014年10月07日 | ガールズ&パンツァー

 大洗女子学園の生徒は、公式設定資料によると、学園艦上の市街地に家がある者以外は全員が寮に住んでいるということです。西住みほや武部沙織はマンションタイプの寮に入っていますが、カバさんチームの四人のように一軒家をシェアハウスのようにして使用しているメンバーも居ます。
 上のシーンでは、居間と見られる部屋に大きな机が置かれ、客としての西住みほも座についています。地方の大きな民家の雰囲気を思わせますが、この一軒家のモデルが大洗に実際に存在していますので、リアルに楽しいですね。さらに笑えるのが、部屋の隅に卓上電話機が置いてあることです。こういう形の電話機がまだある家は、少なくなってきているのではないでしょうか。


 エルヴィンも座について、みんなで資料を囲んでの会話が始まりました。こういう雰囲気は楽しそうでいいものです。カバさんチームの四人はこうやって一緒に勉強し、食事もして仲良く暮らしているのでしょうね。Ⅲ号突撃砲F型を任されて試合でも重要な戦力となっている、カバさんチームの結束力の強さの源が垣間見えるようです。


 で、面白かったのが、上画像の四人のマイカップ。それぞれが個性的過ぎて、すぐに誰のカップであるかが分かります。この分かり易さが楽しいですね。無難な感じのある白いマグカップが、西住みほへ出されるやつだな、とすぐに気付きます。


 上のワンシーンにて、カバさんチームの四人のマイカップが分かります。六文銭をあしらった湯呑は左衛門佐、枡はおりょうのそれであるわけですが、歴史的な見方からすると、戦国期真田氏テイストの左衛門佐が枡を用い、幕末志士風のおりょうが湯呑、というのが合っているんじゃないかと思うのです・・・。
 ところで、エルヴィンのマイカップは何処に・・・?
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その10 「床屋さんのカッティングシートです!!」

2014年10月06日 | 大洗巡礼記

 今村金網工業の前の道をアウトレットの方向に進み、次の交差点で右折しました。かつて海岸線であった辺りの道に入りますが、まもなく右手に戦車のシルエットの看板が見えてきます。


 ガルパンファンの間では有名な、田口理容店の看板です。店主の北見さんは北見工芸という看板や装飾関係のメーカーを運営しておられるので、こういった看板作りは本職であるわけです。理容店のほうは、奥様の実家の商売であると伺いました。


 店内には「曲松商店街」のポスターがあります。田口理容店は大貫商店街に属しますが、北見さんの北見工芸は曲松商店街にあるので、このポスターも配布されたのでしょう。このポスターは、かつての「曲がり松」があった位置を意識しているのか、山戸呉服店の前の交差点あたりを舞台としています。


 こちらにお邪魔するのは二度目ですが、しばらく行かないうちにステッカーが倍以上に増えていました。キャラクターのシルエットも充実しつつあるようです。ホシノはありますか、と聞きましたが、それはまだ作っていない、との事です。大洗の住民の方が「大洗一速い女」をまだカッティングしていないとは、本末転倒のような気がします・・・。


 各チームのマーク、校章もほぼ出揃ったようです。重要なのは、これらが全てバンダイの版権許可を得た公式商品であることです。これらが認可されているために、ファンや同人サークルなどが類似のステッカー類を作って配布しようとしても、許可がおりないどころか、逆に違反になってしまうという点です。それで、ファン発の多くのステッカー案がボツになったようです。
 そういった事情を、北見さんが実際にファンの方が作ろうとしたステッカーの案件資料などを見せながら語って下さいました。大洗の各店舗に寄贈されているファンアートにイラストや写真類が多くてステッカー類が少ない理由が、ようやく理解出来ました。


 大洗のカッティングシート、といえば本来はガルパン戦車のそれでした。年宝菓子店で初めて見かけた時は大洗女子学園の戦車ぐらいでしたが、今回は対戦校の戦車もほぼ出揃っていました。プラウダチームのRF-8武装スノーモービルまでありますよ・・・。


 戦車カッティングシートのカタログも見せていただきました。一枚680円、色やサイズはお好みで選択出来るそうです。しっかりアンツィオチームの戦車もフォローしてありますし、有名なバトルシーンの再現もありました。やれることはみんなやっている、という感じです。


 戦車だけでなく、劇中に登場した各チームの車輌まで揃っています。九五式小型乗用車や九六式六輪自動貨車まできちんと再現されていて感動ものです。この流れで、帝国海軍連合艦隊の各艦を出してもらいたいものですね・・・。

 実は、以前にこのお店で買ったポルシェティーガーのシートを、アニメイベントにて艦隊これくしょんのファンの方々に見せたところ、こういう側面観のシルエットは軍艦の方でも普通に使われているので、軍艦のカッティングシートというのもアリじゃないか、という話で盛り上がりました。艦これのグッズ類は沢山開発されて販売されていますが、軍艦のカッティングシートというのは、まだ出ていないからです。ステッカー類もあんまり見当たらないので、缶バッジの多さが余計に印象に残るわけですね。


 こちらには、キャラのセリフや戦車の番号や劇中の意匠なども並べてありました。もう、何でもありのガルパンステッカー商品群ですね。ここまでやっちゃうと、もう、作るものが無くなってしまっているのではないでしょうか。それを聞いたところ、「まあそうだね、大体は出しちゃったね」と笑っておられました。


 北見さんも、曲松商店街の方ですので、店主さんパネルにもなっています。床屋の室内なので、パネルの背後には鏡がありましたが、それにパネルを撮影する私の姿が写り込んでしまっています。
 今回は散髪もしていただいたので、頭がスッキリと坊主頭になりました。あと、自作ガルパン缶バッジも寄贈させていただきました。数ある中から北見さんが選んだのは、あんこうチームと黒森峰チームのマーク、Ⅳ号戦車Hタイプの3個でした。


 一時間余り、色々と楽しい話を聞かせていただきました。ガルパン商品の版権に関する問題、大洗発ガルパン缶バッジの未来像、イベント等に集まってくるガルパン常連ファン層に関する見解、など多彩にわたっていて、とても参考になりました。
 退出して後、再び外の看板を見ました。秋山優花里がデザインされているのは、「理容店の娘」繋がりでしょう。現に散髪とシート購入の特典として秋山優花里オリジナルバッジをいただきましたが、その背景デザインが床屋の三色ねじり棒を表しています。さらに台紙が北見さんのこだわりによって、独自のデザインにまとめられています。

 しかし、何よりも特筆すべきは、ここまでガルパン世界をカッティングシートでとことん表現してしまう北見さんが、ガルパンファンでは無い、という事実です。ファンでは無いけれど、大洗がここまでガルパンのブームで盛り上がってしまったのだから、それに応じた商品開発と販売を展開しなければお店の運営も難しくなる、ということでガルパンを真剣に取材し分析し、商品としてのカッティングシート群を生み出してきた、という流れなのだそうです。企業がアニメブームにならって商品開発と販売を行うのと同じパターンですね。


 大貫商店街を北へ進みました。途中で幾つかのお店、それも大部分のガルパンファンが立ち寄らないような所を三ヵ所訪ね、お店の方と色々話をしました。三ヵ所とも、他では品切れになっている缶バッジの在庫をかなり持っているので、事情を聞いたところ、ガルパンのお客さんに渡したくても機会があんまり無かった、バッジを販促品にしろと言われてるがガルパンのお客さんに売ってあげられるような品物がウチには無いからどうにもならない、というような答えをいただきました。なるほど、と考えさせられました。

 確かに、お店によっては「なんでこの缶バッジがあるの」とびっくりさせられるようなものを在庫として抱えているところが少なくありません。イベント時に限定で配布される缶バッジすらも大量にあったりして、それを普通に購入特典またはお店での交流の御礼として渡しているケースが少なくないものですから、私のように限定スタンプラリーや誕生日イベントなどに参加したことが無いにもかかわらず、その限定配布缶バッジを貰えてしまう機会も少なくありませんでした。
 本来ならば有り得ないことでしょうが、それが有り得てしまっているところも、大洗の魅力の一つであるように感じられます。


 梅原屋に立ち寄りました。ガルパンのポロシャツはありますか、と訊ねた私に、店主の梅原さんは「汗だくになってるから着替えが必要なんでしょ」と笑ってサイズを測り、適したサイズの品をすすめてくれました。購入特典としてお店のガルパンオリジナル缶バッジをいただきましたが、自作缶バッジのほうも寄贈させていただきました。
「こちらには38t戦車のパネルがありますので、つながりでカメさんチームの5個セットを贈らせていただきたいと思います」
「あっ、三人揃ってるじゃない、これ呉れるの?わあ、どうもありがとう、こっちのバッジも好きなだけ持って行って下さい」
「では、同数で適当に頂戴いたします」
 ということで、お店のガルパンオリジナル缶バッジをさらに2個、および大貫商店会EDバージョンのアリクイとレオポンとカモをいただきました。
 上画像は、梅原屋の店内にある缶バッジ陳列ボードです。こちらも次第に充実してきていますね。


 遅い昼食は、久しぶりに新三郎の常陸屋でとりました。大洗に行ったら一度は蕎麦を食べないと、なんだか忘れ物をしたような気持ちになってしまうのです。


 ざる蕎麦です。蕎麦が大好きな私には、このシンプルな食事が一番の幸せであります。


 何度見ても、常陸秋蕎麦の素朴かつ柔らかい質感と、淡い色調がいいですね。西日本の蕎麦はつなぎに芋とかを使うのでモチっとした食感がありますが、常陸秋蕎麦をふくむ東日本の蕎麦は、だいたい十割蕎麦なので、蕎麦そのものの風味を存分に味わえます。なので、大洗にある蕎麦屋のハシゴをやってみたいなあ、と思います。
 たとえば、常陸屋で食べて、大進で食べて、あんばいやで食べて、武山でシメる、というような感じですが、普段の食事量が少ない私には無理じゃないかと思います。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その9 「北から南へ回ります!!」

2014年10月05日 | 大洗巡礼記

 宿に戻って朝食をいただき、少し休んでから出発しました。まずは北へ、と東町商店街を進んで金丸釣具店の前を通りました。


 お馴染みのウスヤ精肉店に立ち寄り、自作ガルパン缶バッジの追加寄贈をさせていただきました。


 今回はカバさんチームの6個セットと黒森峰戦車チームの10個セットをお渡ししました。店主の関野さんが「前にいただきましたバッジはあちらに」と、店内左側のボードを指し示してきました。


 ボードの最上段に、お店の公式オリジナルバッジのももがーに続いて、前月に寄贈したアリクイさんチーム5個セットとレオポンさんチーム7個セットが並べてありました。ポルシェティーガーが見当たらないなあ、と不思議に思っていると、「レオポンの戦車は貼るの忘れててこっちにしまってあるよ」と言われました。
「さっそくこれも別のボードに移すよ、きょういただいたバッジとあわせて並べるよ」
「ありがとうございます。また見に寄らせていただきます」


 道を引き返して、丸五水産店の方へ向かいました。


 途中の左手にある古い長屋も、かなりの年数を経ているようです。大洗の古民家は二階建てが多いので、こうした平屋建てのケースは珍しいです。


 丸五水産店には、前月に寄贈したカメさんチームセットに足りなかった1個を追加寄贈させていただきました。


 右手の路地道に入ってわざわざ遠回りをしたりしました。


 この民家建築もなかなか古いものです。二階の妻側に残る桟格子が昭和の雰囲気をただよわせています。


 右手前の電柱にセットされた「う回路」の看板に気付きました。8月24日に歩行者天国が設けられるためですが、つまりは八朔祭に際してのもののようです。


 喫茶店ブロンズの付近より役場の建物を見ました。外装を修理しているのか、建物全体に足場が組まれていました。


 近くの消防団倉庫の脇にある、商店街の案内図です。曲がり松商店街のことを「のれん街」とも呼ぶらしいですね。


 茨城県信用組合の玄関先の小山柚子と支店長さんのパネルです。金融機関の店先にこういうパネルが置いてあるとかなり異様であるはずなのですが、大洗ではごく当たり前の景色になってしまっているのが凄いと思います。


 宿の前のバス停で「海遊号」に乗り、一気に南の「大貫」バス停まで移動しました。暑い中をずっと歩くのは大変だからです。


 みむら時計店では店主の三村さんに挨拶し、自作ガルパン缶バッジのカモさんチーム5個セットを寄贈させていただきました。御礼として大貫商店街のEDバージョンの缶バッジ四種類をいただきました。このお店のガルパンオリジナルメガネ拭きは全チームを購入済みだったからです。


 続いて今村金網工業へ立ち寄りました。このお店に行くのは、実は今回が初めてでした。これまで販売している「ガルパン網戸」は購入のしようが無かったため、立ち寄る機会が無かったからです。しかし、最近になって「ガルパン畳コースター」という新グッズを売り出してきたため、それなら買えるかもしれない、と考えたのでした。


 店内には二種類の「ガルパン網戸」が展示してありました。近づいて見ると確かに網戸ですが、離れて見ると大型のタペストリーに見えます。網戸としてではなく、タペストリーの一種として土産に買うのも良いかもしれないな、と思いました。 (続く)

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ガルパン缶バッジの収納容器候補

2014年10月04日 | ガールズ&パンツァー
 大洗へ行く、行かないに関わらず、ガルパンファンならば一個は必ず持っているであろう、ガルパン公式缶バッジです。これを大洗行きにて複数得ていく方は多いと思います。十数個以上になってくると、ボードに並べたり、何かに貼り付けたりして飾る場合もあることと思われます。更に数が増えてきた場合、収納容器を必要とする方もいらっしゃるかもしれません。

 私の場合は、まず1個はボードに並べて部屋内に展示していますが、ダブリ分は何らかの箱や容器に入れて仕舞っていました。その収納容器もまたガルパングッズのなかで選んでいたのですが、時期によって変化しています。その変遷を簡単にまとめておくことにしました。


 まず、最初は上画像の「恋に恋するさおりんのスィート梅」の外函です。ガルパン交流板などで、これに缶バッジを入れるとピッタリ、と紹介されていたので、私も昨年の秋に吉田屋さんで購入しました。現在の梅カフェに改装される以前に三度行き、それぞれひと箱ずつ買って土産にしていました。内部は横二列になっていて缶バッジもちょうど入る大きさでした。40個程度ぐらいまでは充分に入りました。


 続いて使用したのが、飯岡屋水産さんで売っている「珍味入りサンダース戦車」のパッケージでした。ガルパン戦車の形になっているので、ガルパン缶バッジの容器としても抜群の存在感をもっております。惜しむらくはパッケージの紙にあまり耐性が無いので、沢山入れると箱が重みでやや歪んでくることでした。それで、収納容器としては一時的な利用にとどまりました。


 続いて使用したのが好梅亭さんの「キューポラ煎餅」の円筒形容器でした。まいわい市場でも販売していますが、私はこれが初めて登場して間もない頃に、祝町のマルキン米菓の直営店舗まで出かけて購入しました。キャパシティはやや小さいですが、一時期は「恋に恋するさおりんのスィート梅」の外函におさまらなくなった缶バッジを十数個入れておりました。現在は、サークルケイサンクスのガルパンフェアで買ったビンバッジの収納容器として使っています。


 続いては、キャラポップストアの限定販売商品のひとつ「ガルパンカンパン」の三種の容器です。これにも一時期は缶バッジを入れていましたが、容器としては小さいので、現在はガチャで買ったカラコレやスイングの人形などを入れています。「キューポラ煎餅」の円筒形容器でもそうだったのですが、円形の容器は缶バッジがあまり入らないのです。


 現在、缶バッジの収納容器として使用しているのが、この亀印製菓の「ガルパンみるくせんべい」のパッケージです。これはまいわい市場で売っているので三度ほど土産に買いました。キャパシティはこれまでの容器のなかで最も大きく、詰めれば70個ぐらいは入ります。これが三箱あっていずれも一杯になっています。


 こんな感じです。ホワイトボードに貼って並べて展示している分を除いての缶バッジは、こういう形で三つの「ガルパンみるくせんべい」パッケージに収納しています。ですが、紙製なのでこれも耐性があんまり無いのです。強度という点では、段ボール材を使用した「恋に恋するさおりんのスィート梅」の外函が一番理想的なのですが、その大きなサイズはありません。吉田屋さんが気合を入れて倍サイズぐらいのをリリースして下さると有難いのですが・・・。


 強度という観点では、こちらの阿さ川製菓の「日本戦車道連盟指定練習弾クッキー」のスチール函が最も理想的です。「ガルパンみるくせんべい」パッケージに次ぐ容量がありますので、缶バッジの収納容器候補としては有力です。詰めれば50個ぐらいは入るようですので、缶バッジをこれから集める方にはおすすめではないかと思います。最近に発売された新製品で、まいわい市場でも扱っています。クッキーもさっぱり風味で美味しいので、土産に持ち帰るのも良いですね。

 以上、ガルパン缶バッジの収納容器候補でした。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その8 「大洗の夜と朝です!!」

2014年10月03日 | 大洗巡礼記

 リゾートアウトレットの二階の飲食店街に着きました。この施設内には合わせて九店舗が営業しており、大洗のグルメスポットの一つに数えられていますが、いままで利用したのは「キラキラクレープ」だけで、おやつ程度でした。食事で利用するのは今回が初めてでした。
 大洗に行くと、大体の食事は商店街のお店でとり、あとは宿泊先で食事することが普通でしたので、なかなかリゾートアウトレットの飲食店街を利用する機会が無かったのです。そこで今回、一度行ってみることにした次第です。


 まず9ヶ所の店舗のウインドーを順にのぞいて、どんな料理を提供しているのかを見ました。そのなかで焼き魚をメインにした定食が、魚が好きな私には合いそうに思われたので、その店「うどん茶屋つるかめ」に入りました。


 選んだのは「旨味サバの開き定食」、サバの干物にミニうどんがついて850円でした。鮮度よし、味よし、ボリュームもあって美味しくいただきました。窓からは大洗の港湾一帯の景色が望まれ、フェリー埠頭に接岸中の「さんふらわあ」の姿も見えました。


 リゾートアウトレットは、全体の営業時間が19時までですが、食事を終えた18時過ぎには既に閉店しているお店もあり、人通りもあまり無くなっていました。閑散期の平日だから、早く閉めるお店もありますよ、とのことでした。
 鳥孝に立ち寄る予定があったので、まっすぐに商店街へ引き返しました。


 鳥孝は、夜の19時過ぎぐらいまで営業しています。店主さんのパネルがけっこう目立っていて、宣伝効果もありそうです。


 お店の前に立ってみますと、ウンイドーに貼られたポスター類の数の多さに改めて驚かされます。店内の様子がほとんど見えないじゃないですか・・・。


 私が先月に寄贈させていただいた一番くじのフラッグは、外からでもよく見えました。


 挨拶すると、店主稲石さんが笑顔で「こっちのボード、前のやつ並べてあるから見てやってくれよ」と言ってきました。今回持参した寄贈分を手渡しながら、店内左手の壁に吊るされたボードの缶バッジ群を見ました。
「いまはボードが2枚だけど、今度もう1枚買って3枚にするんだよ」
「右のボードは大洗発の公式バッジをまとめてあるんですね」
「そう、左のは公式じゃないやつとか同人バッジとかにまとめたよ。ウチとしてはこっちに力を入れたいね。星野さんの全チームのバッジが揃ったらさ、3枚目のボードに全部まとめて並べるよ」
「そういう計画なんですか」
「だって80個ぐらいあるんだろ?このボードは全部貼ったら90個貼れるから、星野さんの80個でボード一枚埋まるじゃないか」
「まあ、そういうことになりますよね・・・」
「ウチはこういうことにはこだわりたいからさ、あと10個何か追加して、きっちり90個でボード一枚埋めてくれないかな」
「同人系バッジの方はどうするんですか?」
「それはさっき頂いた分もあわせて、今の左の2枚目にまとめるつもり。(蟻糖)さえちゃんのバッジとかと一緒にして整理して並べるよ」
 この時点では、私の先月の寄贈分は、左の非公式バッジ群の中に含まれていました。自作ガルパン缶バッジのほうはアヒルさんチームのセットと大洗女子学園戦車チームのセットで、大阪や京都のイベントなどで入手した同人系バッジ18個は下の方にまとめて並べてありました。


 ボードの最上段には、大洗校章を先頭にしてアヒルさんチームが並びます。稲石さん曰く、「やっぱりウチとしてはアヒルチームイチオシなんで、チーム四人が揃ってないと物足りないしね。キャプテンだけじゃ寂しいし、公式でも全部揃わないんだから、このセットを一番に据えないとサマにならんだろ」とのことでした。寄贈した側としては、光栄というほかありませんでした。
 今回、追加寄贈させていただいたのは、あんこうチームの6個セット、黒森峰女学園戦車チームの10個セット、大阪や京都のイベントなどで入手した同人系バッジ16個でした。が、翌日に再び立ち寄った際に、バラ単品で大洗チームのマークなど5個を追加で渡しましたので、全部で37個を寄贈したことになります。

「これで3枚目のボードを買う予定が早まったな」
「恐れ入ります」
「八朔祭が終わったらボード買って並べ直しておくよ。また来てくれるんでしょ?」
「まあ、そのつもりですが、9月はちょっと・・・、行くかどうかまだ迷ってます」
「そうかね、いつでもいいから遊びに来て下さい。まだ大洗のバッジも全員が揃ってないんだし」
「それは、次にまた幾つかのチームを持って参ります」
「楽しみだねえ」
 ということで、お店の閉店時間間際に退出しました。


 宿のさかなや隠居に戻りました。西住まほが出迎えてくれました。毎月泊まっているせいか、最近はお姉ちゃんの方に親しみがありますね・・・。


 お風呂に入って温まり、部屋に戻ってお茶を飲みながら、この日いただいた缶バッジを取り出して机の上に並べてみました。全部で21個になっていました。


 翌朝は6時に起きました。天気予報では快晴と報じていました。


 泊まった部屋の窓からは、大洗第一中学校の円形の建物も見えました。さかなや隠居の建物は三階建てで、屋上に出ることも出来るので、そこからの眺めも良いはずです。が、まだ屋上に行ったことがないので、明日の朝にでも登ってみようか、と考えました。今回は連泊する予定だったからです。


 朝食の時間までまだ間があったので、軽く付近の散歩を楽しむことにしました。


 朝の商店街は、まだ静まり返っていました。


 車の往来も僅かでしたが、通勤のせいかみんなスピードを上げて走っているので、路上をのんびり歩いていると、かえって危険でした。


 吉田屋梅カフェの前に来ました。看板にある「WAON」というのは、店主さんのお孫さんの名前「和音(かずね)」に因んでいるのだと、宿の女将さんに教えていただいたことがあります。確かに音読みですと「ワオン」になりますね。


 敷地内の角の駐車場の奥には、仮設店舗のプレハブがまだあり、その窓には武部沙織のパネルが見えました。昨年の冬に初めて見た頃は、公式のキャラパネルかと思ったのですが、ファンの方の手作りによるものだと店の方に教えられました。
 武部沙織は、カワマタに公式キャラパネルが置かれてすっかり看板娘になっていますが、吉田屋のほうでも早くから思い入れがあったようです。昨年のうちは、梅干しセットや梅スィートを買うと、武部沙織の缶バッジが特典として貰えましたしね・・・。 (続く)
コメント (1)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く9 その7 「店主さんのパネルです!!」

2014年10月02日 | 大洗巡礼記

 加藤豆腐店の前を通りました。劇中でもおなじみの緩やかなS字カーブの起点にあたります。ガルパン戦車は大洗女子学園チームも聖グロリアーナ女学院チームも猛スピードで走り抜けていますが、実際の道路ではそんな芸当は無理です。どの車も減速し歩行者や対向車に注意しながら通行しています。肴屋本店前のカーブの手前でカジマの横から登ってくる道と合流するので、そちらへの注意も欠かせません。


 鳥孝の前に着きました。白いオーニングには先月に店名の字が大きく貼られ、右側には八九式中戦車甲型のステッカーが小さいながらも独特の存在感を示しています。大洗ガルパン巡礼のスポットとして以前から知られていますが、最近は店主さんがノリノリになっているため、さらなる飛躍を遂げつつあります。大きな変化といえば、外からもよく見える一番くじフラッグの姿ですが、それは店主さんに頼まれて私が寄贈したものです。


 店主稲石さんのノリノリ感が如実に表された、店主さんパネルの一枚です。先月末から曲がり松商店街を中心に取り組みがスタートしている各店の店主さんパネルの一枚ですが、これほどユーモラスな躍動感あるポーズのパネルもありません。稲石さんもよくやるなあ、と感心し、半ば呆れつつ見ていたら、店内に居た奥さんに声を掛けられました。
「あっ、星野さん、今日来られたの?お泊りは隠居さん?」
「そうです」
 応えていると、店主稲石さんが近寄ってきて「どう?次のやつ持ってきてくれた?」と笑顔で問いかけてきました。
「もちろんです。いま宿に向かってるところですんで、いったん隠居さんに行って、荷物とか下ろして、それから夕食に出かけますので、その時にまた寄らせて貰います」
「おお、楽しみに待ってるよ」


 鳥孝店主の稲石さんが問いかけた「次のやつ」とは、私の自作ガルパン缶バッジのことです。先月にアヒルさんチームの6個セットと大洗女子学園戦車チームの11個セットを寄贈し、同時にこれまでに大阪や京都や神戸などの同人イベントや交流会などで得たガルパン同人系の10数個もあげたのですが、これに大喜びした稲石さんは、「ウチはバッジを集めるのが遅かったから、公式のバッジを集めて他に追いつくのは無理なんだ。でもこういうオリジナルのやつや同人のバッジだと、希少価値もあるから、こっちを集めるのが面白そうだねえ」と言っておられました。
 そして、私が作っている自作ガルパン缶バッジが、大洗女子学園チームのキャラクター全員とマークと戦車の全てを網羅していることを知ると、少年のように目を輝かせて「それ、良かったらウチに全部貰えないかな?・・・何個あるんだって?・・・80個?・・じゃあ、ボードも一枚買って並べてみたいねえ・・・」と話してきました。

 私の自作ガルパン缶バッジにおいては、原則としてチーム単位でキャラクターと戦車とマークの缶バッジを揃え、キャラパネル設置店のうちでボードに缶バッジを並べて展示している所に絞って寄贈させていただいています。つまり、一店舗に一チームのセット、というのが基本になっています。
 ですが、ウスヤ精肉店の関野さんと鳥孝の稲石さんには、全チームが欲しいという要望をいただきましたので、この二店舗にのみ、自作ガルパン缶バッジの大部分を寄贈させていただくということで話が決まっています。ただ、作る方は全部を一気に揃えられないので、少しずつ作って、大洗行きの度に追加寄贈する、という旨を提案し、了承をいただいております。


 さかなや隠居に着きました。今年5月から数えて四度目の宿泊になりました。もう完全に私の大洗での定宿になっています。入るとものすごく落ち着くので、ゆったり過ごせます。いつのまにか、疲れもとれてしまいます。
 小一時間ほど部屋で休んで、荷物を整理したり着替えたりして、それから夕食を含む散策に出かけました。

 この日の夕食は、リゾートアウトレットの飲食店街を利用する予定でした。そこへ行くまでに少し付近の散策を楽しもうと考え、あちこちに設置されているという店主さんパネルの幾つかを見てみることにしました。


 大久保酒店の店主さんパネルです。阪口桂利奈のパネルに比べると小さ目にみえますが、たぶん同一のスケールではないのかもしれません。


 カワマタの店主さんパネルです。武部沙織と並ぶと、祖母と孫娘のような感じになります。そのことを女将さんに言いましたら、笑いながら「まあ、そういうことになるんだねえ」と言っておられました。


 石福の店主さんパネルです。河嶋桃と並んでいますが、存在感は店主さんの方が圧倒的です。メガネをかけたら松本零士さんに似るんじやないかな、と思っているのは私だけでしょうか。


 石福では少し雑談をして、ガルパンコーナーも楽しく見物しました。先月に寄贈した自作ガルパン缶バッジのカメさんチームセットも下に並べてありました。店主石井さんの語るところによれば、このカメさんチームセットに驚き、どこで買えますか、などと聞いてきたファンの方が何人かおられたということです。


 店先には、ファンの方が作って寄贈した金ピカの38t戦車の段ボール製レプリカもありました。装備品の多くを省略してあるせいか、全体的にすっきりした印象がありました。


 近くの専用駐車場に停めてあった業務用トラックの前面には、よく見ると河嶋桃と野菜を合わせたユニークなデザインのステッカーが貼られてありました。これもファンの方の手作り寄贈品だそうです。


 で、お馴染みの桃助です。


 ぶらぶらと歩いて、役場の北側の街路に進みました。このあたりの風景はあまり撮影していないので、何枚か撮りながら歩きました。郵便ポストの古さに、この範囲の歴史の長さもうかがえました。


 若見屋の交差点へ回って髭釜地区へと進み、かつての水浜電車の大貫停留所跡の横から軌道跡をたどる形でマリンタワーの方へ歩きました。上写真は、なめや旅館付近の景色です。


 「ゆっくら健康館」の正面出入口付近より見たマリンタワーです。


 リゾートアウトレットに着きました。まいわい市場をさらっと見て回り、飲食店街へと向かいました。 (続く)

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