岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

家にタコを飼おう

2010-08-25 | 日記
タマゴグミの家にはタコがいます。



こんな感じです。
このタコ、残念ながら占いは出来ません。このタコ、日本アパッチ族の人しか食べれません。(これ知っていたら、スゲ~マニアックな人です)
けど、結構いい働きをします。

このタコが、室内環境を相当よくしていると私は知っているので、ちょっと高いですが全棟標準でつけています。
さて、このタコの正体は・・24時間換気をしてくれる装置です。

24時間換気って、VOCの排出が主目的じゃないんですね。 外気より高くなる湿度、二酸化炭素、臭気 それらをきちっと排出するのが目的。そう考えると、強い風の日だろうが確実に排気してもらわなくては困るのです。それと、排気する場所は計画してつけなくてはいけないのです。


今日は、これから家の計画に入るお客様と土地を見てきました。
私にとって懐かしい場所。高校のときにたまに来た場所でした。
いつもこの山の銀色に光る板を見ながら、「宇宙人との交信用か?」と考えていたちょっと抜けた高校生でした。

岐阜はいいですね、ちょっと行けば山があり、美しい川もある。
こんな景色がいつも楽しめるような、楽しい家をつくりたいなと感じました。

(今日は優等生的な文書だ)

タマゴの考えをちょっと

2010-08-25 | 日記
まずは日曜日の報告を。
お客様の笑顔がたくさん写った写真は撮ったのですが、ちょっと載せるのは控えます。
まあ、ホームオーナーさん同士楽しんでいただければそれでよかったので。
参加者、9名 10.5Lは全てなくなりました。そして、終わってから2次会へも・・・・

うちのお客様たちは結構いけるくちです。
また、来年も行っていきますので、ホームオーナー様はお楽しみに。


さて、本題です。

今日、1棟の家の解体が始まりました。
40年ほど前に建てられた家。

手を少しづつ加えられて、いまだ床下は元気でした。

貴方にはこの事実を、知ってもらいたいのです。

特別な工法、やたら太い柱、数十トンの鉄筋コンクリート
そんなものが無い時代の建物でも、手を加え愛していけば大丈夫なのです。

私は、日本の住宅が30年持たない理由は構造が主な理由ではないと考えています。
一番の理由は、経済状況がよくなってきて、建てかえる余裕があったということ。
2つ目は、自由が利かない間取りが主流になっていたこと。

私たちの親世代が、高度成長期に頑張ってきて、安定した給料体系(今はちょっと・・・ですが)や、住宅ローンと言うものを築いてきてくれたからこそ、今の私たちは、家を購入することが出来るのです。

しかし、今後はどうでしょうか?
私たちの子供が、収入が上がり続け、さらには退職金も豊富にもらえる職業に就けるでしょうか?

今後の家づくりは、使い続けるものを造ることが主となると私は考えています。

だから、タマゴグミとしてはトッピなものは造らない。 変わった工法は使わない。 屋根はシンプルに庇をつける。 間取りは将来的に変えられるような構造設計をする。

タマゴグミの家づくりの考えは
家は丈夫で長持ちが一番。
そして、使い続けたくなる素材で仕上げられていれば尚良い。

ただ、それだけです。