岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

完成見学会に参加する意義

2012-02-21 | 日記

日曜日は2箇所同時の見学会でした。

平屋の会場は21組 鏡島の会場は19組おいでいただきました。 広告も出さず一通のメールだけでこんなに集まっていただき感謝いたします。

ご見学頂いた方に いい家だという感想を頂き、本当に嬉しく思います。

数年前にお会いしただけのかたが急にいらっしゃって、今後本格的に検討すると言ってもらったり、土地の調査依頼を受けたり、嬉しいことが沢山ありました。 見学会は、私たち社員にとってもいい体験です。

こんな小さな会社がこれだけの方々に注目されていることがわかり、今後の仕事に身が入ります。

 

見学会はいいことばかりではありません。

契約間近な方より、今日お断りを受けました。

ご親戚ご両親をお連れになり見ていただいたところ、価格が高すぎるのではないか忠告を受け話し合いの結果、弊社で施工することを見送られました。

これも良い結果だったかもしれません。弊社としては、この家は価格が高いとは感じていません。当然仕様を落として既製品を多用し、無垢材料でなく貼物を使用するなどしたら価格は落とせますが、それをしたらタマゴグミが家を造る理由がなくなってしまいます。

 

見学会では、ギャップの差を感じる良い機会です。

ご自身とタマゴグミの家造りのギャップ ご自身と親さん、親戚の考え方のギャップ。 

ギャップをが大きいと感じたらどうすればいいのでしょう? そのギャップを埋める必要はまったくありません。

ギャップが大きいと感じたら、その工務店では家造りをしない、それが一番です。

絶対に我慢したり、親さんを説得しようとしてはいけません。(親さんに頼らない家造りをするのであれば別です) そのようなことをしてしまうと、工事中に必ずトラブルになり、お客様も造り手も不幸になります。

 

見学会には積極的に参加しましょう。出来れば関係者全員を引き連れて。

家が完成したとき、全ての人から祝福されるように。

 

今日は鏡島の家の吹抜け部分に ポリカを取り付けてみました。(いてと新人君の共同作業です) 感じよかったので、一枚写真を撮ってきました。

 

 

そして

長良の現場では、基礎のコンクリートを打設しました。着々と現場は進んでいます。