今日は日曜日、お客様と打ち合わせなどで一日を過ごしました。そして今は明日からの準備をちょこっと。
そんな夜のお供のyoutubeは これです。 小さいお子様は押さないでね
この方、若いときはこんなにかわいかったんですね。 登場のときの決まりポーズ 懐かしいです。40代の方は踊りだしてしまうのでご注意を。
さてさて、床下点検ですがぼちぼちとやっております。昨日も1棟もぐってきました。
ここの家は、北道路です、北の道路だとこんな自由なことができるんです。
玄関前の格子戸。格子戸から少し見える窓は台所です。 お子さんが帰ってきたとき暖かく迎えられるようにとこんなプランにしてみました。
この家は、6帖ほどの大きな吹き抜けがあります。冬は寒いだろうなと思ったら、いまだエアコンは一台だけで生活されているそうです。
さすがタマゴグミの家は性能がいい、とは言いません。ここのご家族が我慢強いみたいです。
2階にもうひとつつけて上を暖めると、多分もっと快適になりますよとアドバイスさせていただきました。
ということで、今日の変な題材の内容に。
今日、打ち合わせの開き時間に久々に南雄三先生の本を読んでいました。 南先生といってもだれ??ですよね。多分住宅業界の人間しか知らないと思います。
この方は、気密断熱の世界では結構有名な方なのです。
私はいつも南雄三先生の名前を見たり聞いたりすると、ついつい「グッチ裕三」さんを思い出してしまいます。 ただそれだけです。
南雄三先生の本に書いてあったのですが喘息患者さん1000例のアレルゲン(アレルギーのもと)の49.1%はハウスダストです。
そのハウスダストの殆どが何だと思いますか?
なんと、 いや~これを言うと ゾッとしちゃうからな~~~~ けど、言っちゃおう。
なんと、ヒョウヒダニとその死骸やフンなんです。
ここで勘の言いあなたならこんなふうに考えますか?
「はは~ん、タマゴグミの家にしたらヒョウヒダニゼロの家になるんだな。そう宣伝するつもりだろう。」
残念でした。ヒョウヒダニゼロの家は不可能です。
むしろ、1970年代の家よりも それ以降の家のほうがダニが多いという事実もあります。それは、気密が良くなってきているからです。
ここで重要なのが、湿度コントロールです。
ダニの発生は湿度65%以上でふえてきます。ということは、それ以下に抑えればいいのですね。その方法は
1、水分を発生させるものを減らす。 大きな原因としてファンヒーターですね。ファンヒーターはできる限り使用せず、また、使用した後は寒くても窓を開けて換気するとよいでしょう。
2、換気装置を有効に使う。 換気は1室ごとに考えていては温度差がある場合、結露などがおきやすく危険です。換気は家全体で計画します。
今の家は高気密高断熱が進んできていますので、1の原因は減りつつありますが、換気計画がちゃんとしてないことはあるようです。
じゃあ、湿度は低ければ低いほうが良いか?というと、これまた問題があるんです。
湿度50%以下になると今度はウィルスが発生しやすくなります。それと、ある程度湿度がないと寒く感じるのですね。
ですので、現代の家で重要なのが、ある程度加湿しながら50~60%を保つということです。
けど、それもまた問題が起こることがあるんですね。加湿をするということは、壁体内結露のリスクも発生します。
このリスクを減らすには・・・
この続きは、2日後くらいに。