大型連休も長い人でも明日で終わりですね。
私は連休中も事務所にいたり、現場に行ったり、建築の相談を受けたり、空き家の調査に行ったりとブラブラしていました。
そして今日の夕方は今月末完成する大垣の家のお客様がいらっしゃって、ご夫婦でベンチを作っていかれました。
その完成品がこれ
凄いですね。
中央がちょっとくぼんでいるのがミソです。剛床の合板のあまり、破風のあまり、杉板30ミリパネルのあまりで作成してもらいました。
電動のこぎりを使うのだけは危ないので、カットは私のほうで行いましたがその他は殆どご夫婦で行いました。
作っている間のご夫婦の「貸してみろ。あっ」「ほらいがんじゃった。」「いいの、味なの」という漫才のような会話が面白かったですね。
ホームオーナー様へ
端材は差し上げますし、道具もお貸しします。ぜひ、色々つくりに来て下さい。
そしてお昼間は
お引渡しの現場で、床下の掃除です。不気味に緑色に見えるのはホウ酸を吹き付けたあとです。
こんな感じで色々進んでいます。
さて本題です。
連休にはじめてお会いするお客様のご相談を受けました。2組は土地探しからのご相談、もう2組は資金計画等のご相談でした。
土地探しについてはホームページに内容を書きましたのでこちらをご覧ください。
ここでは資金計画でのお客様の印象深いエピソードを書きます。
某一流メーカーさんと2000万円ちょっとの予算設定で契約をしていたそうです。
設計も終わり、メーカーの担当者さんと銀行へ。そのとき初めて見積もりを見てビックリ3000万円ちょっと。。
ビックリしたお客さま。
そのとき、その某メーカーの営業マンが救いの手を差し伸べた!
「大丈夫です。奥様も正社員だから収入合算すれば払っていけます!」
「あっ、そうか~~~ って、何でやねん!!」と突っこんでほしかったのでしょうか?
多分この例は、稀です。メーカーさんでもいまどきこんな営業をする方はいないとおもいます。たまたまこのお客様が変な担当についてしまっただけなのだとも思います。(けど、この担当のお陰で受注を逃した某メーカーさんは悲しいですよね)
ただ、この話を聞きながらふと感じたことがあります。
建築の予算を話すときって私もお金の感覚が狂い気味じゃないかな? ということです。
私がお客様とこんな感じで会話をしているのに気づきます。
「このくらいの大きさなら2000万円程度ですかね。けど、地盤が悪かったら60万円程度、水道引き込みで40万円程度で 100万円くらいは上がっちゃいますかね。」
なんか、「今日は1000円のワイン買っちゃお。コップ出すのが面倒だから、紙コップ100円も買っちゃうか。」
てな感じと同じような話し方になっていないかなということです。
建築のお金の話をするとき、万円の単位をあたかも無いような話になりますが やっぱり忘れちゃいけませんね。
最後に、その感覚を忘れないように刺激的な写真をひとつ
100万円の束です。