岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

タマゴグミの設計を考えてみた

2016-08-19 | 日記

今日は建前でした。

屋根付きガレージ、中庭のようなお庭がついたお宅です。

タマゴグミにしたら大型の物件で2日間にわたる建前です。

この暑い中、大工さんたちは本当に良く動きます。感心してしまいます。

私といったら、いかにも検査しているふりをして、日陰を探しながらウロウロとうろついているだけです。

さて、ほんだいです。

 

おっと、その前に、来週26日から岐阜市細畑で完成見学会があります。完全予約制です。案内メールは21日に発送します。ご興味のある方はこちらをクリックしてください。 タマゴグミHP


さて、続きです。

今回の建物ですが、自分で言うのはなんですが結構カッコいいのです。けど、以前の物件に良く似ているのです。

数年前に、瑞穂市で平屋を建てました。

こんな感じです。

建物構成が似ていますよね。

これ、私が結構好んで使っているパターンなのです。

高い建物と低い建物を さらに低い建物でつなぐ。そしてその間に庭を作る。好きなんですね、この感じ。

設計を始めたとき、毎回 全く違うものを作り出すことが建築士としての使命であり、そして注文住宅とは、全ての家が違っていなくてはいけない。

と、、考えていました。

しかし最近は、全く違うものを作り出す必要がない、いや毎回同じようなものを作ることで間違いのないものが出来るのではないかと考えています。

同じ仕上げ、同じ形、同じ構造を毎回使うことにより、タマゴグミは設計ルールをつくることができました。社内の理念用語解説の中に39項目のルールが書いてあります。それを繰り返し利用することで、品質を保持視しています。

 

と、格好良く書いておいてと、ここからは本当のことを。

実は、殆どの建築士は、いつも自分のスタイルをもって設計しています。だから、家を見ると「ああ、これは○○さんの設計だね。」と解るのです。

私も設計するときに、どうしても同じような形になるように鉛筆が動いてしまうのです。

 

これから住宅選びをする方は、その設計事務所や工務店の今まで建てた家の写真や実物を見せてもらうといいと思いますよ。 まあ5棟位見れば、ああここはこういう家を造るのか。 と解りますので。

いくら、その工務店が気に入ったからと言って、そのパターンから外れた要求をすると結構つらい思いをする場合がありますので。

今日はここまでです。