今年も安八町からの依頼を頂き、町内の小学生に建築の勉強会を行いました。
1日・2日目は設計に関すること、特にヒアリングについてお話しました。
昨年は地震と建築についてでしたので、色々ツールがあったのですが今年はオリジナルツールで行い、見事コケました。人の思考を説明するためにニューロンとシナプスの話からするのは結構いいと思ったんだだけどな・・・ダメでした。
2日目は、実際に間取りを作ってもらいました。自由な発想で行ってもらう間取りは大変面白く、「ほ~こんな考え方もあるんだ」と感心するほどです。
写真は、一日目様子です。違った大きさの紙を使い三つの筒をつくっもらい、それを一枚の紙に配置する、チョッとしたデザインの研修です。
3日目 4日目は模型研修です。題材は吉村順三先生の「軽井沢の山荘」
こんな感じで作成してもらいました。
なぜ、煙突の上に丸いものをのせているのかは本人にしかわかりません。彼にしかわからない何らかの表現だとは思います。
彼の感性が屋根に人を挟ませたのでしょうか。理由は・・・・わかりません。人が重力に従っていていいのか ということを社会に問うてみたいという気持ちからでしょうか?映画マトリックスにも通じる奥深い思考です。
参加者全員が何とか完成までこぎつけてくれたのでそれはそれで良しとします。
こんな感じで作ってくれた方もいます。
ちょっとうちの指示ミスで、下部コンクリート部分の向きが違いますが、それはご愛嬌。
格好良く仕上がっています。
追伸
1日目・2日目の内容をもとに家づくり勉強会を行います。詳しくは