まずお知らせです。
10月24日に住んでいる家の見学会を行ないます。こちらに案内がありますので見てみてください。見学会の案内
昨日は、お引渡しさせていただいたお宅に追加の扉をつけたり色々やってきました。
弊社の島田が先に行って作業していたのですが、ついたら家には島田が一人、留守番をしながら作業をしていました。うちはみんな良い人に見られているようで、留守番率や子守率が高いです。
昨日は天気が良かったのでフルオープンサッシは開けっ放し。お客さまがカーテンを自作していました。
なるほど、こんな感じもいい名と思いました。
今日は大垣の現場の基礎水養生。
コンクリートを打設した後は必ず水養生をしています。コンクリートは水硬性の性質があります。水を十分与えることによって、ひび割れが少なく良いコンクリートになります。
さてさて、本題です。
今日、不動産の相談を受けていました。 現在お住まいになっている大きな土地付きの家をどうしていったらよいかというものです。
内容は個人情報ですので書きません。ここでは考え方のみを書きます。
大きな土地’(例えば300坪とか)に家が建っている場合最初に浮かぶのが
リノベーション、ですね。最近流行の古民家改装なんかが代表例です。私はこのやり方はあまりお勧めしていません。将来発生するであろう相続のことを考えるとどうしても問題が発生するケースが多いからです。古い建物を有効活用して、というのが自然に優しいのかもしれません。建築屋としてはその方法を薦めるのが筋かもしれません。
リノベーションする際は遠い将来のことをきちっと考え、覚悟を持って行なうのであればなんら問題がありません。しかし、その覚悟なしに行なうと将来的に問題を抱えることになりかねません。
次に考えられるのは、分筆をして一部を自家用に使いその他を売ってしまう方法です。この方法、結構使えると思います。現時点での税制が結構有効に使えますので、上手に活用すれば所得控除や非課税の贈与枠を利用して有利に新築が建てられます。ただし注意が必要です。それは分筆の方法です。間違えてしまうと所得控除が使えなくなってしまいます。
最後は一番すっきりした方法。全て売却してしまう方法です。
スッキリしていて税制面も有利なのですが、なんか寂しさを感じる方法ですね。ただ、土地形状や立地条件によってはこの方法がベストの場合があります。
このようなケースの場合のポイントは、1.将来の相続を考える 2.将来必要な家の大きさを知る 3.税制優遇をうまくつかう ということです。
古くなった家を考えるにあたり、色々な方法があるということだけはご理解ください。
とまじめなことを書いてみました。 それでは。。