昨日は、新事務所でお打ち合わせをさせていただいた後、多治見のお引渡しさせていただいた現場へ。
外構の計画をされていて排水経路の相談でした。
今回の外構はお客様の知り合いの方が行っており、タマゴグミは施工に加わっていませんが相談があれば伺います。なんせ、タマゴグミが建てさせていただいた家をさらに引き立ててもらえるのですから。
お庭のプランを片手にお客様が楽しそうにされている姿はうれしいですね。
お部屋の中で税金のご相談などと同時に、杉板の傷について質問を受けました。
「窓枠に腰掛けるものだから、ポケットのボタンなんかでへっこんじゃうの。もう直らないかな?」
という質問に
「ちょっとしたものなら、水をつけて直りますけど、ここまでいくと直らないですね。そのうち気にならなくなりますよ。」
と冷たい返事をする私。(本当に冷たい・・・)
これ、私が経験しているから言えるのです。
うちは、新築当時から猫がいました。奴らが走った後の杉床を 涙目で毎日見ていました。
そりゃそうです。 へこんだんじゃなくて、えぐれた ですよ エグレタ!
それが2年後には、全く気にならなくなりました。
以前は見学いただくお客様に「ほらっ、ひどいでしょこの傷。」とお見せしていたのですが、最近はその説明もしません。
そして、見にいらっしゃるお客様も、ほとんどの方が気にしません。
これが杉床の力なんですね。
徐々に色がついていく、傷もなぜか丸みを帯びていく、そして受け入れてしまう。
工業製品は残念ながらそういうものが少ないです。
きれいか汚いか その二つに一つ。
マンションとか、アパートとかから引越しされた方は、やっぱり最初は気になるのです。
いちかゼロかの空間で過ごしていらっしゃったのですから。
そうじゃない空間に慣れていただいたら、きっと傷も味と思っていただけるようになるはずです。
さてさて、今日は現場周りをした後、土地調査へ。
お客様が気になったという土地を私の目で見に行ってきました。
東西に長い土地。南は開けていますが、今後家が建つ予想が出来、奥には工場が。
こんな土地を見ると、なんか嬉しくなりますね。
料理のし甲斐があります。
今回はこの土地で建てることは無いかもしれません。
しかし、私は待ってます。
「かかって来やがれ!」という土地。
そんな土地をお持ちの方 ぜひ、ご紹介を!
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