道具萌えの方にはたまらない場所。神戸の竹中大工道具館を見てきました。
五大ゼネコンのひとつ、竹中工務店が造った博物館です。竹中工務店は異色で、五大ゼネコンの中で唯一非上場で、設計力もゼネコンの中ではトップクラスの会社です。その会社が造った博物館ですかさぞかしすごいだろうと期待していってきました。
キラキラ感は一切ありませんが、すごいのなんのって。階段でも軽く見せるために大きな部材を使わずに上から吊って支えています。しかも踏み板は無垢の削りだし。
壁は土壁の削りだし。よくもまあまっすぐ仕上げたもんだとおもいます。
内部の展示物も見事です。数時間いたのですが、大工道具あり、昔の図面あり、木組みの模型や実際に入れる茶室まで。
小さなお子様づれではちょっとつらい場所かもしれませんが、建築マニアにはたまらない場所でしょう。
で、今回私が目に付けたのは
外部の手すり。
こんなディテール(細部の収まり)を見ると、気を一切抜いていない根性を感じ、自分の仕事はどうか?と反省させられます。
材料は同じなのに、「角の柱を抜く」という単純なことで、すっきりとさせています。
ごちゃごちゃと、変な三角や四角をくっつけて「綺麗でしょ」というデザインでなく、抜く、薄くする、見せ方をかえることで美しくしようとしていることに感動します。
いい物を見せてもらいました。
さてさて、現場の様子です。
岐阜 六条の現場はお庭工事をぼちぼちと始めます。
大垣林町は
現場にてお客様とコンセントやスイッチの位置確認をしました。
そして、大垣で来年早々に着工する現場では
地縄張りを行ないました。
この家は2階バルコニーを省き、1階に大きな軒を持った家となります。単純な2つの箱に単純な屋根をかけた家となりますが、それが結構いいのです。
岐阜日野の現場では、配管工事をお客様自身で行なっています。お客様は職人さんで、ご自分で家づくりに参加したいということでご協力いただいています。
最後にお知らせです。
13日より岐阜六条の完成見学会を行ないます。今回もすべて予約制にする予定です。
今週の末から来週の頭のかけて、メールにてご案内を出します。ご登録いただいてなくてタマゴグミにご興味のある方は、資料請求を頂いてご登録ください。
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