今朝は、瑞穂の平屋の家で軸組検査でした。 合格をいただきました。 ちなみに筋交は専用ソフトを使用して位置や種類を選んで入れています。この写真に写っている筋交いは、4倍の筋交いなのですが、実は補助として入れてあるだけです。上部に柱が通っていないのと、高さが低いのとで、実際は4倍は出ません。
タマゴグミの耐力壁の計算方法は、まず、外壁や上部まできちっと通った柱の部分のみで必要は壁の量をとります。その後、ここには補助として入れておこうかという位置に耐力壁を入れて、さらにグレードを上げたり、変形を少なくしたりしています。
瑞穂の離れのある家では、ボード貼りと棚づくりが行われています。 棚はお客様と現場で打ち合わせをして、決定していますが、施工段階で材料や現場の状況に応じて寸法調整をして作っていきます。
その後、岐阜の現場に外壁の状況を確認しに行ったのですが、写真がありません。すみません。
そして可児の現場へ。
明日から土台伏せです。材料が入ってきました。 12日に建前ですので周りの方々にご挨拶をしてきました。
ご近所の方に、「今の家は地震に強いんでしょ。いいわね、うちなんて・・・」と仰ったので、「何年前に建てられましたか?」と伺いましたところ平成に入ってからとのこと。 それならまず大丈夫ですよとお伝えしてきました。 少しは安心してもらえたようです。
なぜ、大丈夫といったかというと、昭和56年に耐震基準が大幅に変更されました。そして、阪神大震災のとき、その基準で造られた家は被害が少なかったという証拠が出ているのです。そんな理由からです。
ちなみに今の基準は、平成7年と平成12年の2回の改正を受けた基準です。大きく変わったのは、金物を多用して木造の苦手な継ぎ手の引っ張りに対しても有効に働くことと、基礎がしっかりしてきたことです。
ただし、その基準のおかげでバランスが悪い家は力が集中してしまうというリスクも含むようになってしまいました。
こんな感じで工事は進んでいます。
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