今回仕様する遮熱材です。なんか宇宙服の技術を云々という材料ですが、わたしには関係ないことです。
熱帯化する日本で夏少しでも涼しくならないかと思い使用します。
これは断熱材ではないので冬はほとんど機能しません。(メーカは機能するといっていますが・・・)
この材料は、夏の断熱材の負荷を減らすためのものです。
屋根は、夏は70度近くの熱を持ちます。そのすぐ下に断熱材があったら、70度をどこまで落とせるかという過酷な仕事をしなくてはいけいません。
タマゴグミの屋根は、断熱材の上に通気層を設けています。つまり、断熱材を木陰に入れたような感じです。そうすることで、断熱材の負荷を減らしています。
今回はさらに木陰にいる断熱材に、日傘を持たせてみたという感じです。ですので、劇的な変化はありません。ただ、効果はあるはずです。
う~ん、屋根の遮熱、断熱、通気についてわたしの考えを書きたい・・・・けどむちゃくちゃ長くなる・・・・
簡単にわたしが大切だと思っていることを数点。
1、屋根の温度をそのまま断熱材に伝えない工夫。
2、かといって、通気層を大きくとって空気自体を停滞させない。(逆に暑くなる可能性あり)断熱材に触れる常温の空気量を多くする工夫。
3、しかし、断熱材の内部自体には空気を通さない。(冬の断熱に致命的な欠陥を与えます)
4、メーカの言うことは、鵜呑みにせず自分の判断基準を持つ。(メーカーの言うことにうそはありません。ただ、条件がそろわないと出ない性能という事柄が多いのです)
タマゴグミが使っている材料って、一つ一つ取ってみたらたいしたことないんです。けど、それら材料がみんな寄ってたかって協力し合うことで高価な材料や工法たちに勝つ力を持つことが出来るのです。
なんか、日本ぽくっていいでしょ。
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